更新日:2019-10-12 06:00
投稿日:2019-10-12 06:00
故人への最後の言葉は「ありがとう」と…
英語では仏花を「sympathy flower」(シンパシーフラワー)と呼び、亡くなった者に関わる人たちの悲しみを共通の感情として一輪の花に思いをこめるのでございます。
先日ワタクシがお作りしました葬儀の花祭壇もそうですが、参列者の方々が故人にかける言葉は「ありがとう」の後、しみじみと花祭壇を見ながら「綺麗なお花に囲まれて良かったね」と続くのでございます。
死者に手向ける美しいお花は、故人が未知の世界へ旅立つ「旅立ちの花」であると同時に、きっと悲しみにくれる残された者たちが明日も生きていくための「慰めの花」であるのだとワタクシ御葬儀のお仕事をさせて頂くたびに思うところでございます。
この日、ご来店なさったワンちゃんの飼い主さんは、棺の中で色とりどりの花々に囲まれた愛犬を眺めて一言「お花一杯に囲まれて、こんなに可愛くなって良かった……」
今、悲しみの中にいるあなたが明日も元気にいられるように、目の前の一輪のお花が慰めてくれることを、遠いお空の向こうからお祈りしてますよ〜。
ライフスタイル 新着一覧
みなさんは、シャーデンフロイデ(独:Schadenfreude)という言葉を聞いたことがありますか? 日本語に直訳する...
いつの間にかすっかり私たちの日常に溶け込んだ「カタカナ語」。普段何気なく使っている人がほとんどだと思いますが、正しく覚...
きょうは、高原にいらっしゃい!
山を望む雄大な景色の中、広大な縄張りを持つにゃんたま様に出逢いました。
...
職業病というか、なんというか。道端でハッとしちゃう植物を発見したら、どうにも気になるワタクシ。たとえ運転中でもどんなも...
夫の実家が遠方にあると、普段はあまりストレスを感じないかもしれません。しかし、問題は年に数回ある帰省時……。「気が重い...
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
コロナ禍ですっかり定着した在宅ワーク。今まで、仕事に出ていた夫が家にいる日々に、ストレスが溜まっている妻はたくさんいる...
持ち家でも賃貸でも、家にはなるべく傷つけずに過ごしたいものですが、それは大人の都合のようです。悲しいかな、大切にしてい...
家の中でペットを飼うのが一般的となった近年、昔に比べてペットとの距離も近くなっているため、ペットロスに悩む人も増加傾向...
書店員として本を売りながら、踊り子として舞台に立つ。エッセイも書く。“三足の草鞋をガチで履く”新井見枝香さんのこじらせ...
”ちゃっかり者”って言葉を聞いた時、みなさんはどんな印象を持ちますか?
私はちょっと、ずるい印象がしてしまいます...
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
夏になると猫店長「さぶ」率いる我が花屋に来店くださるお客様の多くが、仏様のお花を買い求めにいらっしゃいます。そんなお客...
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
ひどいことをされて、相手に恨みの感情を持ってしまった時、あなたはどうやって解消していますか?
今回は、深い恨み...
みなさんは人の気持ちに敏感な方ですか? 相手が気分を害さないように行動したり、言葉を選んだりするタイプですか?
...