胸キュン…? 鬼嫁が「かわいく見えた」夫の怪エピソード3選

並木まき ライター・エディター
更新日:2020-02-23 06:00
投稿日:2020-02-23 06:00
 鬼嫁と呼ばれる女性でも、ふとした瞬間に「かわいげ」が、垣間見えることもあるみたいです。
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、ふだんは鬼嫁に嘆く夫たちが、たまたま遭遇したという“胸キュンなシーン”をご紹介します。

1:1年に1日だけ打算から“しおらしい態度”に

「うちのカミさんは、365日のうち364日は、鬼としか言えない。

 だけど年に一度、妻の誕生日だけはしおらしい態度になるんです。その理由は、猫なで声を出して、俺に高価なプレゼントを買ってもらいたいから……。なんですけど、そんな打算的なところに、何故か可愛さを感じて、胸キュンしちゃう俺(笑)。

 ふだん怖い顔や言葉しか出てこない妻だから、俺が可愛いと思えるハードルがめちゃ下がっているんでしょうね」(39歳男性/教育)

  ◇  ◇  ◇

 おねだりのために可愛くなる鬼嫁…! そんな打算を「可愛い」と思ってもらえているうちは、どんなに鬼嫁でも、夫婦関係は安泰なのかもしれません。

2:インフルエンザで弱気になる鬼嫁

「結婚してからの3年というもの風邪ひとつひかなかった妻が、この前初めてインフルエンザになったんです。

 そうしたら急に弱気になって、普段の鬼嫁っぽさが消え、まるで恋人時代のように僕に甘えてきて……。

 普段は、バカだの甲斐性なしだのって毎日罵られてばかりでしたので、正直びっくりしましたけど、悪くないなって思ってしまいました。

 まぁインフルエンザが治るとともに、いつもの鬼嫁に戻ってしまったんですけどね。不謹慎だけど、あんなに可愛くなるなら、たまには体調不良もいいかもって思いました」(36歳男性/スポーツ関係)

  ◇  ◇  ◇

 体調を崩すと、弱気になる人も多いものです。鬼嫁とて例外ではなく、急に気弱になり夫に甘えたくなる女性もいるのでしょう。

3:ボスママの失脚とともに

「妻は、俺にだけでなく誰に対しても強気で、言いたいことはズケズケ言うタイプ。高齢出産だったので、娘のママ友仲間の間でも、年長者のボス的な位置づけになっていました。

 ところが、とある出来事をきっかけに、妻が仲間うちからハブられる事態に。いきなりの四面楚歌で、さすがの妻もこたえたみたいです。

 その時期は家でも毒が抜けていて、いわゆる普通の奥さんって感じのキャラに変わり、驚きました。ぶっちゃけ妻への気持ちが冷めまくっていたから、その変化のおかげで、気持ちを盛り返すこともできました。

 だけどママ友問題が解決した今は、また毒にまみれた鬼嫁に戻ってますけどねぇ……」(46歳男性/飲食店経営)

  ◇  ◇  ◇

 大きな悩みを抱えると、性格から毒々しさが消える女性も少なくありません。ふだんが「鬼嫁」だと、特別優しい妻になるわけでなく少し毒が抜けるだけでも、夫をキュンとさせるパターンもあるのですね。

まとめ

 こんなふうに、鬼嫁たちがひょんな拍子に見せる姿に対し、思わず胸キュンする夫も。鬼嫁と円満に暮らせる夫ほど、こんな胸キュンポイントを見つける術にも長けているのかもしれませんね。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

ラブ 新着一覧


インフルエンサー気取って見栄っ張り彼女に愛想を尽かす男性
「冷酷と激情のあいだvol.97〜女性編〜」では、結婚前提で同棲を始めた恋人が、なかなか結婚の意思を固めないことに不満を...
並木まき 2022-07-02 06:00 ラブ
イケオジの特徴って?ただのオジサンに捕まらないための知識
 40歳以上の男性というと、どうしても「オジサン……」と思ってしまう人が多いでしょう。自分の年齢はさておき、「恋愛対象外...
恋バナ調査隊 2022-07-02 06:00 ラブ
“恥じらい”にエロス感じる男性心理 効果的なあざとさとは?
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。お世辞にも「とってもかわいい」とはいえないのに、やたら彼氏が途切れないモテ女...
山崎世美子 2022-07-02 06:00 ラブ
彼氏の悪い噂が聞こえてきた!即座にやってはいけないNG行動
 大好きで信頼している彼氏の悪い噂を聞いてしまったら、動揺してしまいますよね。信じたいものの、人によっては噂話を鵜呑みに...
恋バナ調査隊 2022-07-01 06:00 ラブ
40代“子ども部屋おばさん”が初デートで服装を教えるのはNG!
「子ども部屋おじさん」という言葉を見かけることがあります。中年になっても実家の子ども部屋で暮らす男性を指すのですが、こち...
内藤みか 2022-06-30 06:00 ラブ
男と女で異なる「浮気の定義」どこからNG?どこまでOK?
 カップルや夫婦の喧嘩の原因として思い浮かぶのが、「浮気問題」ですよね。ほとんどの場合、浮気されたほうは「信じられない!...
恋バナ調査隊 2022-07-04 12:20 ラブ
多様な生き方を!「結婚したいけど子供いらない派」の婚活道
 厚生労働省の調査によると、結婚後に生みたい子供の数は「2人」と答える人がもっとも多く、「結婚したいけど子供いらない派」...
恋バナ調査隊 2022-06-29 06:00 ラブ
元カレがハイスペ故に…理想が下げられない場合はどうする?
 元カレがハイスペ……とまで行かなくても、まぁまぁ条件が良かった時、次のお相手を見つけるのって難しく感じてしまいますよね...
若林杏樹 2022-06-29 06:00 ラブ
「彼氏の機嫌を直す方法」たったそれだけ?実践あるのみです
 彼氏の機嫌が悪い時、理由を聞いても答えてくれなくて困った経験がある人もいるのではないでしょうか? 実は女性に比べて男性...
恋バナ調査隊 2022-06-29 06:00 ラブ
「うん。抱きたい」大人女子が興奮するマル秘LINEのやり取り
 経験が豊富な大人女子は妄想も膨らみやすいため、男性から来たLINEで興奮する場合もあるのではないでしょうか?  今回...
恋バナ調査隊 2022-07-01 20:44 ラブ
私の中の“どす黒い”ものが…身体だけの恋愛モドキを繰り返す
 ステップファミリー5年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
勘違い厳禁!「大人女性が急にモテる」現象のナゼと見抜き方
「年齢を重ねた女性は男性を魅了する」なんて言葉を耳にしたことがある方は多いはず。一方で“痛い勘違い”で舞い上がってしまう...
恋バナ調査隊 2022-06-28 06:00 ラブ
「ダサい彼氏」改造計画!諦める前に一緒に取り組む5つの策
 彼氏のことは好きだけど、「なんかダサい……」と感じている女性は少なくないようです。しかし、実際はというと、ダサいと思い...
恋バナ調査隊 2022-06-27 06:00 ラブ
「ヤリモク男」を見分ける5つの方法 狙われる女性の特徴は?
 好きなタイプの男性からアプローチされたら、すぐにOKしてしまう女性もいるでしょう。でも、どんなにタイプでも、相手をしっ...
恋バナ調査隊 2022-06-27 06:00 ラブ
彼氏の家にお泊まりしてドン引き!「歯磨きしたことないよ」
 大好きな彼氏とのはじめてのお泊まりデート。ドキドキワクワクしながら家に向かってみたら、彼氏の素顔や知られざる真実にドン...
恋バナ調査隊 2022-06-26 06:00 ラブ
あー正直めんどう!彼氏の食べ物の好き嫌いが激しいんです…
 付き合っている彼氏に食べ物の好き嫌いが多いと、とてもストレスが溜まりますよね。一緒に食事をする時も、好き嫌いに合わせて...
恋バナ調査隊 2022-06-25 06:00 ラブ