フジテレビ系音楽特番「#FNS歌謡祭」がトレンド上位を独占! “目玉”は工藤静香で視聴率V字回復なるか
3日午後6時30分に第一夜が生放送スタートのフジテレビ系音楽特番「2025 FNS歌謡祭」をめぐり、SNS上でハッシュタグ「♯FNS歌謡祭」がトレンド上位を独占するなど、大きな話題となっている。
「番組は本日の第1夜と10日の第2夜があり、名曲カバーコラボで『乃木坂46』の中西アルノ、『超ときめき♡宣伝部』の小泉遥香、『FRUITS ZIPPER』の月足天音と今をときめく女性アイドルグループのメンバーがキャンディーズの名曲『年下の男の子』を披露することに若者世代が反応し、《まじでやばいです》《楽しみすぎる》《最高すぎるドリームチーム》など興奮の声が殺到し盛り上がっています。ほかにも『Mrs.GREEN APPLE』にAdo、『Creepy Nuts』『timelesz』『BE:FIRST』など豪華16組が並び、『RIP SLYME』と『Number_i』など異色コラボもあって、《この番組でしか見られない》とシェアされているんです。『嵐』の相葉雅紀と井上清華アナによる司会も注目されています」
とは、スポーツ紙放送担当記者。
「広く家族視聴も、という構成で、第1夜のタイムテーブルには工藤静香がスキマスイッチと中島みゆきの『化粧』を歌うのが『昭和100年名曲カバー』企画の要所、ひとつの目玉として組まれています。『THE ALFEE』も出演しますし、近藤真彦が宮野真守と『ギンギラギンにさりげなく』を、『Da-iCE』大野雄大と『ハイティーン・ブギ』を披露することになっていますし、中高年世代も十分楽しめるという触れ込みです」(同)
■ピンク・レディーの「ウォンテッド」、中山美穂「ただ泣きたくなるの」に迫れるか
FNS歌謡祭は1974年のスタート当初から高視聴率を叩き出し、関係者によると小川宏と吉永小百合が司会を務めた同年の「第1回本選」から34%を記録。長年番組を見てきた某放送作家が言う。
「番組の歴代最高平均視聴率は1977年の第6回の36%で、瞬間最高は46.6%を記録しています。ピンク・レディーがFNS歌謡祭グランプリを『ウォンテッド』で受賞した回で、今も覚えているという中高年世代は少なくないのではないでしょうか」
そんな“お化け番組”も近年の視聴率は低下傾向にあり、2024年の視聴率は全体で7.7%、最低視聴率は5.2%に。
「2000年代前半は20%超えが続き、2010年代も、2週放送が恒例化した2015年の第1夜で中山美穂さんが『ただ泣きたくなるの』を披露したときは瞬間最高視聴率20.2%をマークしたことで知られています。視聴率低迷の要因としては、若年層のテレビ離れが挙げられていますけど、やはり全世代が楽しめるような構成で、誰もが知る歌手が出演となれば、視聴率は取れるということだと思いますよ」と続けた。
かくして、今回の目玉となったのが工藤静香ということらしい。工藤といえば、昨今は夫の木村拓哉やタレントの娘たちとのSNS発信をスポーツ紙などに頻繁に取り上げられているが、前出のスポーツ紙放送担当記者は「中島みゆきのカバーアルバム『Love Paradox』をひっさげての全国ツアーを今年から来年にかけて展開するなど、歌手としても活躍中ですよ」という。
そうした出演陣や構成で、どれだけ全世代に届くのか。視聴率も要チェックだ。
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