感情に波が…別れと復縁を繰り返す彼への彼女の切実な想い

並木まき ライター・エディター
更新日:2019-11-24 06:29
投稿日:2019-11-23 06:00
 男女の関係では、彼や彼女の不可解な行動に悩む人も少なくありません。
 カップルであっても、価値観はそれぞれですので、ひとつの出来事への解釈や目的が彼と彼女で異なる場合も。相手の真意を知ることができれば、今後の関係性へのヒントが生まれる可能性もありますよね。
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、別れと復縁を繰り返しているカップルから聞いた、“相手には言えない”ホンネから、今回は彼女編をご紹介します。

メンタルの波が激しい彼氏をうまく操縦…!?

冷酷と激情のあいだvol.4〜彼氏編〜」では、別れと復縁を繰り返すカップルの彼氏であるDさんの言い分をご紹介しました。

 では、彼女であるEさんは、自分たちのことをどう捉えているのでしょうか。

「私が31歳のときに知り合ったDさんとは、3年ちょっとで4回も別れと復縁を繰り返しました。

 私から見ると、彼は感情の浮き沈みが激しくて、ラブラブでノリのいい性格のときと、テンションが下がって別人みたいに冷たくなるときがあって、疲れます。

 別れ話になるのは、彼が後者の性格が目立つとき。一緒に居てもつまらなそうだし、笑顔も減るので、私がイライラをぶつけて別れ話に発展……って展開が多いです。

 そういうときの彼は、何にでもネガティヴだし、何を言っても無駄だと思っているので、いったん別れて、ほとぼりが冷めた頃に私からLINEをして復縁をしています。

 疲れる彼氏ではありますけど(笑)、これまでどんな女性とも長続きしたことないって聞いていますし、足かけ3年も一緒にいるから、なんだかんだで私は彼を理解できている自信がありますよ。

 え? 結婚ですか?

 まだ具体的に話が出ているわけではありませんけど、最終的には、今の彼氏とゴールインするんだろうなって感覚はあります。

 だけど、結婚しても離婚を繰り返すようなお騒がせ夫婦にはなりたくないので、彼にはもうちょっと大人になってもらいたいですね。

 私の年齢的にも、そろそろ結婚の話をして、彼にも意識を変えてもらわなくちゃいけないなって気はしているんですけど、なんとなくまだ言い出せていません」

  ◇  ◇  ◇

 恋愛を語る場面では、よく「女性のほうが精神年齢は高い」と言われますが、今回のケースでも、例外ではなさそう。

 Eさんは、5歳年上の彼氏を“困った性格”と認識し、彼の性格に合わせる形で、うまくハンドルを握っていると自負があります。

 では、復縁するときに、将来の話に触れたことはないのでしょうか?

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ラブ 新着一覧


好きな人ができない…でも結婚したい人が取るべきアクション
 学生時代や20代の頃は恋愛に対して前向きになれていたのに、年齢が上がるごとに億劫になってしまう傾向ってありますよね。 ...
若林杏樹 2023-09-06 06:00 ラブ
「つまり」「要するに」でまとめたつもり? “せっかち夫”に対抗する方法
 人によって性格は千差万別。のんびりマイペースな人もいれば、せっかちで1秒も待てない人もいます。  今回は、せっかちす...
恋バナ調査隊 2023-09-06 06:00 ラブ
セルフプレジャーはむなしい行為なの? 固定概念を変える方法を伝授
 SNSでセルフプレジャーについて発信を行っているので、女性からDMをもらう時もあります。  そこで気になったのが...
豆木メイ 2023-09-05 06:00 ラブ
生理前後にムラムラするの、私だけ? 女性の性欲が強くなるメカニズムとは
「生理前になるとなんだかムラムラする」「生理後はセックスしたくてたまらなくなる」など、生理前後で性欲が強くなる女性は多い...
恋バナ調査隊 2023-09-05 06:00 ラブ
貴女の度数は? オスを引き寄せる「フェロモンジャッジ」に挑戦!
 素敵な女性はいい香りがする――。  そう感じるのは、肌から放たれるフェロモンの効果。フェロモンが高まると色気だけ...
太田奈月 2023-09-05 06:00 ラブ
私が結婚したのは「貝」なのか? 夫との会話レス対処法3つ
 夫婦に関する悩みの中でも、特に最近増えているのが、夫婦の会話がないというお悩み。離婚原因にもつながりかねないので、なん...
恋バナ調査隊 2023-09-04 06:00 ラブ
ティッシュペーパーの地元相場をあえて聞く!「既婚男性の見抜き方」5つ
 付き合っている彼氏の様子がなんだかおかしい……。そう感じることはありませんか? 女の勘が働くと、理由がなくても違和感を...
恋バナ調査隊 2023-09-04 06:00 ラブ
耐えられる境界線は?「毒舌な彼氏」に悩む女性たちと“吐く”人の心理
 好きな彼氏から言われる一言には、大きく気持ちが揺さぶられるでしょう。ただその一言は、必ずしも嬉しい言葉とは限りませんよ...
恋バナ調査隊 2023-09-03 06:00 ラブ
妻よ、許してくれてありがとう!3年越しのレス解禁を望む不倫夫の大甘思考
「冷酷と激情のあいだvol.158〜女性編〜」では、コロナ禍に入る直前に夫・ユウスケさん(43歳・仮名)の浮気が発覚し、...
並木まき 2023-09-02 06:00 ラブ
私が不倫を許したと思った? 制裁離婚の好機を3年待った45歳女性の執念
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-09-02 06:00 ラブ
恋多きハンター「肉食女子」は結婚後どうなる? 4つのパターンを考察
 狙った獲物(男)は逃さない、恋愛テクニシャンの肉食女子。独身時代にあらゆる男をかっさらっていた肉食女子って、パートナー...
40代女性の「デートの割り勘」問題は何が正解?男性の意外な本音もアリ
 20代、30代の時は男性とのデート食事で奢られるのが当たり前だった女性も、40代になると「あれ? これって割り勘にすべ...
恋バナ調査隊 2023-09-02 06:00 ラブ
“俺から誘うね”LINEは鵜呑みNG!その気がない女性に送る男の社交辞令
 気になる男性からのLINEには、一喜一憂しますよね。「これはイケる!」と可能性を感じたら、一気に距離を縮めたくなるでし...
恋バナ調査隊 2023-09-02 06:00 ラブ
40代ほぼ童貞彼氏ってアリかも? メリット3つと幸せなお付き合いの心得
 恋愛経験の少ない男性の中には、40代でほぼ童貞の人もいます。童貞の彼氏は、恋愛経験が豊富な男性と比べて物足りないところ...
恋バナ調査隊 2023-08-31 06:00 ラブ
コロナで途切れたのに…女性から望む「復活不倫」が密やかに増え始めた
 コロナが5類に移行してから、少しずつ復活の兆しを見せはじめている関係があります。それは、不倫。コロナ以前の不倫関係が再...
内藤みか 2023-08-31 06:00 ラブ
恋愛がうまくいかない本当の理由とたった3分でできる解決法
「出会いの場に行っても、誰も私に興味を持ってくれない」 「関係がまだ浅い人とのデートが緊張してうまくいかない」 「な...
若林杏樹 2023-08-30 06:00 ラブ