“ナルシスモラ男”にご用心! 彼らのアンビリバボーな発言3選

並木まき ライター・エディター
更新日:2019-09-23 07:31
投稿日:2019-09-23 06:00
 ナルシスト×モラハラがセットになった“ナルシスモラ男“と付き合うと、驚くほど理不尽な思いをさせられる展開が待っているかもしれません。
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんなナルシスモラ男が放った、アンビリバボーな“ナルシスモラ発言”をご紹介します。

1:部屋中、自分の写真だらけ

「まあまあ見た目のいい40代男性と付き合い、初めて部屋に行ったときには驚きました。リビングには、自分の写真を何枚も飾っていたのですが、それがおそらく20代と思われる若い頃からの自分コレクションみたいな飾り方。それを見た瞬間『げっ、ナル男だ…』ってゾッとしたんですが、その男はさらに『これは、大学のときの水上スキーで〜』とかって1枚ずつ写真の背景を解説し始めたんです。

 正直、どうでもよかったのでテキトーに返事をしたら『お前、ちゃんと聞けよ』って怒り出し『俺と付き合うなら、俺の歴史を知っておかないとダメだ!』ってキレてました…。怖くなったので、その日は泊まらずに用事ができたことにして、帰宅。そのままフェードアウトしました」(34歳女性/IT)

 自宅に自分の写真を飾りまくっている男性は、少数派でしょう。しかもナル男の解説付きで、ちゃんと聞かないとモラ男に変貌……となれば、こんな男とはサヨナラして正解です。

2:高価なメンズ化粧品を……

「飲み会で知り合った男といい感じになり、酔った勢いで、その人の家に遊びに行ったんです。すると洗面所には、メンズ用の化粧品がズラっと並んでいました。予定外のお泊りだったから『化粧品、どうしよう』と思っていたこともあって、ラッキーなんて思いつつその化粧品を拝借していたら、いきなりその男が洗面所に来て怒鳴り始めました。

『俺の化粧品は高いやつを使っているのに、なんで勝手に使うんだ! キミには高価すぎてもったいないだろう!!』って言われたんですけど、ぶっちゃけその男は、そんなにイケメンじゃないし清潔感も普通。ギョッとして、慌ててその家から立ち去りました」(28歳女性/デザイン関係)

 男性用コスメも充実している時代ですが、ナルシストな男ほど、こだわりを持っているのも傾向。少し拝借しただけで烈火のごとく怒るとは、モラハラ気質もありそう。

3:部屋中に鏡!

「何回かデートをして付き合い始めた彼の家に、初めて遊びに行きました。ワンルームだったんですけど、あらゆるところに鏡があって『なんか不気味』とは思ったんですよね。でも、彼も何も言わないし、とりあえず部屋の中で過ごしていたら、彼はチラチラと頻繁に鏡を見て、キメ顔をしたり髪を直したりしていました。『もしや、ヤバい男?』って少しゾッとしたんですけど、まぁ見て見ぬ振りをしていたら、今度はいきなり彼が私に怒り始めて…。

『動くなよ! そこに座られると、鏡が見えなくなるだろ!』ってすごい剣幕で怒鳴ってきました。私が動揺して固まっていると、鏡の位置を不機嫌そうに変えていたけど『これヤバいやつだ…』って悟り、慌ててその家を出ました…」(30歳女性/専門職)

 自分大好きなナル男ほど、鏡を見る頻度も多め。さらに思い通りに鏡が見えないだけでキレるとはモラ気質も持ち合わせているのは間違いありません。

 ◇  ◇  ◇

 ナルシストとモラハラがセットになった男は、女性にとって厄介な存在。早い段階で本性がわかったら、さっさと距離を置くに越したことはないでしょう。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ラブ 新着一覧


ヒカルの“オープンマリッジ”宣言、結婚する意味ある?「自由が欲しい」に抱く違和感。妻の発言も本心なのか
 人気YouTuberのヒカルが、新婚わずか数ヶ月で「オープンマリッジ」にすると発表し、話題になっています。  オ...
豆木メイ 2025-09-17 11:45 ラブ
「俺抜きで楽しく過ごすの?」“君のため”は愛情か支配か。号泣と怒りを繰り返す30歳男のワナ
 最初は誠実で気遣いにあふれていた彼が、気づけば行動を制限し、自由を奪っていく——。「愛情」と「支配」の境界線とは?
おがわん 2025-09-17 11:45 ラブ
恋愛でメンタル崩壊→「ゴムに穴開けた」って何考えてんの? 女たちの“ヤバいLINE”エピソード
 恋愛は、人の心や感情を大きく揺さぶります。恋愛がきっかけでメンタルのバランスが乱れてしまう人も…。  今回は、「...
恋バナ調査隊 2025-09-19 16:53 ラブ
彼女が推しに大金、許せる? 恋人の“理解できない”お金の使い方を調査!「男が奢って当たり前」にイラッ
 恋人がなににお金を使おうと自由。ですが、結婚を考えたとき、金銭感覚の不一致は大きな問題になるでしょう。
恋バナ調査隊 2025-09-16 08:00 ラブ
妻の「専業主夫になれ」にウンザリ。罵倒にメンタル崩壊寸前の47歳夫、家事は手抜きのくせに…とため息
「冷酷と激情のあいだvol.263〜女性編〜」では、15年ほど前に子育てのためにキャリアを捨てた紀江さん(仮名)の憤りを...
並木まき 2025-09-13 11:45 ラブ
「節約なんて楽しくない!」専業主婦になった元バリキャリ妻の大きな後悔。23年の結婚生活で失ったもの
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-09-13 11:45 ラブ
どうせ疑われるなら――友人3人の絆が崩壊。束縛女、浮気男、略奪女…本当に悪いのは誰?
 世の中、不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-09-24 21:19 ラブ
「裏アカに盗撮写真が…」彼氏がストーカー化。重すぎる愛がこじれた恐怖体験談
 彼女のことが大好きな一途な彼氏って最高ですよね。ところが、ある日を境にストーカー化したという怖い体験談が寄せられました...
恋バナ調査隊 2025-09-12 08:00 ラブ
ブームの“学び直し”は「恋のリスキリング」の絶好チャンス? 講座での出会いで陥りがちな落とし穴
「学び直し」をする人が増えています。これまでならカルチャースクールに通う程度だった熟年層の学びは、大学院に入り直したり、...
内藤みか 2025-09-11 11:45 ラブ
「私はペット代わりじゃない!」“犬ファースト”男が求める伴侶の条件。28歳女性が別れを決意した瞬間
 ペットは家族同然、大切にする気持ちは素晴らしい。けれど、その愛情が恋人関係をも上回るとすれば…? 
おがわん 2025-09-10 11:45 ラブ
許せない! 既婚男性が狙う女性の特徴「自信がない子は落としやすい」要注意の危険サイン6つ
 既婚男性が不倫相手に選ぶ女性には、いくつか特徴があるようです。「なぜか既婚者にばかり好かれる」「今まさにアプローチされ...
恋バナ調査隊 2025-09-10 08:00 ラブ
恋愛対象外です! 男が避ける“NG女”6つの特徴「あの人、キモくない?」は即アウト
 一般的に、男性は女性よりストライクゾーンが広いといわれています。ですが、そんな男性にも“許せない言動”があるようです。...
恋バナ調査隊 2025-09-09 08:00 ラブ
再婚希望の51歳男「アプリの女はレベルが低い」美女と会えない理由を“離婚成立前だから”と考える能天気さ
「冷酷と激情のあいだvol.262〜女性編〜」では、結婚22年目にして夫婦ともに離婚を決断したものの、手続きの面倒さ故、...
並木まき 2025-09-06 11:45 ラブ
48歳妻が1年以上“仮面夫婦”でいるワケ。結婚22年目「もっと若い頃に離婚していれば」と後悔する夏
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-09-06 11:45 ラブ
「小遣い月5万じゃ足りません」玉の輿婚を遂げた32歳妻、“メルカリ”バイトで見つけた嬉しい誤算
 世の中、不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-09-05 11:45 ラブ
40代、50代の「プチ同窓会」に潜む危険。昔の恋人に遭遇したらどうする?
 暑さが落ち着き、行動しやすい秋口になってくると、お誘いも増えてくるものです。  そんな中、プチ同窓会的な飲み会の...
内藤みか 2025-09-04 11:45 ラブ