同棲前に確認したいこと3つ
とはいえ、聞かれた方も気軽に答えられないのは、同棲というステップがそれなりに人生の重要なターニングポイントとなり得るからです。カレに同棲の話を持ち出す時は、次の3つのことも先に確認しておきましょう。
結婚が視野に入っているか?
これは最も前提条件に近いものですが、「同棲を考える=結婚を意識している」ということなのかどうか、お互いの温度感をすり合わせましょう。この認識がずれていると、同棲後の破局の大きな要因になり得ます。自分とカレの「同棲の先に考えること」が離れすぎていないかどうかはしっかりと確認しましょう。
お金の割合はどうするか?
人と住むという時に、トラブルにもなりやすい「お金の問題」。特に、男女の同棲となると、働き方や年収に差があるカップルもいるでしょう。
お金の割合について、考え方は色々あります。単純なルームシェアなのだから、折半なのではないか。よりお金を稼いでいる方が、1,2割多く持つべきなのではないか。
この認識が二人の間でずれていると、同棲後もずっと「でも、お金のことだって」とケンカの時にセットでついてきてしまうのです。お金はそのくらい、共同生活の根底にあるもの。家事の割合や年収などから、先に認識をすり合わせておくべきでしょう。
最低限必要な間取りは?
同棲となると今までの賃貸とは違う間取りを考えるかもしれませんが、間取りも共同生活には大変重要です。寝室とリビング、という認識で1LDKを借りるなら、いつも一緒に生活したいという認識が二人にある場合がいいでしょう。逆に、一人の時間を大事にしたいカップルなら、2DK以上の部屋で寝室を別々に持つのも一つの手です。しかし、間取りは大きくすれば相対的に賃料も上がっていくことになるので、お金の認識もしっかり合っていることが大切です。
固定費でかかっていく賃料は、同棲生活で最もお金をかけていくことになるので、どちらの要求も加味しながら落とし所を探していきましょう。
どちらも同じくらい譲りあえることが大切
二人の無理のない範囲で円滑な生活を送るためには、どちらかが我慢しすぎるのはよくありません。お金の割合、家事の割合、住む駅など、同棲でした妥協は毎日実感し続けていく、生活の根本的な部分です。
最初は我慢していたことも、次第に上手くできなくなってくるのが共同生活であり、暮らしです。コツは「我慢」ではなく、お互いが「譲りあっている」という認識を持てることです。
この感覚が合わないうちは、むしろ同棲は危険です。交際をやめるのは簡単ですが、同棲をやめるのにはお金もかかります。「同棲してしまえばこっちのもん」なんて意見も巷では聞きますが、人生のうちの大きな時間をかけていくことになるので、お互いの価値観はしっかり共有しましょう。
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