プロが指南!浮気調査を依頼する前にやってはいけないNG行動

山崎世美子 男女問題研究家
更新日:2020-02-29 06:00
投稿日:2020-02-29 06:00
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。浮気調査専門の探偵社代表の筆者にとって、今回のテーマはごく当たり前のことなので、これまで記事にしていませんでしたが、「そこが聞きたいのです!」という声をたくさん頂きました。今回は、「女性が浮気調査を依頼する前にやってはいけない行動」を取り上げます。

「怪しい」と思った時ほど冷静に

 タレントの紗栄子さん(33)は23日、自らのインタスタグラムで浮気を肯定する一部の日本人男性の考え方に「今の時代はもうまかり通らない」と記しています。まったくその通りですが、古今東西、男女トラブルのトップが浮気問題であることは変っていません。

 夫や彼氏の“異変”に気づいたら、どう対処するか。初動を誤ると、男性に逃げられたり、「オマエの勘違いだ」と言い訳されたりしてしまいます。自分のことを棚に上げて、逆ギレされたら、女性としては、はらわたが煮えくり返る思いでしょうが、なぜそんな結末を招くのかといえば、ズバリ、初動のミスが原因。では、どんな行動がよくないのでしょうか。

最初の証拠で相手を問い詰めてはいけない

 相談者の女性の9割が、私のところに来られる前に相手を問い詰めています。何気なくスーツのポケットから出てきた、怪しげなレシートやメモを見つけて、「これ、何なの?」と言ってしまった。酔い潰れて放置したスマホが気になって、夫の指紋でロックを解除し、知らない女性とのやり取りを見つけ、翌朝、「説明して」と言ってしまった。程度の差はありますが、まずは男性を問い詰めて、尻尾が掴めなくなってから相談に訪れるという流れです。

 パートナーに女の影を察知した女性はすぐ問い詰めますが、男性はウソや言い訳で逃げようとするのがお約束。「こいつは浮気相手で魔が差した……」と、正直に説明を始めることはまずありません。この段階では聞くだけムダ。一つの証拠で問い詰めても無意味なのです。

 重要なのは、問い詰めてからの男性の行動。妻や彼女に問い詰められた後は、男性は「いかにバレないように彼女と会うか」を学習します。女性に「もう浮気はしない」と誓っても、すんなりやめることはありません。

 そうなると、女性は地獄の始まりです。なんとなく浮気の影がチラホラ見えるのに、トカゲの尻尾のように、証拠をつかみ切れなくなるのです。女性が素性を知らない相手との浮気なら、なおさらでしょう。

山崎世美子
記事一覧
男女問題研究家
「平成の駆け込み寺」として、人間関係、男と女をテーマとし、さまざまな悩みを抱える相談者に的確なアドバイスを送り、心のケア・親身なカウンセリングで一躍人気者となる。TV、ラジオ、雑誌、さらに講演会などからも依頼が多数。いま最も注目されている専門家である。YouTube「せみこの恋愛大学」毎週水曜配信中。
公式HPブログInstagramTikTok

関連キーワード

ラブ 新着一覧


妄想は自由です!アプリもいいけど憧れる「ロマンチックな出会い方」6選
 現代の出会いの場といえば、マッチングアプリ。昔はマッチングアプリでの出会いはマイナスのイメージが定着していましたが、今...
恋バナ調査隊 2023-09-10 06:00 ラブ
結婚から介護まで直滑降かも…すごい年上を好きになったら覚悟すべきこと
 自分よりも年上の男性には、包容力や安定感など、なんとも言えない魅力がありますよね。10歳以上、年の離れた男性と結婚する...
別れたら彼女が不憫でしょ? セックスレスと冷めを自覚する30男の葛藤
「冷酷と激情のあいだvol.159〜女性編〜」では、半同棲中の恋人・カズナリさん(31歳・仮名)に対して、夜の生活を「生...
並木まき 2023-09-09 06:00 ラブ
夜のベッドインは「褒美デー」限定! 年下男調教中の34歳女が漏らす不安
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-09-09 06:00 ラブ
タトゥーの入った彼と恋愛、そして結婚…心配する周囲との付き合い方は?
 最近では、ファッションとしてタトゥーを入れる人が増えていますよね。とはいえ、まだまだ日本はタトゥーや刺青に厳しい国とい...
恋バナ調査隊 2023-09-08 06:00 ラブ
現実ってやつは残酷です…久々のデートで“おじさん化”した夫にドン引き!
「この人と一生一緒にいたい!」と思って結婚した夫。しかし、長い年月が経てばそんな夫への想いも見方も変わるもの。今回は、久...
恋バナ調査隊 2023-09-08 06:00 ラブ
年上女性好きは質問3つで見極め!新妻の約4人に1人が姉さん女房の朗報
 アラフォーになってから婚活を始める女性が増えています。そうした女性たちのなかには「どうしても年下の男性がいい」と、譲れ...
内藤みか 2023-09-07 06:00 ラブ
待て待て待て、金銭感覚の壊れ具合もA5級!高い買い物をする夫の対処法
 結婚してから、節約して将来のために貯金をしている人は多いですよね! それなのに、ある日突然、夫が相談もなしに高い買い物...
恋バナ調査隊 2023-09-07 06:00 ラブ
知った気になってない?「ドМな男性」の特徴と付き合い方のお作法
 男性には、女性に対し「守りたい」と思う庇護(ひご)欲が備わっているため、Sっ気のある人が多い傾向にあります。ですが性格...
恋バナ調査隊 2023-09-06 06:00 ラブ
好きな人ができない…でも結婚したい人が取るべきアクション
 学生時代や20代の頃は恋愛に対して前向きになれていたのに、年齢が上がるごとに億劫になってしまう傾向ってありますよね。 ...
若林杏樹 2023-09-06 06:00 ラブ
「つまり」「要するに」でまとめたつもり? “せっかち夫”に対抗する方法
 人によって性格は千差万別。のんびりマイペースな人もいれば、せっかちで1秒も待てない人もいます。  今回は、せっかちす...
恋バナ調査隊 2023-09-06 06:00 ラブ
セルフプレジャーはむなしい行為なの? 固定概念を変える方法を伝授
 SNSでセルフプレジャーについて発信を行っているので、女性からDMをもらう時もあります。  そこで気になったのが...
豆木メイ 2023-09-05 06:00 ラブ
生理前後にムラムラするの、私だけ? 女性の性欲が強くなるメカニズムとは
「生理前になるとなんだかムラムラする」「生理後はセックスしたくてたまらなくなる」など、生理前後で性欲が強くなる女性は多い...
恋バナ調査隊 2023-09-05 06:00 ラブ
貴女の度数は? オスを引き寄せる「フェロモンジャッジ」に挑戦!
 素敵な女性はいい香りがする――。  そう感じるのは、肌から放たれるフェロモンの効果。フェロモンが高まると色気だけ...
太田奈月 2023-09-05 06:00 ラブ
私が結婚したのは「貝」なのか? 夫との会話レス対処法3つ
 夫婦に関する悩みの中でも、特に最近増えているのが、夫婦の会話がないというお悩み。離婚原因にもつながりかねないので、なん...
恋バナ調査隊 2023-09-04 06:00 ラブ
ティッシュペーパーの地元相場をあえて聞く!「既婚男性の見抜き方」5つ
 付き合っている彼氏の様子がなんだかおかしい……。そう感じることはありませんか? 女の勘が働くと、理由がなくても違和感を...
恋バナ調査隊 2023-09-04 06:00 ラブ