更新日:2025-12-24 11:45
投稿日:2025-12-24 11:45
「みーちゃんも試験うけて高級なおりこうさん学校いくよ」――保育園年長の娘が突然の“お受験宣言”。庶民的な家庭に生まれ、高校まで公立進学が当たり前だと思っていた筆者はその固定観念を見直すことに。アタフタしながらも奮闘する母親の中学受験挑戦記です。
中学受験は「お受験」と呼ばない
自身も未経験、子どももまだ低学年で、検討しだした程度の私は、まだまだ中学受験のことをよく知らない。
中受界隈は奥深い。頭でっかちにいくら情報収集をしていると言えど、まだ現実が迫ってきていないので上澄みをすくっているだけだと思う。たまに、イメージだけで偉そうに語ってしまったり、言い間違いをすることもある。そしてあとで知識を得て過ちを認識し、大声で叫びたくなることがいくつもある。
その中で、一番大きいのは、「お受験」の捉え方だ。
ネット記事やSNSでも間違えて使っている人が多く、そのたびに界隈からツッコミが殺到しているのは、昔の自分を見ているようで胸が痛くなる。どうやら中学受験は、お受験とは言わないらしい。お受験とは、主に小学校受験を指していうことのようだ。
受験沼ワイン好きの友人に言わせると、スペインのカヴァ(スパークリングワイン)を飲んで「シャンパンおいしいね!」と大声で言っているようなものだとか。よくわからんが、間違える気持ちもわかるし、言い間違えたからと言って問題があるわけではない。
しかし、どうやらその一言によって「わかってない奴」扱いされ、蔑まれてしまうそうなのだ。
ある女性編集者との会話
1年ほど前に、主婦向け書籍を作っている取引先とミーティングをしたときのこと。
雑談で子供の話になった。子どもの中学受験について考え始めた頃の私は、「お受験ってどうなんですかね」と問題提起的に話題を切り出した。すると、ある女性編集者が前のめりになった。
彼女は港区在住で、お子様は“お受験”を経験したとのことだった。そして私に尋ねて来た。
ライフスタイル 新着一覧
「明日の本社への出張さ、やっぱ早朝に出て新幹線で行くわ」
1カ月前から予定されていた夫・慶士の大阪出張。
...
お盆の帰省で、頭を悩ませるのが義実家との付き合いです。義実家とは年に数回、長い休みの時しかにしか会わないという方も多い...
コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(65)。多忙な現役時代を経て、56歳...
夜の世界を描いたドラマや漫画、きっとみなさんも一度は見たことありますよね。
その中に出てくる女同士のケンカって...
実の親子であっても分かり合えなかったり、親に苦しめられたりする人もいるもの。場合によっては、縁を切る選択がふさわしいケ...
「アラフィフ独女、51歳、フリーランス」この3点セットで生きていると、ふとした瞬間に「このまま、ひとりで歳を重ねていくの...
夏本番。朝から照りつける日差し、ムワッとした湿気、汗が止まらない毎日…。そんな中で「今日も仕事か…無理かも」と思ってし...
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
もうすぐお盆がやって参ります。
お盆の時期は地方によって7月か8月に分かれますが、お盆とは、仏教でいうところの...
女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
大型連休になると訪れるイベント、“義実家への帰省”。せっかくのお休みなのに、「帰省のことを考えるだけで憂鬱」という声は...
令和を迎えた今の時代にも、姑の行動に深刻な不快感を示す妻もチラホラ…。一方、激しい対立をするほどの事柄ではなくても妻が...
日本とは違った体験や景色が味わえる、それが海外旅行の魅力。しかし、その“違い”が思わぬトラブルを呼ぶこともあるんです。...
テレビやネットでふと耳にした、あのひとこと。記憶の片隅に残る発言の背景には、ちょっとした物語があるのかも?
ネ...
日本とは違った体験や景色が味わえる、それが海外旅行の魅力。しかし、その“違い”が思わぬトラブルを呼ぶこともあるんです。...
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
















