子育て中のイライラは夫のせい!産後に妻がイラっときた理由

東城ゆず ライター・エディター
更新日:2020-01-11 06:58
投稿日:2019-10-17 06:00

子育て中にイライラする原因は夫! その理由4つ

 子育て中にイライラ。その根本に夫がいることを理解したのは、長男の生後半年を過ぎた頃です。子育て中にイライラする夫の動向をまとめました。

子どもより夫に手がかかる

 子どもに手一杯で恋人時代のように仕事の話をできなくなったり、女らしさがなくなることは「申し訳ない」と思っています。でも、子どもと張り合うように「俺のメシは?」とか「〇〇、どこにある?」「週末、どこ行くか決めた?」というのは、イライラしますね。

 子どもにヤキモチを妬いてるのかもしれませんが、それは夫との子どもですからね。洋服や物のありかが家の中で分かってないというのは、妻にそれだけ色々頼んでいるという事実でもありますから。少しは自分でやってもらいたいものです。

女にとっては一世一代の大勝負中である

 夫からすれば、妻のお腹がだんだんと大きくなって、すごく痛そうな中で我が子が産まれたと思うでしょう。「すごく陣痛中、痛そうだった! 妻に感謝した」と言っている男性は多くいますが、そのずっと前から妻は一人で戦ってきました。

 めまぐるしい吐き気に襲われるつわり、大きなお腹で靴を履くのも難しい。凄まじい痛みに耐えて産んだ後には、すぐに授乳が昼夜関係なく続いて、まともに自分が寝られない日が続きます。一日中家にいたとしても、「人生で一番忙しい時期」と言っても過言ではありません。それを理解していなさそうな夫に、イライラするんですよね。

構う余裕がないのに構ってちゃんすぎる

 産後や産んでからの数年は、夫を構う余裕がないんですよね。しかし、じきに子どもが育てば、元の夫婦に戻れるはずなのです。だからその数年の間は、夫にも育児を優先して欲しいのです。おむつ替えや、妻の入浴中の30分くらい見ていてくれたら……。そうやって“夫婦で協力してやり過ごす”と、あっという間に子どもは大きくなるのに、どうも30分ですら見ることができない様子の夫。

「ママ〜! 子どもが泣いてるよ〜!」と言いますが、妻が子どもを泣きやませるのが上手なのは、それだけ面倒を見ているから。妻を構うなら、まずは自分の子どもを構ったほうがいい。そうすることで妻も手が空いて、夫に構うことができるのです。そこを理解していない夫にイライラしますし、説明すら「めんどくさい」と感じます。そんな小言や不満が溜まって険悪になるのが「産後クライシス」でしょう。

【あわせて読みたい】夫を嫌いになる前に!出産前からやるべき産後クライシス対策

優先順位の計算ができていない

 親として責任感がないのか、優先順位の計算ができていないんですよね。「早くご飯が食べたい」なら、夫も子育てをしてくれればスムーズにことが進みます。自分だけスマホでゲームをしたり、座って呑気にテレビを見ているから、全く自分の思い通りに進まないのです。ゲームが優先なのか、ご飯が優先なのか。ゲームが優先なら、家事の進捗が遅いことにケチをつけないで欲しいのです。

 育児中にイライラさせてくる夫は、このように優先順位が理解できていません。子どもの優先度が高い生活ですから、「ご飯を早く食べたい」のであれば、子どもをあやしててくれればいいのです。

 このことをうまく理解している旦那様を持つ妻は、「夫が子どもをよく見てくれて助かる!」と、子育てを楽しむことができます。家事も育児も妻に担ってもらってるのであれば、家事の習得より、子どもの相手をしていた方がよっぽど楽だと思うんです。子どもの相手をするのが苦手なら家事を少しでもすれば良いのですが、「俺は何もしたくない」という夫の姿勢を見ると、妻もげんなりしちゃうんですよね。

 妻に全て求めているということは、「俺は何もできない」という証であり、もれなく“かっこ悪い男の象徴”です。それでは、妻に好かれないのも無理ないでしょう。もっといい男を目指して、頑張りましょう!

妻の子育て中のイライラは夫が解消できる

「夜泣きがひどくて」とか「子どものために自分の時間が作れない」という妻のイライラは、全て夫で解決します。一日くらい夜通し見ててくれれば、妻はその大変さを理解しているため、「あなたって本当に素敵な夫ね♡」となるのです。

「いつも感謝してるよ。たまにはショッピング楽しんできたら?」と子どもを預かってくれたら、「今日の夕飯は少し頑張っちゃおう!」となるのが女性。誰かが見てくれて協力してくれるという子育て環境こそ、育児中の女性は喉から手が出るほど欲しいものなのです。すごく忙しい時に、空気を読まない「愛してるよ!」というキスはいらないのです。

 このように、夫婦はギブアンドテイクで成り立つのです。妻が求めていることを瞬時に理解できる男性こそ、夫婦仲を抜群に良くすることができる、かっこいい男性です。ふんぞり返って「メシは?」という男性は、今どき流行らないので注意してくださいね!

【あわせて読みたい】共感されないけど…子どもを欲しいと思わない女の4つの理由

ベルタ酵素ドリンク

東城ゆず
記事一覧
ライター・エディター
1994年生まれ。11歳の頃からブログを運営。ライターやエディターとして、女性誌メディアや地元新聞のコラム枠まで幅広く活躍中。恋愛やママ友問題、介護士であった経験からリアルな介護問題まで幅広い知見がある。年子兄弟を連れ離婚の経験があり、現在は再婚に至る。

ラブ 新着一覧


“リアル恋愛話”5選。年下男子が40代女性からの誘いに「即OK」するデート先とは?
 ひと昔前の時代と比べると、最近はドラマや漫画のストーリーで年下男子との恋愛が描かれることが増えました。でも、オトナにな...
「社交辞令でも嬉しい…」“全国TOP5”の女風セラピストとDMで、甘いやり取りを楽しむ
 パートナーなしの50歳独女ライター、mirae.(みれ)です。48歳で意を決して女風を体験しセックスの気持ちよさを知っ...
mirae.(みれ) 2024-11-20 16:32 ラブ
俺の美学は高級店を「最低価格」で楽しむこと。自称“ひねくれ者”の57歳男の主張
「冷酷と激情のあいだvol.215〜女性編〜」では、高級志向なのにセコい振る舞いをする恋人トシオさん(57歳・仮名)との...
並木まき 2024-10-05 06:00 ラブ
直売所でも飲食店でも「最安価」しか選ばない。恋人のドケチっぷりに結婚前提交際をためらう47歳女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-10-05 06:00 ラブ
不倫は悪なのか。作家・鈴木涼美氏が提起する日本の結婚制度の限界…それでもなぜ結婚する?
『不倫論――この生きづらい世界で愛について考えるために』(平凡社)を刊行した作家・鈴木涼美氏とともに、現代女性における「...
ミクニシオリ 2024-10-06 17:31 ラブ
作家・鈴木涼美氏と考える 現代女性の不倫リスク「不倫って気づいたら巻き込まれているもの」
 朝スマホを開くと「またか」と思うくらい、1年に何度も芸能人の不倫ニュースを見かける。いくら有名人とはいえ、特に当人と面...
ミクニシオリ 2024-10-05 06:00 ラブ
“冬季五輪夫婦”上村愛子&皆川賢太郎離婚の衝撃。「円満離婚」するカップルは揉めてないのは本当か?
 フリースタイルスキー・モーグルで五輪5大会連続入賞の上村愛子(44)が2日、自身のインスタグラムを更新。アルペンスキー...
一児の母で現在妊娠中。「それでも抱かれたい…」35歳英会話講師の不倫欲 #1
 世の中の不倫などもはや珍しくもないが、それが「一児の母であり、現在妊娠中」の場合、人としていかがだろう? 今回、取材に...
蒼井凜花 2024-11-08 15:05 ラブ
【アラフィフ婚活】60男より58歳男がいいけど…オンラインデートでドン引き、老舗相談所にも疑心暗鬼
 アラフィフでの婚活は60代以上からの申し込みが多く、同世代とはなかなかマッチングしないとも言われています。  結婚相...
内藤みか 2024-10-03 06:00 ラブ
最強の愛され女性がやらないこと7選。彼から「追われる恋」希望なら試す価値あり
「彼に愛され続けたい」「追われる恋愛がしたい」と思う女性は要チェック! 今回は男性の意見を交えながら、愛され女性がやらな...
恋バナ調査隊 2024-10-03 06:00 ラブ
アリバイ写真で墓穴掘ってるよ。浮気する男のしょーもない弁解&ごまかしLINE6選
 LINEは浮気がバレてしまうきっかけとなることが多いようで…。今回はパートナーが浮気をごまかすために送りがちな、バレや...
恋バナ調査隊 2024-10-02 06:00 ラブ
熟年離婚を今から防ぐ方法。子どもありきの夫婦になっていませんか?
 離婚件数のうち、20%〜30%は熟年離婚が占めているということをご存知ですか。子どもが自立したタイミングで、長年連れ添...
恋バナ調査隊 2024-10-02 06:00 ラブ
ケチと節約は紙一重。ドケチな彼氏のドン引きエピ7選から学ぶこと
 節約とドケチは紙一重です。自分では「節約」だと思っていても、周囲がドン引きするようなドケチになってしまっている人も…。...
恋バナ調査隊 2024-09-30 06:00 ラブ
「飲み屋の女にハマったせいで借金が」49歳男性がラブホデートを続ける切実な理由
「冷酷と激情のあいだvol.214〜女性編〜」では、交際半年ほどになる恋人とのデートが、いつもラブホテルなのに強い不満を...
並木まき 2024-09-28 06:00 ラブ
「40代半ばで毎回ラブホデートなんて…」自分は安い女? 惨めさを募らせる44歳女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-09-28 06:00 ラブ
内田有紀の“公私相棒”柏原崇に注目。夫が妻をサポートする「裏方でもイイ男」と出会うには?
 女優の内田有紀(48)がトークバラエティー「だれかtoなかい」(フジテレビ系)に出演し、交際中とされる元俳優の柏原崇(...