更新日:2020-02-16 09:04
投稿日:2020-02-16 06:00
「平手が倒れた」の言葉がひとり歩き
「不協和音」は平手にとって楽曲の世界に入り込むため命を削る曲だと常々語っていた。
2017年紅白については同曲で「平手が倒れた」との言葉がひとり歩きし、放送中に倒れたように記憶している人も多い。
だが実際には平手はテレビ画面上で倒れたことはない。欅坂46だけでの1度目のパフォーマンスで既に過呼吸状態にもなり、倒れ込む振り付けで打った右腕の損傷。その傷は(のちに分かったことだが)全治1カ月のものでありながら、息つく間もなく総合司会・内村光良氏との同曲コラボのために2度目のステージに上がり、また損傷した腕を振り回す全力パフォーマンスを見せた。
呼吸も明らかにおかしかったが、最後のキメのポーズで損傷していた右手を震わせながらもカメラがMC陣にスイッチするまで欅坂46のセンターとして先頭で耐え抜いた。
カメラがフレームアウトした瞬間倒れ込んだ平手を、真後ろにいたキャプテン菅井友香(24、当時22)が抱え込むとその隣の長濱もすぐに平手を支えに行った。その様子を見た他メンバーも次々と平手の元へ駆け寄った。
平手は常にメンバーを引っ張ると同時に、メンバーに支えられていた。平手、長濱、欅坂46メンバーの激闘の日々はまだ、続く。
※世の不条理に抵抗せよと強いメッセージを含んだ、平手が"命を削る曲"と語る不協和音エンタメ 新着一覧
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