略奪愛は浮気とどう違うの?守るべきルール&成功させる方法

リタ・トーコ ライター
更新日:2020-03-13 06:00
投稿日:2020-03-13 06:00
「好きな人にパートナーがいた」、こんな時あなたはどうしますか?諦められるなら良いものの、「パートナーと別れさせてでも付き合いたい」という気持ちが芽生えたのであれば、「略奪愛」という茨の道を進むことになりますね。そんな略奪愛について、今回は掘り下げてみます。

略奪愛はいけないこと?浮気との違いは?

 略奪愛と聞くと、「してはいけないこと」というイメージを持つ方は多いかもしれませんね。そもそも「略奪愛」とは、すでに本命のパートナーがいる相手を好きになってしまった時に、相手に本命のパートナーと別れさせて自分と恋愛関係を始めることを言います。

 まずは、そんな略奪愛がどんなものなのかを確認してみましょう。

略奪愛と浮気との違い

 体だけの関係であったり、利害関係が一致した都合の良い関係ではなく、1対1の恋人関係になることが略奪愛と浮気の違いです。つまりは、自分がその後「本命の女性」になりたいと願い、略奪という行動を起こすかどうか、ということですね。

 フリー同士の恋愛と違って難しいのは、好きになった彼にも自分を「本命のパートナー」として認めてもらわなければ略奪愛は成立しないということでしょう。

状況によっては「いけないこと」

 略奪愛がいけないことかどうか、それは、状況によって変わってきます。たとえば、もしも好きになった彼が既婚者である場合には、体の関係を持つなど必要以上の接触を行ってしまったら必然的に「不倫」という関係になり、「いけないこと」となります。

 ただし、まだ相手が彼氏彼女の恋人関係であるとしたら、必ずしも「いけないこと」だとは言い切れません。事実婚など、特別な関係性のカップルでない限りは罰を受けるリスクは少なくなるでしょう。

略奪愛を成功させるために守るべきルール

「好きになってしまった男性を自分のものにしたい!」そう思ってしまう気持ちは分かります。でも、略奪愛を成功させるためには、最低限守るべきルールがあるのです。

本命のパートナーを陥れるようなことはしない

 略奪愛になってしまった時に絶対にやってはいけないことが、本命のパートナーを陥れるようなことです。

 たとえそのパートナーといて彼が幸せそうでなかったとしても、悪口などを言うのはやめましょう。あくまでも、今は「彼が選んだパートナー」なのですから、尊重する心を持つことは大切です。

最終的な決断は男性にさせる

 略奪愛を試みる時、焦りや不安などからアピールを過剰にしてしまう方がいます。でも、どんなに距離が縮まったと感じていたとしても、最終的な決断は男性にさせるのが◎。

 好きな気持ちを分かってもらうことは大事ですが、自分本位に「彼女と別れて」なんて言ってしまうと、途端に面倒になってしまうのが男心。「今まで付き合ってきたパートナーとの別れ」は、辛いことでもあります。常に、彼がどんな気持ちかを考えるようにしましょう。

周りの人にできるだけ話さない

 恋愛中、誰かに好きな人の惚気や相談を聞いてもらいたいと思う女性は多いですが、略奪愛中には周りの人に相談をするのをできるだけ話さない方が良いでしょう。

 なぜなら、あなたから略奪愛を持ちかけたとしても、周りからしたら「ただの二股をかけている男性」にしか見られないからです。万が一、噂が広まってしまった時にあなたとの関係を切って、もともといるパートナーへと戻る選択をする可能性もあるため、十分に注意が必要です。

略奪愛を成功させるための方法

 略奪愛は普通の恋愛と違って、複雑で難しいものです。成功させるためには、どうすれば良いのでしょうか?

癒しと愛情を与え続ける

 男性が女性に求めるものは、「癒し」や「愛情」だと言われます。いつでもニコニコと彼のサポートをしてあげたり、味方になってあげたり、時には愚痴を聞いてあげるなど、深くてまっすぐな癒しと愛情を与える存在になりましょう。

 よっぽどの浮気性でもない限り、浮気をする男性は本来のパートナーに対して不満を持っていることがほとんどです。だからこそ、一緒にいる時に楽しく癒される相手を、本命のパートナーにしたいと考え始める男性は多いのです。

冷静な視点を常に持つ

 誰かを好きになることは素晴らしいことですが、あまりに執着したり、依存をしたりするのはあまり良い結果を生みません。特に略奪愛の場合には、もとからハードルが高いため、長期戦になったり、諦めざるを得ないこともあるでしょう。

 だからこそ、常に冷静な視点で「本当に欲しいのか?」と問い続けることが大切。本命のパートナーがいる「人のもの」だからこそ、燃え上がっているだけではないか?彼といて、自分は本当に幸せなのか?と、時に立ち止まって見つめることが肝心です。

略奪愛が成功しても幸せになれるかは分からない

 略奪愛が成立する時、男性側はもともと付き合っていたパートナーとの別れを選択することになります。奪うという行為であることは否めませんし、本命だったパートナーは傷つくことになるかもしれません。

 でも、お互いに惹かれ合った結果、略奪愛という形になり、そのまま結婚をしたりなど結ばれるカップルも多くいるのが現状。幸せになるケースはもちろんあります。ただし、もちろんその逆も然り。

 つまりは、略奪愛が成功しても、幸せになれるかは分かりません。でも、それって略奪愛も一般的な恋愛も同じことなんですけどね。正々堂々と明るい未来を夢見て突き進んでみるのもよし、引き返すもよし。後悔のないよう、責任を持って行動しましょう。

リタ・トーコ
記事一覧
ライター
引きこもり既婚ライター。夫とのゆるい幸せを楽しみつつ、つい浮つく。類は友を呼ぶのか、周りに似た友人が多い。人生1回きり。興味に負け続ける女。好きな言葉は「自己責任」。

ラブ 新着一覧


お坊ちゃん育ちの男性の恋愛傾向3つ&上手に付き合うには?
 お金持ちの家でぬくぬくと育ったお坊ちゃん育ちの男性は、一般的な男性と恋愛に対する価値観が大きく違うことがあります。もし...
恋バナ調査隊 2022-02-17 06:00 ラブ
婚活中のアラフォー女性必見! 出会いが多い“習い事”って?
 アラフォーの年齢に達すると、パーティーなどの婚活イベントを避け始める女性がいます。そして彼女たちの一部はパーティーの代...
内藤みか 2022-02-17 06:00 ラブ
恋愛したいのに…30代によくある4つの悩み&恋のはじめ方
 勢いで恋愛をしていた若い頃。しかし、年齢を重ねるにつれて恋愛そのものに抵抗を感じてしまう人も増えてくるようです。そこで...
恋バナ調査隊 2022-02-17 06:00 ラブ
「尽くす女性」5つの特徴♡ 重いと思われないためのポイント
 彼氏ができると、ついついなんでも世話を焼いてしまう女性がいます。尽くす女性は、男性にとって理想的な存在ではありますが、...
恋バナ調査隊 2022-02-16 06:00 ラブ
彼氏にドキドキしない…別れたほうがいい? マンネリ対処法
 最近カレにドキドキしなくなってしまった……と悩んでいませんか? 最初の頃は、「最高の彼氏を見つけた!」とはしゃいでいて...
若林杏樹 2022-02-16 06:00 ラブ
彼の行動が怪しい…効果的な“浮気証拠”の集め方4選&注意点
 付き合っている彼の行動がなんだか怪しい……と感じたとき、多くの女性が「真実を知りたい!」と思うでしょう。でも、“女の勘...
恋バナ調査隊 2022-02-15 06:00 ラブ
大人の恋愛が“両片思い”になりがちな理由&進展させる方法
 若い頃は好きな人と思い合えている「両片思い」の状態だとわかると、すぐに積極的に行動できたのではないでしょうか。しかし、...
恋バナ調査隊 2022-02-15 06:00 ラブ
独身女性あるある8選♪ あなたはいくつ当てはまる?
 一昔前までは、ある程度の年齢になると結婚するのが一般的でしたが、今では女性もバリバリ働ける時代になり、価値観も変わって...
恋バナ調査隊 2022-02-14 06:00 ラブ
男性と「とりあえず付き合う」メリット5つ&発展させる方法
 興味のない男性からアプローチされたり、友達と思っていた男性から告白されたら、あなたはどうしますか? “好き”という気持...
恋バナ調査隊 2022-02-13 06:00 ラブ
恋愛も結婚も遠のく…マザコン女子の特徴5つ&抜け出す方法
 恋愛がうまくいかない女性の中には「マザコン」が原因で、恋愛が遠のいているケースが増えているようです。「自分は違う」なん...
恋バナ調査隊 2022-02-13 06:00 ラブ
私より大事なの? 彼氏のビジネスパートナーに嫉妬する女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2022-02-12 06:00 ラブ
ビジネスパートナーとは昔…恋人に秘密にしている男性の過去
「冷酷と激情のあいだvol.77〜女性編〜」では、恋人であるナオトさん(仮名・39歳男性)と、そのビジネスパートナーの女...
並木まき 2022-02-12 06:00 ラブ
オンナの天敵!すぐに結婚を匂わす“悪男”に注意、見極め法も
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。SNSの普及によって人と人は気軽に出会えるようになり、国内外問わず「ロマンス...
山崎世美子 2022-02-12 06:00 ラブ
やば痛快すぎる!勘違い男からのLINEを撃退する返信内容5選
 ひっきりなしに届く、勘違い男からのドン引きLINE……。しかも、タチの悪いことに、彼らはとことんポジティブ。ちょっとく...
恋バナ調査隊 2022-02-12 06:00 ラブ
同棲中の彼氏と喧嘩ばかり…防ぐ方法&上手な仲直りの仕方
 彼氏と同棲していると、生活スタイルの違いやストレスなどから、つい喧嘩をしてしまうことってありますよね。毎日一緒にいる彼...
恋バナ調査隊 2022-02-11 06:00 ラブ
“清楚系ビッチ”ってどんな女性?特徴&勘違いされない注意点
 男性は、女性の見た目が清楚系に見えると、中身まで清楚だと思い込む傾向にあります。でも、女性の中には「清楚系ビッチ」と呼...
恋バナ調査隊 2022-02-11 06:00 ラブ