付き合う前の割り勘デートで得られるメリット&上手な払い方

リタ・トーコ ライター
更新日:2019-12-05 06:00
投稿日:2019-12-05 06:00
「なんとなくお互いに惹かれ合っている」、そんなお付き合い前のデートの際、あなたは割り勘を申し出たことはありますか? もちろん、女性によっては「絶対、奢ってもらいたい!」という人もいるでしょう。でも、割り勘にすることが女性にメリットとなる場合があるんです。

割り勘デートを世の中の男性はどう思っている?

 まずは、割り勘デートについて世の中の男性はどう思っているか、リサーチしてみました。

7割以上の男性が割り勘の申し出を好意的に受け取る!?

 なんと、7割以上の男性が女性からの割り勘の申し出について好意的に受け取っている、というデータがありました。実際のところは、割り勘にするにせよ、しないにせよ、女性に「払う意志」があるかどうかを見ている男性が多いよう。いつも奢られっぱなしでいると、男性に不満が溜まってしまうリスクもありますね。

割り勘で大切なのは男性を立てること

 今後どうなるか分からないお付き合い前の関係だったら、「割り勘が気楽!」そんな女性の意見も多数ありました。

 ただし、割り勘にする時に絶対に注意したいのが、“男性を立てる”こと。多くの男性はプライドが高く、女性より上に立ちたい! と思う生き物です。そのため、男性のメンツを潰さない割り勘方法を知っておくと役立つかもしれません。これについては、後ほどじっくり。

割り勘デートで女性が得られる3つのメリット

 デートで割り勘なんて「損した気分!」なんて思ってしまう女性もいるかもしれませんね。でも、実は割り勘は女性にとって恋愛のチャンスにもなり得るものなんです。

1. 男性に気持ちを伝えるきっかけになる

 大人の男性であればあるほど、あなたの割り勘の申し出はやんわりと断られるかもしれませんね。でも、そこで「楽しかったから払いたい」と、伝えてみてはいかがでしょう? そう、割り勘は、男性に気持ちを伝えるきっかけにもなるものなのです。値段の問題ではなく、一緒に過ごせた時間への感謝の気持ちになるのではないでしょうか。

 仕事やプライベートで忙しい中、相手は自分のために、自分は相手のために時間を割いてデートの日を迎えたことでしょう。その割り勘は、男性の「じゃあもう1件行こう」という言葉であったり、「もっと美味しいところに連れて行きたい」という気持ちになって表れるはず。

 ただ、強引すぎると男性の「払いたい」というせっかくの好意を潰してしまう可能性があるので、相手の経済力や性格を見極めることが肝心です。

2. 金銭感覚をちゃんと持っていると思ってもらえる

 海外では女性はおしゃれに費用がかかるからデート代は男性が払う、というジェントルマンな考えが主流のよう。そんな風にしたくても、実際、男性によっては金銭的に毎回のデート代を支払うのがキツいと思ってしまうこともあるでしょう。

 そんな時に女性がさっと割り勘を申し出たら、「金銭感覚をちゃんと持っている子だな」と思ってもらえる率が高くなるようです。もしも結婚しても、家計をきっちり管理してくれる「良い妻」になるんだろう、という考えまで浮かんでしまう男性もいるみたいですよ。

お付き合いをしても対等でいられる

 私の友人の話ですが。付き合った当初からずっと奢ってもらって、数年後に結婚。自分よりも相手の収入はもちろん上。妊娠を機に仕事をやめるように促され、「私も働きたい」と伝えたら、「俺の分ほど稼げるならどうぞ」と、鼻で笑われたことをきっかけに家庭崩壊。ただ今、離婚を考えている状況です。

 まぁ、そんなことを言う男性もどうかと思うのですが、とにかく「お金」とは付き合う上での価値の1つ。あなたにお金以上の価値を見出してくれる男性であれば良いですが、そうではないタイプの男性も多いのが実情。お付き合いに発展した時に対等でいたい、そう思うのであれば、最初が肝心だったり。これは、考え方の1つとして知っておくと良いかもしれません。

割り勘を上手に申し出る3つの方法!

 いざ、割り勘を申し出る時、どのようにすれば男性も自分も気持ち良くいられるのか、上手に申し出る方法について考えてみましょう。

レジでは決して渡さない

 男友達と飲みに行った後のお会計であれば、レジ前でワイワイ楽しく1円単位までの割り勘をすることもあるでしょう。でも、男女の関係であれば話は別。特に、レジ前でお金を渡すのはNGです。大人の男性ほど、お会計をさっとスマートにしたいと思っていますから。席でそっと渡す、お店を出た後に人目のないところで渡すなど、ちょっとした気遣いを持つことは大切かもしれません。

出し惜しみしない

 割り勘にすると決めたら、どんなに値段が高くても出し惜しみをしないこと。むしろ、いつも奢ってもらっているのであれば、キリ良く少し多めの金額を渡したり、時には全額奢ってしまうのも、意外と気持ちが良いものだったり。

 また、男性から「少なめでいいよ」と、金額を提示されることもあるかと思いますが、それは受け入れてあげたほうが良いでしょう。時には、柔軟な対応も必要です。

封筒に入れて渡す

 以前読んだ記事に、千原ジュニアさんが数年前に結婚を決めたきっかけの話がありました。とあるデートの帰りにタクシー代を彼女に渡したら、後日、封筒にお釣りと領収書を入れて渡してきたそう。それに感動して、結婚しよう! となったのだとか。もちろん、本人に真偽を聞いたわけではないので、真実は分かりませんが。

 見る人から見れば、あざとさ満載! なのかもしれませんね。でも、滅多に会えない相手であったり、奢られた額が大きすぎて恐縮してしまう時に使えそうな方法です。

 応用編として、相手が奢ってくれるだろうことを見越して、事前にお店の平均単価分を封筒に用意しておくこともできますね。そんな心遣いを一度はしてみたい! と個人的に。(笑)

奢ってもらった方が良い時もある! 相手をきちんと見極めて

 いかがでしょうか? 割り勘も、そんなに悪くないものかもしれないと思いませんか? でも、男性によっては「奢るのが当たり前! むしろ、黙って奢られてほしい!」という考えを強く持っている人もいます。そこは恋愛の塩梅。相手をきちんと見極めるスキルは必要かもしれませんね。

 根本的なことですが。頑張って働いたお金を、誰かのために使えるというのはすごいこと。もしも奢ってもらったら、ありがとうの気持ちを持ち続けることも大切ですよ。

リタ・トーコ
記事一覧
ライター
引きこもり既婚ライター。夫とのゆるい幸せを楽しみつつ、つい浮つく。類は友を呼ぶのか、周りに似た友人が多い。人生1回きり。興味に負け続ける女。好きな言葉は「自己責任」。

ラブ 新着一覧


気づけば“レスカップル”に…別れるべきか判断するポイント
 付き合いたての頃はたくさん触れ合っていたのに、気づけば「レスカップル」状態になり、悩んでいる人は少なくありません。デー...
恋バナ調査隊 2022-07-28 06:00 ラブ
お金目的で女性経営者を狙う…「起業したいフリ男」の接近手口と撃退法
 女性からお金を引っ張ることを目的にマッチングアプリを利用する男性が増えています。  いわゆる「ママ活」や「ヒモ」狙い...
内藤みか 2022-07-28 06:00 ラブ
年収の低い年下男性 「伸びる」or「ヒモ化」タイプの見分け方
 恋愛映画やドラマでも人気の「年下男性」。でも、実際に付き合うとなると、多くの女性を悩ませているのが年収による格差のよう...
恋バナ調査隊 2022-07-27 06:00 ラブ
好きな人ができないっ! 恋愛モチベが上がらない時の対処法
 年齢が上がるとともに、仕事で忙しくなり、彼氏がいたのは数年前……。なんてことになっていませんか? 「男性とは出会...
若林杏樹 2022-07-27 06:00 ラブ
ナメたらアカン! 出張中のはずの彼が…浮気バレ体験談3つ
 スリリングな恋愛に燃える女性たちは、いくつになっても浮気をやめられない傾向にあるようです。そんな人のなかには、思わぬボ...
恋バナ調査隊 2022-07-26 11:30 ラブ
「色恋にかまけるのか!」再婚話をしたら親に再び絶縁された
 ステップファミリー5年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
【経験者は明かす】私が“ダラダラ不倫”を卒業できたきっかけ
 不倫をしている女性の中には「卒業したいけどできないでいる」と悩んでいる人が少なくないようですね。はじめからダメな恋だと...
恋バナ調査隊 2022-07-25 06:00 ラブ
“ウザ可愛い”って思える? 男性の嫉妬行動3選&意外な原因
 大人の男性であっても、好きな女性には嫉妬してしまうもの。隠しているつもりでも態度に出ちゃう……なんて男性も少なくありま...
2022-07-25 06:00 ラブ
朝処理したムダ毛がチクチクと…彼との夏デート失敗エピ5選
 さまざまなイベント盛りだくさんの夏! デートの幅が広がり、彼との楽しい時間に、ついついテンションが上がってしまう人も多...
恋バナ調査隊 2022-07-24 06:00 ラブ
「本当に私のこと好き?」恋を遠ざける“しつこい女”LINE3選
 突然ですが、あなたは好きな男性に「しつこい女だな」と思われていないでしょうか? 自分ではいたって普通のつもりでも、男性...
恋バナ調査隊 2022-07-23 06:00 ラブ
新婚レスに悩み続けた34歳妻は今「私離婚しても大丈夫かも」
 この連載も、おかげさまで記念すべき100回目を迎えました(祝)! ひとえにみなさまのおかげです。本当にありがとうござい...
並木まき 2022-07-23 06:00 ラブ
新婚レスに陥った33歳夫は今「“憎い妻”と別居し離婚一直線」
 こちらの連載、気付けば100回を迎えました(祝)! みなさんのおかげです。本当にありがとうございます。記念すべき100...
並木まき 2022-07-23 06:00 ラブ
見逃し注意!隠れマザコン男の特徴4つ&交際前に見抜く方法
 少し前まで「マザコン男」は見た目や雰囲気ですぐに見抜けましたが、最近は「隠れマザコン男」も多く、女性たちを困惑させてい...
恋バナ調査隊 2022-07-23 06:00 ラブ
もう限界、回避不可能!? 妻の“離婚スイッチ”が入った瞬間6つ
 現在、3組に1組が離婚するといわれている日本。さらに離婚を切り出すのは妻からのほうが圧倒的に多いというデータがあるよう...
2022-07-22 06:00 ラブ
酷暑に負けるな!愛が深まる夏デート4選&NG行為もチェック
 気温が上がり、露出が多くなる夏。気持ちが開放的になるので、カップルたちにとってもデートを楽しむには絶好の季節ですよね!...
恋バナ調査隊 2022-07-21 06:00 ラブ
話題!バチェロレッテに学ぶ恋愛テク いい男の選び方3つの鍵
 大勢の女性の中から、真実に愛する1人を選ぶアマゾンプライムの人気番組「バチェラー」の逆ヴァージョン「バチェロレッテ」の...
内藤みか 2022-07-21 06:00 ラブ