3. 掘れば掘るほど楽しめる!
「『仮面ライダー龍騎』や『仮面ライダーオーズ』、また、ライダーシリーズ以外にも、特撮ドラマやアニメの脚本を多く手掛けている小林靖子さんって人気脚本家の方がいらっしゃるんですが、その作品を追ってみようかなって思って、とあるスーパー戦隊の作品を観たことがあるんです。
そこに出演している俳優さんが好きになってしまって、出演している過去の作品を観たりしているうちに、舞台にもよく出てるってことがわかったので、思い切ってチケットを取って観に行くことに。
面白かったので、たびたび舞台に足を運んでいるうちに、『他の出演者も、仮面ライダーとかに出てる人ばっかりじゃん! ここから供給されていたのか!』ってことに気が付いて。舞台の世界には知らないイケメンがいるんだなって。
しかも、俳優さんによってはイベントでツーショットチェキが撮れることもあるんですが、実際に、とある俳優さんと撮った時に、『ポーズはお任せで』といったら、ご本人から『じゃあハグで』と言われて、ぎゅっと抱きしめられてしまい、舞台俳優の世界はすごいな、と。
ちょっと今は新型コロナの影響で、観劇に行けませんが、予習の時期だと思っています」(いちごさん)
シリーズそのものの歴史が長いことに加えて、出演俳優や脚本家など、横の線を辿っていくとさらにその先には広がりが。追求する楽しみが存分に味わえるのです。
4. 毎年、新しいライダーが登場する。
「一年を通して、毎週テレビで放送されるのって、特撮か大河かってくらいじゃないですか。
そういう積み重ねがあるので、最終回が近づいてくると『ここまできた』と熱くなるんです。それだけ長い間、演じるっていうことで俳優さんたちの思い入れもあるのかな、と思います。
だからか、何かの記念回には、過去のレジェンドが出たりとか、放映後、何年経っても小規模でファンイベントがあって、終わらない感じが面白い。
本編は終わったけど、時々、いろんな形で蘇ってくれる。『仮面ライダー』というコンテンツを、全体を通して何度も楽しめるんです」(いちごさん)
始まりがあれば終わりがあるのも当然のこと。しかし、『仮面ライダー』の場合はシリーズで展開されていくので、完全に終わるということはなく、時には限定復活することも。長く追いかければ追いかけるほど、ハマる要素があるのです。
「ストーリーがちゃんとしていて、大人も楽しめるので『いくらイケメンが出ているからといっても子ども向きでしょ』と思っている人こそ、一度観ていただきたいです」(いちごさん)
◇ ◇ ◇
大人の女性が楽しめる要素がたっぷりの「仮面ライダーシリーズ」。少しでも興味を持ったならば、日曜日はいつもよりも少し早起きして、テレビをつけてみてはいかがでしょうか。
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