更新日:2019-10-31 06:00
投稿日:2019-10-31 06:00
子どもがよく遊ぶ「かくれんぼ」ですが、大人からすると“見つけて隠れての繰り返し”で何がそんなに楽しいんだろう、と思ってしまいますよね。今回は、どうして子どもはかくれんぼが好きなのか? かくれんぼで身につく空間認識能力、どんな時に役立つのか、などをご紹介させていただきます。
なぜかくれんぼだけで毎日楽しめるの?
![「いないいない~…ばぁ!」の記憶(写真:iStock)](https://5541e23e49e966345177fb232be848b9.cdnext.stream.ne.jp/img/adult_article/000/003/936/283eb2b913c806ff176ced79adb3d2bf20191030191532470.jpg)
「いないいない~…ばぁ!」の記憶 (写真:iStock)
かくれんぼを嫌いな子どもを私は見たことがありません。好き嫌いがはっきりしているのが子どもの特徴の一つですが、かくれんぼを好まない子どもって本当に少ないと思います。
子どもがかくれんぼを好む理由は、実は赤ちゃんの時に遊んでもらった“いないいないばぁ”が起因しているといわれています。ほとんどの子どもは赤ちゃんの時、親や周りの大人たちに「いないいな〜い……ばぁ!」と遊んでもらった経験があります。
隠れていたものが掛け声と共に姿を現す。それが笑顔であったり変な顔であったりすれば、赤ちゃんも楽しくて大喜びです。この“いないいないばぁ”こそ、隠れたものが姿を現し、楽しいものが待っている、という期待感を育てます。
したがって、子どもがかくれんぼを心から楽しめる理由は、赤ちゃんの時の楽しかった記憶も影響しているからだと思われます。
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