更新日:2020-03-07 06:07
投稿日:2020-03-07 06:00
「言った言わない」の水掛け論を防ぐ
結婚歴20年になる48歳の女性は、あるとき、2歳上の夫からEDを告げられたといいます。夫が職場で彼女を作っていることに気づいたのは、その2年後。女性として裏切られた気持ちが強く、「私に『できない体になった』とウソついたわね」と迫ったところ、「お前が拒むから仕方なかったんだ」と話をひっくり返されたそうです。
話が進まず、平行線状態が続き、ほとほと困り果てて私のところに相談に訪れました。欧米ではセックスレスは離婚の重大事由の1つ。日本はそこまでではありませんが、最近は男女問わず欧米のような考え方の方は少なくありません。そうすると、相談者のように話の立場が逆転しかねないのです。
裁判で女性の夫の不貞が認められるかは別にして、こういう事態を防ぐには、会話を録音しておくのがベター。まず怪しいサインをみつけて、話し合いの場をもちます。そこは、とにかく冷静に。スマホは録音できますから、録音することです。
注意点は、誰と誰が話しているかを明確にしておくこと。パパ、ママなどの呼び名でも、時々、名前を挟むことです。それを守った上で、「EDといわれたとき、私、寂しかったよ」と怒りではなく、寂しさを主張します。そうすれば、相手も口を開くはず。「○○と会ったのは1回だけ。でも……」といった具合に状況を語り出すことはよくあります。それが証拠能力に厚みを持たせるのです。
1回ですべてを語る男性はいません。話し合いのたびに、これらを守って録音を続けます。こういった録音がなく、裁判や調停で初めて「妻がセックスを拒んだ」ということが明らかになると、その後の行為は夫の不貞でも、裁判の進行が面倒になりかねません。
ラブ 新着一覧
芸能人のスピード婚のニュースを見るたびに、「すぐ別れちゃうんじゃないの?」と感じる人は多いようです。でも、中にはスピー...
夫婦って、自然とお互いの性格のバランスをとるようにできているのかもしれません。今回は、過度に心配性な夫とどんどん冷静に...
一見、地味でモテなさそうな女性なのに、なぜか男性にモテる人っていますよね。可愛くて人気者の女性もいるのに、どうして目立...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
「冷酷と激情のあいだvol.111〜女性編〜」では、結婚当初と比較して性欲が増したのに、夫婦間で解決ができていないと嘆く...
男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。男女のカラダの相性には割れた茶碗がひとつになるような他に代えがたい感覚がある...
「不倫にハマッたら抜け出せない」って、よく聞きますよね。自制心のある女性なら、ときめきを感じても「よからぬ行動」を起こす...
「私、モテ期かも……」と複数の男性とのやりとりを楽しんでいたつもりなのに、気がついたら孤独になっていた。そんな女性が増え...
料理にケチをつける男にイライラした経験のある人は多いですよね。普通の仕事とは違い、家事には休みも定年もお給料もありませ...
「鬼嫁」と呼ばれる女性の中にはSNSでも、その鬼嫁っぷりを惜しげなく露呈している人もいるようです。
一方、“いい奥さ...
パートナーのことが好きであればあるほど、彼にとっての一番大切な存在になりたいですよね。
「元カノや、他の女性に目移り...
引き締まった男らしい体が素敵な体育会系男子は、女性に人気がありますよね! でも、40代で婚活中の女性からすると手の届か...
彼氏からの束縛が「鬱陶しい」「窮屈」という愚痴は、よく聞くものです。しかし、中には束縛を嬉しく感じる女性もいるようです...
毎日の夫のイラッとする口癖、ストレスが溜まりますよね。実は、熟年離婚をする人は、浮気や借金などの大きな出来事ではなく、...
忘れた頃にやってくる「元カレ」からのLINEって厄介ですよね。自分のほうから別れを切り出したくせに、何を今さら? って...
結婚を意識し始めた大人女子にとって、彼氏が物を片付けられないという事実は、大きな不安材料でしょう。実は「何歳になっても...