夫も「恥ずかしい…」 鬼嫁が家族以外に繰り出す“鬼対応3選”

並木まき ライター・エディター
更新日:2020-01-18 06:00
投稿日:2020-01-18 06:00
 鬼嫁と呼ばれる妻のなかには、家族以外に対して、容赦なく鬼対応する女性もいるようです。
クレーマーや勘違い女になっている妻に対し、夫たちが「恥ずかしい」とまで感じたという鬼嫁の暴走を、魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきがご紹介します。

1:宅配便の配達員に早口でクレーム…

「ウチの嫁は、虫のいどころが悪いと誰に対してもイライラをぶつけるんです。それでこの前は、宅配便の配達員が休日の朝9時に来たことがよほど気に入らなかったみたいで、せっかく配達に来てくれた人を相手に『人の安眠を勝手に妨害するな』『休日なんだから、午前指定の荷物でも来る時間を少しは考えて』って早口で文句を言っていました。

 宅配員は慣れているのか、サラッと流してくれてホッとしましたが、そのやりとりを聞いていて、嫁がただのクレーマーにしか思えず、配達の人に申し訳なかったし、僕が恥ずかしかったです」(39歳男性/SE)

 ◇  ◇  ◇

 お門違いとも言えるクレームを、早口でまくしたてる妻を目の当たりにすれば、恥だと感じるのが一般的な感覚……。妻の代わりに謝りたいと思う夫がいても、不思議ではありません。

2:夫も呆れる大声のイヤミ…

「マンションに住んでいますが、妻と一緒にいるときにエレベーターで他の居住者と一緒になると、僕はいつも気が気ではありません。

 と言うのも、妻は自分が乗るときにエレベーターの“開ボタン”を、誰かに押してもらわないと文句を言うんです。

 この前は、先に乗っていた居住者がそのボタンを押していなかったというだけで『世の中、自分さえ良ければいい人が増えたのね。嘆かわしい世の中だわ!』『エレベーターのボタンくらい、押してくれてもバチは当たらないのにね〜』だのって、その人に聞こえるように愚痴っていましたね。

 ぶっちゃけ、“開ボタン”を押してなくても余裕で乗れたし、そんなふうに自分の思い通りにならないと、大声でイヤミを言う性格は、一緒にいる僕が恥ずかしいし、本気でついていけないなって思います…」(42歳男性/飲食)

 ◇  ◇  ◇

 図太い性格になってしまった鬼嫁ほど、辛辣なイヤミを他人にも繰り出しがち。夫婦とはいえ、他人から、そんな鬼嫁と同類だとは思われたくない夫も多いことでしょう。

3:わがままな姫になりきる年増の妻…

「我が奥さんは、いつも自分だけを特別扱いしてほしいタイプ。僕に対してもそうですが、最近は歳をとってふてぶてしくなったのか、他人にも偉そうに姫対応を要求していて恥ずかしいです。

 この前、奥さんが誰かと電話しているのが聞こえてきて『私はみんなより年上だし、ママ友たちにはもうちょっと尊重してもらわないと面白くないのよね』と言ったあと、『だから雑用係みたいなのは若いママたちだけでやってくれる?』と偉そうにイミフな要求をしていました。

 子供の関係で知り合ったママ友に、根拠もなく偉そうに接している実態を目の当たりにしてしまい、奥さんの心の狭さに恥ずかしいと思ってしまったし、子供の人間関係が心配になりました……」(43歳男性/サービス)

 ◇  ◇  ◇

 他人に対し姫対応を平然と求める鬼嫁は、“恥”の概念が消えてしまいがち? 我が妻ながらも、そんな姿を呆れて眺めている夫も少なくなさそうです。

まとめ

 家族のみならず、他人に対しても鬼対応を繰り出す鬼嫁たち。明らかに面倒くさい発言を平然と口にできるのは、鬼嫁だからこそと言えるのかもしれません。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

ラブ 新着一覧


レスられる側にも問題アリ?なぜ断られるのか、考えてみよう
 普段からセックスレスの不満をSNSで発信している筆者ですが、自分にも原因があると認識しています。何でもそうですが、相手...
豆木メイ 2023-03-14 06:00 ラブ
授かり婚のメリット4つ&“最大の難関”親を説得させるには?
「授かり婚」や「おめでた婚」といわれるようになったのは少し前の話。それまでは「できちゃった婚」と呼ばれるケースが多く、マ...
恋バナ調査隊 2023-03-14 06:00 ラブ
薄毛やおデブはどうにでもなる!男性が結婚したくなるタイミングあるある
 40代で婚活中の女性は、できるだけ効率的に出会いから結婚までを進めたいですよね。実は、男性にも(!)「結婚したくなるタ...
恋バナ調査隊 2023-03-13 06:00 ラブ
女への幻想ゼロ&免疫アリ「女兄弟がいる男性」モテるの納得
 昔から言われるのが、「女兄弟(女性のきょうだい)がいる男性はモテる説」です。実際に、特別優れた容姿でなくても、多くの女...
恋バナ調査隊 2023-03-13 06:00 ラブ
恋愛依存がしんどすぎてやめたい…まずは自分を愛する練習を
 パートナーと喜びや悲しみを分かち合い、日々がキラキラと楽しくなる恋愛ですが、依存してしまうと話は別。「彼がいなければ生...
恋バナ調査隊 2023-03-12 06:00 ラブ
「浮気したヒモ男に愛情皆無」6年の事実婚を解消したい女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-03-11 06:00 ラブ
「本気度を試すための浮気」事実婚を続けたい夫の“?”な主張
「冷酷と激情のあいだvol.133〜女性編〜」では、事実婚を6年間送ってきた夫・トシキさん(43歳・仮名)に別れを切り出...
並木まき 2023-03-11 06:00 ラブ
シングルファザーを好きになった…交際前に持ちたい覚悟5つ
 離婚が珍しい出来事ではなくなった今、恋した男性がシングルファザーだったなんて女性もいるのではないでしょうか?  ただ...
恋バナ調査隊 2023-03-10 06:00 ラブ
悲喜こもごも…一生忘れられないプロポーズの思い出エピ5選
 プロポーズは、男性にとって人生で一番緊張するシーンかもしれません。そして、女性にとっても最高に幸せな瞬間でしょう! だ...
恋バナ調査隊 2023-03-09 06:00 ラブ
気になる男性のLINEが遅い 優先度を上げるたった一つの方法
 好意のある男性から、連絡がなかなか返ってこないと不安になりますよね。 「せっかくLINE交換したのに〜っ、全然返信が...
若林杏樹 2023-03-08 06:00 ラブ
「もう」の2文字が命取りに…交際相手に離婚歴バレるLINE3選
 離婚歴がある人にとっては、新しい恋がはじまっても自分がバツイチだとは言い出しにくいですよね。でも、いつ伝えようか迷いな...
恋バナ調査隊 2023-03-08 06:00 ラブ
家族が好きすぎる彼氏=いい旦那?メリットデメリットを検証
 両親やきょうだいを大切にしている男性って、結婚したらいい旦那さんになってくれそうで惹かれますよね。でも、家族を好きすぎ...
恋バナ調査隊 2023-03-07 06:00 ラブ
嫌々一緒より夫婦寝室別で不仲リスク回避! 渋る夫どうする
「結婚したら夫婦同室が常識」という風潮がありますが、実は今、寝室別の夫婦が増えています。寝室別の夫婦でも、リスクを避ける...
恋バナ調査隊 2023-03-07 06:00 ラブ
“アプリ不向き”な社会人女性がリアルで彼氏と出会える場所
「社会人になってから、まったく出会いがない!」「どこへ行けば、素敵な彼氏と出会えるの?」――今回は「出会いたいけど、アプ...
恋バナ調査隊 2023-03-07 06:00 ラブ
40代のW不倫は濃厚な蜜の味 きっかけ&ハマりやすい人の特徴
 不倫といえば、離婚や親権問題、親族や社会からの信用がなくなるなどの大きなリスクが伴いますよね。W不倫となればなおさら、...
恋バナ調査隊 2023-06-24 19:52 ラブ
「俺より稼いでから言え」モラハラ夫が吐く常套句6つ&弱点
 倫理・道徳に反した嫌がらせを繰り返し、相手を精神的に追い詰める「モラハラ夫」。周囲から見れば「おかしい」と気が付くのに...
恋バナ調査隊 2023-03-06 06:00 ラブ