クリスマスも彼に会えず…37歳バツ1女性が選んだ「別の作戦」。遠距離恋愛で陥る“孤独”の満たし方

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2025-11-28 11:45
投稿日:2025-11-28 11:45

ストイックな経営者と恋仲に

「不倫相手の啓二さん(49歳経営者/既婚・子どもあり)とは、仕事先で出会いました。

 私が紳士服の仕事をしていて、いわゆる『お客様』です。オーダーメイドスーツの細かな打ち合わせの時から『ダンディで素敵な人』と思っていましたが、スーツの受け渡しの日に食事に誘われて…。

 仕事仲間には内緒で食事をし、その後、交際が始まったんです。私がバツイチで中学生の娘がいること、彼に大学生の息子さんがいることもわかりました。でも、好きになってしまった…。

 彼は車の部品販売会社の社長ですが、経営者向けの実践セミナーや行動経済学の勉強会にも通い、心理学やコミュニケーション、マネジメントまで幅広く学んでいる人。

 そういうストイックな姿勢にも惹かれました。『弥生といると元気をもらえる』『接客も品格あって素晴らしい』と褒めてくれて…。彼と付き合ってから、仕事も前向きに頑張れるようになりました」

大阪異動で遠距離恋愛に

 月に1〜2度の逢瀬。だが、その甘い時間は、弥生さんの異動で一変する。

「私の仕事ぶりが認められて、大阪店の店長に抜擢されたんです。娘は、私の両親が住む都内の実家から通学できるので心配はありません。でも、啓二さんと遠距離恋愛になってしまって…それが本当につらかった」

 遠距離不倫が始まって初めてのクリスマス。啓二さんは「出張」と家族に告げ、弥生さんとクリスマスディナーを楽しみ、夜景の見えるホテルで甘い時間を過ごした。

 正月は、弥生さんが東京に帰省中、初詣デートができたという。

「幸せでした。忙しい彼が私のために時間を作ってくれる…それだけで愛されている実感がありました。LINEもマメにくれて、『離れていてもつながっている』と感じられました。

 ただ苦しいのは、この幸せを誰にも言えないこと。家族にも友人にも言えない。SNSにもアップできない。それが歯がゆかったですね」

「家族で過ごす」残酷な宣告に涙

 しかし、今年の年末は様子が違った。

「啓二さんに『クリスマスは仕事で時間が取れない』と言われたうえに、『12月28日〜1月4日は家族と過ごすのでLINEも控えてほしい』と。ショックでした。年末年始は東京の実家で過ごし、昨年のように初詣デートがあるものだと思っていましたから…。

 寂しさが押し寄せて、眠れない日が続きました。そんな時に限ってお客様のクレーム対応が続いて、心身ともに疲れ果ててしまって。

 メンタルクリニックで抗不安剤を処方されました。でも、以前のような明るい自分に戻れない。だからと言って啓二さんに八つ当たりもできないし…男が最も嫌うのは『面倒くさい女』だと理解していましたから。そこで、思いきった行動に出たんです」

蒼井凜花
記事一覧
官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
オフィシャルサイトYouTube

関連キーワード

ラブ 新着一覧


1年365日少年すぎる夫の操縦法 うちの旦那はピュアなの? おバカなの?
 結婚すると、女性はより現実的な思考になる人が多いのに比べて、男性はいつまでも夢を追いかけがち。時には、少年すぎる考えの...
恋バナ調査隊 2024-06-24 06:00 ラブ
夫はバツイチ。元妻の「あんた」呼ばわり“カチコミ”LINEどう対応する?
 夫がバツイチだった場合、どうしても避けられないのが元妻との関係…。理解のある人ならいいのですが、夫に未練があったり、不...
恋バナ調査隊 2024-06-23 06:00 ラブ
ゾッコンした女は恋愛上級系?それなら…交際戸惑う48歳バツ1男の胸の内
「冷酷と激情のあいだvol.200〜女性編〜」では、たまたま入ったバーで出会った男性と友達以上恋人未満の関係が続き、40...
並木まき 2024-06-22 06:00 ラブ
40代、昔なら“無い男”と告白前旅行はアリ?恋の始め方を見失う45歳女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-08-17 09:01 ラブ
人気の電話占い師は20年前からお見通し 新しい彼氏が最速でできる方法
 恋をすると占い師に頼る女性がかなり多いのではないかと思います。特に梅雨時は、気持ちもじめっとしてしまうのか、思い悩んで...
内藤みか 2024-06-20 06:00 ラブ
略奪婚その後の幸せは確約されていない? 4人の女が直面したリアルな現実
 不倫の末に掴む幸せは、果たして長く続くのでしょうか?  今回は“略奪婚のその後”に迫ります。現在不倫中で、相手と...
恋バナ調査隊 2024-06-19 06:00 ラブ
【調香師監修】4タイプ別 熱い夏に負けないスパイシーな香り&オイル解説
 夏になるとスパイスの効いた料理が食べたくなりませんか? スパイスには体の代謝を高めて血行をよくする働きがあり、中東など...
太田奈月 2024-06-18 06:00 ラブ
「なぜ不倫したかって? お宅の夫に騙されたからよ」不倫女の言い分7選
 婚期を逃したり、相手の奥さんにバレて慰謝料を請求されたりと、不倫はハイリスクですよね。なのになぜ、不倫する女性が後を絶...
恋バナ調査隊 2024-06-17 06:00 ラブ
50歳独女の初体験未遂は突然始まった。オタのオフ会で男を物色したら…
 パートナーなしの50歳独女ライター、mirae.(みれ)です。あなたは大好きな人に「うちに泊まっていく?」って誘われた...
mirae.(みれ) 2024-07-14 13:57 ラブ
「俺って特別な存在?」まで聞いといて言わんのかーい! 告らせたい男と女の攻防戦はLINEでも
 好きな男性には、自分から告白するより告白されたいですよね。いい雰囲気になってきたら「今言って!」と、告白を引き出したく...
恋バナ調査隊 2024-06-16 06:00 ラブ
成長させてあげる…? 男への違和感はスルー厳禁!勘が命中したLINE
「女の直感は当たる」といわれている通り、女性の「ん…?」という違和感は意外と当たるもの。信頼している彼氏やちょっといいな...
恋バナ調査隊 2024-06-15 06:00 ラブ
「倦怠期は不可避だ」運命の女と交際2年半、絶望に占領されるハイスぺ男
「冷酷と激情のあいだvol.199〜女性編〜」では、あえて結婚も同棲もしないスタイルで生涯を添い遂げると決めた恋人・カズ...
並木まき 2024-08-17 09:10 ラブ
年収計2000万のパワーカップルに暗雲?レス問題回避に失敗した46歳女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-06-15 06:00 ラブ
無意識な結婚ハラスメントにご用心!恋バナの延長線じゃすまないNG3つ
 結婚ハラスメント、いわゆる「マリハラ」をご存知でしょうか? 最近は何かとハラスメントに厳しいご時世、結婚についての話題...
恋バナ調査隊 2024-06-15 06:00 ラブ
熊谷真実、磯野貴理子は何が…2度3度結婚する中高年女性に特殊技能?
 女優の熊谷真実(64)が今月4日、自身のインスタグラムを更新し、ウエディングドレスの写真とともに結婚パーティーをしたこ...
そこ見る!? ヒモ男とヒモを飼いたい女性のリアリティーショーがすごい
 近頃、恋愛リアリティーショーも細分化されてきています。  バツイチだけの恋愛リアリティーや男性同士の恋愛リアリティー...
内藤みか 2024-06-13 06:00 ラブ