そこで、時短美容協会に所属するネイリストの筆者が、忙しくても綺麗な美爪になれる「たった1分」の魔法のような簡単ホームケアをレクチャーします。
冬は爪が早く伸びる
「爪は骨からできている」と聞いたことがある人もいますよね。実は「皮膚が角質化したもの」が爪の正体です。
爪は根元にある「爪母(そうぼ)」から伸び、1日で約0.1mm、1カ月で約3.0〜4.0mm程度伸びると言われています。新陳代謝の上がる冬は、爪の伸びるペースが早くなります。そして、爪の切り方によっては、爪先はボロボロに……。
そこで、1分でできる爪をいたわる方法をさっそくご紹介します。
3つのホームケアで爪をいたわる
1. 二枚爪を防ぐ、爪に優しい爪切りの方法
二枚爪になりやすい方は、爪切りを見直してみるといいでしょう。あまりに古い爪切りは切れ味が落ち、爪に余計な負担をかけている場合もあります。できるだけよく切れるものを使いましょう。
また、切る時には一気に切ろうとせず、少しずつ細かく切ることで負担を軽減できます。爪切りで切った後は、エメリーボード(爪やすり)で整えてあげると表面が滑らかになり、より二枚爪を防ぐことができますよ。
2. マッサージと保湿で強い爪を作る
強い爪を生み出すには、爪の根元へのマッサージが効果的です。ハンドクリームやネイルオイルを付けて軽く押し、馴染ませるように揉み込んでください。保湿しながら血行が促進され、ダメージを受けにくい爪が育ちます。
もともと皮膚であるため、爪の保湿に化粧水を使うのも効果的です。コットンに化粧水を取り、爪もパッティングすると保湿成分が浸透していきますよ。
3. ネイルオイルで自爪を伸ばそう!
爪を見たときに、ピンク色になっている部分を「ネイルベッド」と言います。この部分は爪の下にある皮膚が透けて見えてピンク色をしていますが、実はこの部分に爪がピッタリとくっついているわけではありません。
爪をぐるりと囲むように皮膚が張り付いていて、実際には、真ん中は浮いています。ピンク色の部分と、伸びた爪の境目を「イエローライン」と呼びます。
自爪をきれいに伸ばしたいのなら、ネイルオイルの塗布方法にも、ひと工夫を。手のひら側から、爪と皮膚の間にオイルを垂らすのがオススメです。この部分の保湿を繰り返すことで、イエローラインのガタガタが少なくなり、ネイルベッドがしっかり育っていきます。
日々の習慣が美爪を育てる
忙しい毎日でも、ほんのひと工夫で美爪を育てることができます。たった1分で美爪を育てるホームケア。ぜひ習慣にしてみてください。
<文・社)時短美容協会/稲村絵美里・ネイリスト>
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