更新日:2025-12-24 11:45
投稿日:2025-12-24 11:45
恥ずかしくて叫びたくなる!
「お受験は私もいい経験だったと思っております。お子様はおいくつですか?」
「6歳ですー。いちおう勉強はさせているんですが」
「お教室はどちらに?」
「EQWELに行っているんですよ。七田の」
「え、他は? 6歳と言ったら、年長ですよね? もうすぐですけど」
「もうすぐ? あと6年以上ありますけど」
……などとかみ合わない会話を繰り返していると、彼女は「はっ」と何かに気づいたようだった。そして話にならないと思われたのか、話題を逸らされてしまった。
知識が付き始めた今、その時の微妙な空気を思い出すと、恥ずかしくて叫びたくなる。そう、お察しの通り、私は当時まだ“お受験”というワードを中学受験を含むものだと勘違いしていた。
いつから用法が変わったんだろう
“お受験”――受験に、「お」がつくだけで、どことなくブルジョアに対する揶揄を含んでいるような印象を受ける。そして、子どもが抗えないコントロール下の中での受験という哀愁や憐みも感じられてしまう…。
しかしここ最近、“お受験”という言葉に、揶揄を含まない用法が浸透してきたように思える。自ら「お受験教室」「お受験用スーツ」などと名乗ったりする企業やサービスも目につくようになってきた。
時を経るにつれ、言葉が揶揄を含まない、「小学校受験」だけを指す限定的な用法になってきたんだろう。「壁ドン」のように、当初より意味や用法が変わってきたようなものなのか。
だから私は“お受験”を、以前の揶揄を含んでいる用法をふまえ、小さい子供(小学生含む。だから中学受験に対しても適用される)に、親のコントロール下で受験をさせることだと勘違いしていた。まぁ、これは、誤用を開き直るための言い訳であるが…。
ライフスタイル 新着一覧
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「あまり目立たないけど、そういえばよく見るね」
お花屋さんで購入した花束やアレンジメントの中に、そんなお花やグリ...
30年、40年と生きていれば、友達と距離を置いたり縁を切ったりしたこともありますよね。関係が続かなかった友達に対して「...
女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
嫁と姑の付き合い方が見直され、昔ほどフィーチャーされにくくなった「嫁姑問題」。ですが、実際はトラブルが発生しているもの...
「優柔不断な性格を直したい…」「いつもクヨクヨ悩んでしまう」こんな悩みを抱えている優柔不断な方、集合! 優柔不断を改善す...
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
何気なくする“疲れたアピール”は、ときに人を困らせてしまうもの。相手に遠慮や我慢をさせてしまったり、無理させたりする場...
多部未華子さん主演のドラマ『対岸の家事』が6月3日に最終回を迎えた。毎回放送されるたびに話題になり、SNSを中心に視聴...
学生時代から今に至るまで赤羽に20年住む百恵。非正規雇用、独身だが、行きつけのスナックが居場所となり、不自由なく暮らし...
学生時代から今に至るまで赤羽に20年住む百恵。非正規雇用、独身だが、行きつけのスナックが居場所となり、不自由なく暮らし...
板チョコのような重い扉を百恵が開けると、真っ赤な口紅を施したママさんがいつものように明るく出迎えてくれた。
「い...
コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(64)。多忙な現役時代を経て、56歳...
働く側としても、お客さんとしても大好きなスナック。今後も良いところをどんどん書いていければと思っているのですが、今回は...
アラフィフ独女ライターのmirae.です。前回のコラムでは、「50代の恋愛にときめきは必要なのか?」というテーマについ...
今回ご紹介するのは、アラフォー女性の悲鳴。「もう頑張れない」と思っていることを教えてもらいました。同じ悩みを抱えている...
















