あおり運転男に見る…高級外車好き男の女性のタイプと扱い方

山崎世美子 男女問題研究家
更新日:2019-11-14 19:23
投稿日:2019-09-21 06:00

セックスレスに悩む専業主婦の相談

 相談に来られた専業主婦の女性(48)は、楚々とした美人マダム。中学生の子供が2人いて、「夫婦仲はそれほど悪くはないのですが……」と口ごもります。どうしたのか尋ねると、「10年前からセックスレスで」とのこと。何となく影を感じたのは、このことだったのでしょう。

 飲食店を経営する夫を誘っても、「疲れた」を連発。ベッドに入ると、すぐに眠ってしまうとのこと。ここ何年かは「もう年だからデキない」とED宣言ですが、ここポイントです。

 40代半ばくらいから男性によってはEDを口にするようになりますが、50代までに完全なEDになる男性は、私の相談経験からそんなに多くはありません。それなのにED宣言する男性は、妻に浮気を疑われないように予防線を張っている可能性があるのです。

 ED宣言をしておいて、妻に外で遊べないと思い込ませて、妻の目を盗んで本当は遊ぶ作戦。極め付きは、産後の妻に「オマエが拒むから、オレはプライドが傷ついた」とセックスレスの責任を妻になすりつけ、風俗通いを黙認させた夫もいました。

 そこで相談者に、夫の行動やスマホに注意するようアドバイス。案の定、夫が入浴中にスマホにLINEの着信が。画面に浮かび上がった文面をみると、明らかに浮気を疑わせる内容だったそうです。風呂から出てきた夫を問い詰めると、スナックのママとの浮気を認め、「オマエが一番、大切なんだ」と土下座したといいます。

外車を好む男は浮気がバレても改心せず

 その相談者が夫の車についてこんなことを語っていたのが印象的です。

「ガレージにレクサスがありますが、乗るのは家族で出かけるときだけ。月に一度も乗らないことは珍しくありません。でも、エンジンは毎日かけて、ふわっふわの羽でいつもキレイにしているんです。普段仕入れや通勤に使うのは、12年使いまわしている軽。ボロボロで、洗車もしません。車選びと恋人選びが同じなら、レクサスが私で、軽は相手の女ってことですか……」

 やりきれない表情で涙ぐむのは当然です。つまり、そういうことです。大事に飾っておきたいのは妻であって、気軽に乗り回したいのは飲み屋のママ。浮気は論外ですが、レクサスという高級車を見せびらかせない相談者の夫のようなタイプは、浮気がバレると改心します。そこで反省すると、雨降って地固まるで、夫婦仲が再びよくなる可能性が高い。

 しかし、外車を見せびらかせるような男性は、浮気がバレても、改心しません。激高して、開き直ります。浮気の口実を妻に責任転嫁することもあるでしょう。高級車志向が強い上、それを誇示するタイプは、見栄を張りすぎて自滅しやすいので要注意です!

山崎世美子
記事一覧
男女問題研究家
「平成の駆け込み寺」として、人間関係、男と女をテーマとし、さまざまな悩みを抱える相談者に的確なアドバイスを送り、心のケア・親身なカウンセリングで一躍人気者となる。TV、ラジオ、雑誌、さらに講演会などからも依頼が多数。いま最も注目されている専門家である。YouTube「せみこの恋愛大学」毎週水曜配信中。
公式HPブログInstagramTikTok

関連キーワード

ラブ 新着一覧


男運がないの、自分のせいじゃん! “ダメ男ホイホイ”女の4つの共通点「私だけが理解者」って違うから
「いつもダメ男に引っかかっている気がする…」と思っていませんか? もしかしたら、あなたがダメ男に引っかかるタイプの女性だ...
恋バナ調査隊 2025-08-26 08:00 ラブ
返信が来ない…彼は「回避型男子」では? 6つの“恋愛あるある”から学ぶ攻略法
「彼から好意を感じるけど、アプローチされない」「なかなか彼との距離が縮まらない」と悩んでいるそこのあなた。もしかしたら彼...
恋バナ調査隊 2025-08-26 08:00 ラブ
「姉がいる男性は沼る」ってマジか! 実は“難易度高め”な彼らの恋愛あるある。小賢しいテクは通用しない?
 姉がいる男性って、どこか女性に慣れていて自然体な雰囲気がありますよね。話しやすくて優しいのに、時々ドライで現実的な面も...
恋バナ調査隊 2025-08-25 08:00 ラブ
その“オレ通信”いらんわ! 距離感バグってる男たちのLINE6選「オレに一番似合う色は?」「角栓の写真送る!」
 仲良くもない男友達から、毎日届く俺通信…。あまりにうざいと、「あの日LINEを交換するんじゃなかった」と悔やんでも悔や...
恋バナ調査隊 2025-08-24 08:00 ラブ
「妻が出て行けばいい」“無駄遣い”は原動力だと言い切る夫。資産形成や貯金の要望を拒否する呆れた理由
「冷酷と激情のあいだvol.260〜女性編〜」では、ミーハーな暮らしを好む夫との離婚を決意したミニマムライフを好む真琴さ...
並木まき 2025-08-23 11:45 ラブ
「人生設計が狂いました」妊活に失敗した妻、浪費家の夫といる意味が見いだせない。離婚願望が強くなる日々
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-08-23 11:45 ラブ
「宝塚の男役みたいで…」夫には秘密、女性同士の濃密な関係。昂ぶる想いが“執着と嫉妬”に変わるまで
 世の中、不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-08-22 11:45 ラブ
「ほんと、ちょろい」裏アカが暴いた彼の本性。優しい言葉は全部ウソだった…SNS二重人格男の恐怖
「優しそうで誠実な人がいいな」――そんな言葉を繰り返していた友人のマキが、「まさに理想通りの人に出会った」と目を輝かせて...
おがわん 2025-08-22 11:45 ラブ
イケメンより優しい人より「筋肉男子」好き! 今、そんな女性が増えているワケ。背景は“社会情勢”にあり?
 筋トレ男子が人気です。今までは「マッチョはちょっと怖い」と言っていた女性も、「やっぱり逞しい人がいい」と気持ちが切り替...
内藤みか 2025-08-21 11:45 ラブ
なんで付き合ってるの? 友達の彼氏に“ドン引き”したエピソード。カスハラに束縛男って無理すぎ!
 友達の恋愛は応援したいですよね。でも「その彼氏はやめておいたほうがいい!」と思うときもあるはずです。今回はそんな体験談...
恋バナ調査隊 2025-08-20 08:00 ラブ
「優しい男はモテない」説の真実…女が語る“ガッカリした”5つの瞬間。神対応は私だけじゃなかったの?
 多くの女性が理想の男性像に“優しい人”を挙げるものの、“優しいのにモテない男性”が存在します。この矛盾はいったいなぜ生...
恋バナ調査隊 2025-08-19 08:00 ラブ
彼氏に「見知らぬ土地で置き去り→バックレ」って最悪じゃん! 人間性終わってた男の最低エピ5連発
 恋愛は、人の数ほどストーリーがあります。胸が熱くなる純愛エピソードもあれば、時には信じられない最低最悪彼氏に出会うこと...
恋バナ調査隊 2025-08-19 08:00 ラブ
「ホテル行かん?笑」にキモッ!男友達との友情が崩れたLINE3選。冗談でもムリだけど
 あなたは、男女の友情はあると思いますか? もちろん「ある」と答える女性もいるでしょう。でも、友達だと思っているのはあな...
恋バナ調査隊 2025-08-17 08:00 ラブ
「女の役目でしょ」帰省を拒む妻がムカつく――47歳夫の譲れない家族観。絶対に同行させたい理由とは
「冷酷と激情のあいだvol.259〜女性編〜」では、コロナ禍に定めた「夫の実家にはもう帰省しないでいい」というルールを、...
並木まき 2025-08-16 11:45 ラブ
「夫と子どもで帰省してよ!」妻から“夫婦のルール”を破る男への抗議。義母と相性最悪なのになんで?
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-08-16 11:45 ラブ
「私と結婚してほしい」障害のある恋、成就した女が決めた5つのルール。捨てられる女との違いはどこに?
 世の中、不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-08-15 11:45 ラブ