冷静な口調に興奮が高まり…
――騎乗位で結ばれた時のことを詳しく教えて下さい。
「はい……彼の勃起を握ったまま、私はアソコの中心に亀頭を押しつけて、そのままゆっくりとお尻を落としていったんです。ヌルヌルッと何度か膣ヒダに引っかかりながら、彼のモノが根元までズッポリと沈みこんだんです。『ああっ……ああ』と私は声を上ずらせました。下から貫かれる刺激は、正常位とは全く違うものでした。
――どのように違いました?
「まず感じたのは膣肉を圧迫する衝撃の強さです。十分すぎるほど濡れていましたが、彼のモノがアソコの粘膜をいっそう押し広げていく感じ。それでも、私はお尻を最後まで落とし、ペニスを根元まで受け入れたんです。互いの陰毛がこすれてシャリ……と乾いた音がしました。
痛みは全くありませんでしたが、呼吸がうまくできないほど、すごく恥ずかしかったんです。
だってS先生は、まばたきさえ忘れたかのように、熱い視線を送ってくるんですよ。私の恥じ入る表情やむき出しの乳房、結合部分まで、嬲(なぶ)るように見つめてくるんです」
――その恥ずかしさに対して、M子さんは?
「恥ずかしい、見ないで……って言いました。
でも、先生は視線を逸らしません。それどころか、『M子の好きなように動いてごらん』って目を輝かせるんです。冷静な口調は、まるで自動車教習所のようで……でも、それが妙に興奮を高めたのも事実です。
だって、いつもは互いにあくまで『教官と生徒』という関係でしかないんです。それが、今は全裸で性器をつなげている。先生のカラダにまたがり、硬くそそり立つペニスを挿入して繋がっているんです。
その落差にも、興奮のボルデージが高まるばかりです。あらかじめ『騎乗位は苦手』と伝えていたからでしょうか。S先生は『ひざ立ちのまま、腰を前後に動かしてごらん』と言いました」
――そのまま言う通りにされたんですか?
「はい、先生の脇腹に手を添えて、腰を前後に動かすと『上手だ、気持ちいい』ってちゃんと褒めてくれるんです。
見つめあったまま温かな言葉をかけられたせいでしょうか、私の膣肉がキュッとペニスを締めつけるのが分かりました。そのまま腰を前後させ、次第にスピードをあげていったんです。ベッドがギシギシと鳴って……私も『あっ、ああっ』ってあえぎながら腰を振っていました。
S先生は私の顔を見あげながら、ゆっくりと両手を伸ばし、揺れる乳房をムギュッとつかんできたんです。『んんっ』と私はあごを突き上げました。乳首がカチカチに尖っているのが自分でも分かるんです。
そのしこり勃つ乳頭をいじりながら、S先生は『こんなにオッパイを硬くして、M子はスケベだ』って……もう、その言葉だけで体が蕩けそうで……。
恋人も卑猥な言葉を吐くことはありましたが、普段は紳士的で温厚なS先生に言われると、全く違います。エロティックな粒子が体の隅々まで巡っていくようで――」
エロコク 新着一覧