妻はガク然…非常事態だからわかった“夫の隠れたる本性”3選

並木まき ライター・エディター
更新日:2019-10-19 06:47
投稿日:2019-10-19 06:00
 日本全国に甚大な被害をもたらした台風19号。各地で前代未聞の事態となり、今なお被害の全容も明らかになっていません。そんななか、台風がきている最中に夫の隠れたる本性を知り、愕然とした妻も……。
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな妻たちの悲痛な叫びを3選ご紹介します。

1:まるで危機感のない様子に呆れ果て…

「結婚して3年になる夫とは、災害対策をしたのは今回が初めて。私は、本格的に警戒態勢に入る前の前日のうちに色々準備をしようとしていたのですが…。職場から備蓄品の買い物についてLINEをしても、夫は『いらねーんじゃねーの? 金の無駄じゃん?』と冷めた返事。

 さらには、帰宅した夫と万が一に備えた話し合いをしようと、ハザードマップや避難所の場所について話題を出すと『え? そんなの知らない。見る暇もないし』『そもそも俺には、そんなの必要ないから』と言われました。これで40代の立派な大人ですよ。あまりの危機感のなさ、さらには必死で備えようとする私を小馬鹿にしたような態度には、ほとほと呆れました」(38歳女性/千葉県在住)

 今回の台風は、上陸前から「備えよ」と声高に言われていただけに、危機感を募らせた人も多いはず。そこにありえないと感じるほどの温度差があると、頼りにならない夫に愕然とするのも妻心です。

2:文句を言うだけで動かないモラハラ夫だった…

「非常時には、本性が出るんですかね? うちの夫は、実は口だけ番長のモラ夫の資質があるみたいで、今回の台風でそれを嫌というほど思い知りました。“もしかすると避難所に行くかも”となった夜に、いきなり夫が、私の準備していた避難バッグの中身を点検。そして『お前さー、スマホの充電器も入ってないけど、バカなの?』と、驚くような言葉が飛び出したんです。

 その後も『俺の好きな食べ物が入ってない』『俺の下着が入っていない』だのって、文句ばかり言って、自分はいっこうに動こうとしません。『お前がここまでバカな嫁だとは、災害になるまで思わなかったよ!』ってため息交じりに言われましたけど、それはこっちのセリフ……」(36歳女性/東京都在住)

 非常時には、普段は隠されている本性が垣間見える話も少なくありません。まさかのモラ気質が非常事態に判明すれば、ただでさえ心細い妻は、さらに孤独を感じる場面にも……。

3:お酒をしこたま飲んで…

「今回の台風はヤバイって聞いていたので、普段は楽観視している私も、かなり警戒して臨みました。ところがウチの夫ときたら『3連休なのに出かけられないし、酒でも飲むかな〜』と、ひとりで晩酌を始める有り様。私が『避難所に行くかもしれないし、車を運転するかもしれないのに』と言っても知らん顔で、家にあるお酒をひとりでひたすら飲み続けていました。外の雨風が激しくなるなかで、夫のそんな姿を見ながら虚しい気持ちになりましたし、頼りにならない男だと痛感しました…」(37歳女性/千葉県在住)

 非常時には、アルコールで感覚を麻痺させないほうが安心なのは確か。何が起こるかわからない状況で、ひとりで酔いつぶれている夫を見れば、愕然として無理はありません。

 ◇  ◇  ◇

 非常事態だからこそ、普段は見えなかった夫の本性が発覚することもあるようです。我が夫が「頼りにならないかも」と感じたとき、多くの妻は愕然とすると同時に、心細さを感じることでしょう。

 このたびの台風により被害に遭われた方々に心よりお見舞いを申し上げるとともに、お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りいたします。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

ラブ 新着一覧


年収計2000万のパワーカップルに暗雲?レス問題回避に失敗した46歳女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-06-15 06:00 ラブ
無意識な結婚ハラスメントにご用心!恋バナの延長線じゃすまないNG3つ
 結婚ハラスメント、いわゆる「マリハラ」をご存知でしょうか? 最近は何かとハラスメントに厳しいご時世、結婚についての話題...
恋バナ調査隊 2024-06-15 06:00 ラブ
熊谷真実、磯野貴理子は何が…2度3度結婚する中高年女性に特殊技能?
 女優の熊谷真実(64)が今月4日、自身のインスタグラムを更新し、ウエディングドレスの写真とともに結婚パーティーをしたこ...
そこ見る!? ヒモ男とヒモを飼いたい女性のリアリティーショーがすごい
 近頃、恋愛リアリティーショーも細分化されてきています。  バツイチだけの恋愛リアリティーや男性同士の恋愛リアリティー...
内藤みか 2024-06-13 06:00 ラブ
韓国人彼氏はプリンにも嫉妬なんてかわゆ♡ 日韓カップルのLINEを覗き見
 韓流ドラマなどを見ていると、主人公によくいる紳士的で優しい韓国人彼氏に憧れますよね!  実際に、韓国人彼氏がいる...
恋バナ調査隊 2024-06-12 06:00 ラブ
「恋愛も結婚も女性もわからなくて」色恋経験ゼロ男が淡泊に描く既定路線
「冷酷と激情のあいだvol.198〜女性編〜」では、結婚前提で交際する5歳年上の生真面目な恋人・サトルさん(46歳・仮名...
並木まき 2024-06-08 06:00 ラブ
「真面目で大事にされてもときめかない」味気ない男との再婚迷う41歳女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-06-08 06:00 ラブ
年齢を言いたがらないアラフォー女性 “私は若く見える”が招く婚活トラブル
 結婚相談所では生年月日はプロフィール上に掲載されていますが、相談所外での恋愛相談を聞いていると、「年齢」を巡って揉める...
植草美幸 2024-10-24 14:24 ラブ
ド緊張して顔が土色!? 夫の人見知り発動時に隣の妻がやるべき3つのこと
「夫が人見知りで困っている」という悩みを抱える妻は少なくありません。ご近所付き合いや親戚の集まり、子育て関係のイベントや...
恋バナ調査隊 2024-06-07 06:00 ラブ
“女風”で気持ち良くなりたいのに…アラフォー女性初回利用でなぜ大失敗?
 女性用風俗、略して「女風」の勢いが止まりません。東京都だけで約100店舗ほどがあるとされ、どのお店の誰を選べばいいのか...
内藤みか 2024-06-06 06:00 ラブ
唇かむ“サレ女”。高度化する浮気バレ対策、奴らはLINEに証拠残さない!
 今、SNSのショート動画には“スマホから浮気を発見する方法”に関する動画が溢れ返っています。LINEはトーク画面上から...
ミクニシオリ 2024-06-06 06:00 ラブ
「野球大好き男」彼氏がうざい件 たまには違う話をしてー!対処法は?
 野球大好き男を彼氏にもつと、一緒に野球観戦デートをしたり、勝利を祝ったり、楽しいこともありますよね。でも、時にはあまり...
恋バナ調査隊 2024-06-06 06:00 ラブ
「関西の女はモテない」のざっくり感。関東男性の本音と好相性のいい人
 恋愛において、相手の出身地は意外と大きな影響があるものです。文化や習慣、価値観などに関わるので、相性にも差が出てきそう...
恋バナ調査隊 2024-06-04 06:00 ラブ
【調香師監修】梅雨はフェロモン危機!パワフルシトラスで恋愛運UPを
 雨の日が続く梅雨時は、出かけるのも仕事に行くのも憂鬱な気分…ヘアスタイルも決まらないし、肌も心も曇りがちなフェロモンピ...
太田奈月 2024-06-04 06:00 ラブ
セルフプレジャーは私を解放してくれた。性欲は恥ずかしいものではない
 パートナーなしの50歳独女ライター、mirae.(みれ)です。2年前の48歳までセックスをしたことはなくても「セルフプ...
mirae.(みれ) 2024-06-03 06:00 ラブ
お金に寛容な年上彼女、急募! 遊びの延長の同棲を後悔するバツ1男
「冷酷と激情のあいだvol.197〜女性編〜」では、同棲を始めた途端にセコい金銭感覚をあらわにした8歳年下の恋人・ユウタ...
並木まき 2024-06-01 06:00 ラブ