更新日:2019-12-14 06:00
投稿日:2019-12-14 06:00
玄関にどうしてシメカザリを飾るの?
「注連飾り」と書いて「しめかざり」と読みます。そう書けば「神社の?」と連想される方も多いはず。
神社の入り口には紙垂(しで)のついたしめ縄が飾られておりますが、あれはただの飾りではございませんわよ。
しめ縄の意味はここからが「神のいる神聖な場所である」という印。つまり、しめ縄が飾られた場所を境に「聖域」と「現世」のボーダーラインみたいなものなのでございます。
また、不浄なものを追い払う結界という意味もございます。
これをアナタのお家の玄関に飾る…というのは、お正月に「私のお家は神様をお迎えするにふさわしい神聖な場所になっておりますから、どうぞ!」と神様に向かって神聖なエリアをお知らせするのと同じことなのでございます。
と書くと「神様? なんのこっちゃ?」というアナタ。歳神様とか恵方様とか呼び名は地方により変わりますが、お正月に行われる行事や供物は、毎年各家庭にやってくるといわれるこの歳神様をメインゲストとしてお迎えするために行われるもので、この歳神様こそがアナタのこれからの一年をガッチリ守ってくださる方でござんすよ。
ですから、ぜひともお迎えしたい神様でございますわよ。
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