女衒の港区おやじと中出しに異常に執着する港区こやじの巻

小悪魔ドルチェ寿司 編集者
更新日:2020-01-24 10:32
投稿日:2020-01-10 06:00

「朝から挿れてくんの? どうやって?」

 わたしはといえば、“ベビーシッター”代わりに充てがわれたOの秘書と銀座の「CINQ」で夕食がスタート。体よく追い払われ超絶しまくる感のモヤモヤは、どんどんひどくなっていきます。

 Oは絶対今夜、そのミーティングとやらに女性を連れてくるはず。そしてひろしが相好を崩すのが容易に想像できます。

 動悸が激しくなり、目の奥がツンとしてきます。それを隠して、2本目のワインに突入しひたすらグラスを煽り続けます。お酒がまわり、わたしと秘書の間にフワフワと漂う雰囲気を感じつつ、会話は男と女の話題に……。どうやら秘書はわたしとの距離感を異常に詰めることにしたようで、艶やかな会話を楽しむモードにスイッチをした模様。

 秘書「彼氏はいるの?」

 わたし「いるというか、遊ばれているだけというか……。一緒に住んでいるのに、どうしても他に目がいくようで、浮ついてるんです。でも一緒に住むのをやめるとヤツが糸の切れた凧になりそうで、怖いから一緒に住み続けているんですけど、でも新鮮味がないからこそ、わたしだけを見てくれないのかな」

 秘書「一緒に住んでて、男のほうは浮ついている感じが出ちゃってるんだね。セックスはしてるの?」

 きょ、距離を詰めてくるな、このひと。キャハなんて笑ってごまかしたり、恥ずかしそうに「そんなことないですぅ」なんて言うた方がいいのは百も承知。でもわたしはそんな気分じゃありません。

 わたし「そうですね。朝も夜も必ずしますね。なんなら、夜も疲れ切って寝ちゃうまで執拗だし、朝も挿入されて目が覚めるっていうか……」

 秘書「朝から挿れてくんの? どうやって?」

 わたし「寝ていたら、いきなり突っ込んできます。横からでも正常位からでも。突然亀頭で唇をなぞられながら、ディープスロートが始まったこともあります。膝で私の肘を押さえながら」

 秘書「中出しはするの? 毎回? どれくらい? 中出しするときは、精液、どれくらい出てるの? 減ってったりする?」

 HP強すぎやろ、このおっさん。

 わたし「毎回、中出しですね。量はマチマチ」

 秘書「そっかー。それは全然大事にしてないか、めちゃくちゃ大事にしてるかのどっちかだねえ」

 このふたりで話しているのになんにも話してない感じ! 全然話になってない感じ! 内容ゼロ感!

 こうして4本のワインを飲み、港区女衒おやじのまたその一段下の、港区こやじはもう一軒行きたそうでしたが、別々にタクシーで帰宅しました。

 わたしはタクシーの運転手さんにコンビニへ寄ってもらい、ストロングゼロを3本買って帰宅しました。

王道の、あの香り

 帰宅して、携帯をチェックしても、もちろんひろしから、うんともすんともありません。遅くなるときは必ず言い訳でも絶対に連絡してくるのに、23時を過ぎても一切連絡はありませんでした。

 ストロングゼロの3缶目を開けた頃から、涙が止まりません。これは、絶対になにかあった、これは絶対に……。

 酩酊した頭で「他の女とセックスをしている」という言葉が、確信に満ちていきます。一切の音沙汰がないまま、ストロングゼロを飲み干し、ダイニングの床で号泣していた25時ごろ、ようやく玄関が開く音がしました。

「あ~~~~~!!! おかあちゃん! 会いたかったで~~~!!! 寂しかったか」

「なに泣いとるんや。なんや寂しかったんか。かわいいところもあるんやな」

「どしたんや、浮気? はぁ? するわけないやろ!! こんな時間まで仕事して帰ってきた亭主に言う言葉か! お前は! 足を開け、ドアホが」

 こう言うなりわたしの服を乱暴に剥ぎ取り、おっぱいにむしゃぶりついてきます。涙でぐしゃぐしゃになった顔で、キスをしながらも、ようやく会えた嬉しさと帰ってきた安堵感で、わたしはひろしに抱きつきます。

 なにも考えず、ただ、会えた喜びだけで、ひろしの身体にしがみつき大きく息を吸い込んだわたしの鼻腔に石鹸の香りが広がりました。

 次回に続きます!

小悪魔ドルチェ寿司
記事一覧
編集者
出版社で勤務のかたわら、現場主義のスケベライフを送っている最中に81歳と恋に落ち同棲生活開始。

エロコク 新着一覧


お手当の値切りにため息…愛人関係はウィンウィンじゃないと
 長引く不況の影響で、最近「お手当を値切られる」という愛人希望の女性が少なからずいるそうで……。 「私は1回2万円...
中山美里 2023-01-24 06:00 エロコク
硬質な素材だからこそ! 振動がGスポットまでまっすぐ届く
 海外からの輸入バイブレーターが増えはじめた時期、私は「欧米のバイブって硬いなぁ」と思っていました。日本製はぷにぷにとし...
桃子 2023-01-22 06:00 エロコク
ED夫にはない鋭い勃起…再会した元カレの肉棒に貫かれる夜#4
 某ミセスコンテストのグランプリを手にしたM子さん(45歳ウォーキング講師/既婚・子供なし)。  圧倒的な美を誇る...
蒼井凜花 2023-02-10 17:09 エロコク
夫の胃袋をつかむはずが…35歳主婦は料理教室で愛人をゲット
“夫婦円満の秘訣は夫の胃袋をつかむこと”というのは結婚式のスピーチの常套句ですが、今の時代、年齢にかかわらず料理下手な女...
中山美里 2023-01-17 06:00 エロコク
常連客が良パパに! 職場を失った26歳デリ嬢の一発逆転劇
 先日、久しぶりに吉原の某ソープランドを取材させていただいたんですが…コロナの影響で140軒あったお店が100軒以下にな...
中山美里 2024-01-15 18:02 エロコク
上級者もきっと満足! マルチユースの優秀バイブレーター
 ここ数年、マルチユースなラブグッズが増えています。ひとつあればいろんな使い方ができるので、「何を買えばいいかわからない...
桃子 2023-01-15 06:00 エロコク
ED夫の指ワザで2度のアクメ、人生初の挿入ナシで爆ぜる私 #3
 某ミセスコンテストのグランプリに輝いたM子さん(45歳ウォーキング講師/既婚・子供なし)。  圧倒的な美を誇る「...
蒼井凜花 2023-01-20 11:24 エロコク
お手当は整形費用に…地味子だった26歳OLが尽き進む“愛人道”
 高級車やマンションまで買い与えられた昭和の愛人と比べると、もらえるお手当はスズメの涙というのが平成・令和の愛人事情。パ...
中山美里 2023-01-10 06:00 エロコク
3つの指で3P気分! 絶対に期待を裏切らない突起ローター♡
 3つの指のような突起が並んだ、「サティスファイヤー スリーサム3」。説明書を見ずとも、使い方を理解できる人は多いのでは...
桃子 2023-01-08 06:00 エロコク
60歳夫と初夜!クンニ直前まで濃厚な舌づかいでバック攻め#2
 ミセスコンテストのグランプリに輝いたM子さん(45歳ウォーキング講師/既婚・子供なし)。圧倒的な美を誇る彼女は、美魔女...
蒼井凜花 2023-01-14 02:56 エロコク
【2022年アツかった記事】「処女妻」初夜の儀式 夫公認でセレブ義父母の性奴隷に
【近親相姦!玉の輿婚は「性奴隷」の入り口】 (2022年11月に公開したものを一部変更し、再掲した記事となります) ...
蒼井凜花 2024-08-22 17:30 エロコク
挿入ナシで満たされる女~ミセスグランプリ舞台裏と恋事情#1
 その女性が現れた時、一瞬、筆者は言葉を失った。  細身の赤いミニワンピースに身を包み、ロングヘアをなびかせながら...
蒼井凜花 2024-08-22 17:29 エロコク
12人と同時進行!小悪魔系25歳女子がパパを落とすマル秘テク
 今回ご登場いただくのは、婚活パーティーをパパ探しに活用しているというめっちゃカワイイ女性。早苗ちゃんというフリーターな...
中山美里 2022-12-27 06:00 エロコク
絶対に外さない鉄板バイブ! ぬくもりを肌と粘膜で感じて♡
 雑誌やネットの記事を見ていると「鉄板コーディネート」や「絶対にハズさない手土産」のような特集があり、出費するからにはハ...
桃子 2022-12-25 06:00 エロコク
夫の精液で知るSEXの悦び…私も近親相姦する運命なの?#5
 元保育士のR子さん(25歳主婦/子供なし)は、昨年、都内の総合病院の御曹司の妻となった。大手カルチャースクールで、のち...
蒼井凜花 2022-12-23 06:00 エロコク
風俗は愛人探しにピッタリ? 27歳のデリヘル嬢が得た気づき
 そろそろ風俗を卒業したいと語るのは、新宿の某デリに在籍する宏美ちゃん。 「風俗なら稼げると思ったけど……この世界...
中山美里 2022-12-20 06:00 エロコク