欅坂46武道館「影絵」指導者が語る秘話!平手も制作から参加

こじらぶ ライター
更新日:2020-04-11 06:01
投稿日:2020-04-11 06:00

グループ初の武道館公演“目玉”企画

 今年4月6日で4周年を迎えた欅坂46。約1年前の19年5月10~12日には「欅坂46 3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE」追加公演として、グループ初の日本武道館公演が行われた。

 この武道館公演は90分間、ほぼノンストップで、欅坂46らしいクールでダークな激しい楽曲が連続で披露され、グループの真髄を凝縮させたライブとなった。

 そんな中で大きなアクセントとなったのが体全体を使った影絵、ボディ・シルエット・パフォーマンスだ。多くの観客から大好評を博した影絵パフォーマンスを構成・映像製作・指導したのは、「劇団かかし座」である。同劇団メンバーで影絵の第一人者でもある飯田周一氏は、滝沢秀明主演の「滝沢歌舞伎」やTOKIO出演の「鉄腕!DASH!!」(日本テレビ系)などでも指導経験があり、「報道ステーション」(テレビ朝日系)への出演歴もある。

平手友梨奈は「可能性の塊」

 飯田氏は個人のTwitterで平手友梨奈(18)について、「可能性の塊のような方」とも表現している。筆者は、武道館での影絵パフォーマンスに魅了されたひとり。飯田氏に準備段階から深く関わっていた平手をはじめ、メンバーの素顔も含めて話を聞くことができた(3月中旬)ので、以下、抜粋してお届けする。

影絵の第一人者・「劇団かかし座」飯田周一氏に聞く

 ――まず、当時のことを振り返ってみていかがですか。

 オファーをいただいたのが、ゲネプロ含め、日本武道館入りまで3週間を切るタイミングだったのでとにかく時間がなかったですね。

 有名なアイドルユニットである欅坂46さんの日本武道館でのライブにクリエイティブスタッフとして参加できる喜びを感じながら、プランニングからお稽古も含めて間に合うのかという緊張感……そして、なによりも欅坂46ファンの皆さまに楽しんでいただけるだけのクオリティーに達することができるのかどうか。不安も含め、いろいろな思いが交錯しました。

 アートディレクターである弊社代表の後藤圭とも相談し、お受けしたわけですが、最終的にゲネプロと本番を拝見し、メンバーの方々の素晴らしいパフォーマンスに圧倒されました。影絵のシーンが大変印象的に使われており、チーム欅坂46のディレクションの力を感じましたね。

こじらぶ
記事一覧
ライター
STARTO ENTERTAINMENT、秋元康系女性アイドル、ローカル、地下アイドル等数々の現場を経験。Xでもご意見を募集しております。

関連キーワード

エンタメ 新着一覧


永野芽郁が「清純派」って誰が言った? 批判するのはお門違いなワケ。江頭2:50への“涙”も大正解!
 日曜劇場『キャスター』(TBS系)で共演中の韓国人俳優であるキム・ムジュンを自宅に連れ込みお泊りし、なんとその翌日に妻...
堺屋大地 2025-05-02 06:00 エンタメ
「あんぱん」蘭子と豪の秘めたる恋に“過去の名作”を思い出す。河合優実は百恵ちゃんによく似ている
 縁談の返事をしに出掛けた蘭子(河合優実)を連れ戻したのぶ(今田美桜)に、蘭子は本心を明かす。季節は巡って秋になり、うさ...
桧山珠美 2025-05-01 19:16 エンタメ
なにわ男子・道枝駿佑は“肉食女子”から守られたのか?「キャスター」男性俳優陣が気になるよ
 芸能界広しといえども清純派と呼べるのは芦田愛菜だけ。長年、そう訴えてきましたが、今回の一件が図らずともそれを証明したの...
共亜事件は「虎に翼」のオマージュか。あんぱん、ブギウギの3人が同時代を生きている
 昭和11年、家族や嵩(北村匠海)に見送られ、のぶ(今田美桜)は女子師範学校の寮に入る。軍国主義の担任・黒井雪子(瀧内公...
桧山珠美 2025-04-28 18:40 エンタメ
「あんぱん」最後まで毒親だった登美子(松嶋菜々子)。去っていく彼女に問うてみたいこと
 受験したのぶ(今田美桜)と嵩(北村匠海)の明暗が分かれる。静まり返った柳井家で、寛(竹野内豊)たちに頭を下げる嵩。そこ...
桧山珠美 2025-04-26 12:50 エンタメ
春ドラマの評判を調査!『最後から二番目の恋』は令和の鬼渡?『あんぱん』『対岸の家事』の感想は
 2025年4月期も話題のドラマが続々スタート! 多すぎてどれを見るのか迷ってしまう…。そんな人のために忖度なしでドラマ...
「あんぱん」千尋(中沢元紀)は本当に良い子…史実どおりの展開なのか。しょくぱんまんのようなイケメンだ
 けんかした嵩(北村匠海)と千尋(中沢元紀)に、寛(竹野内豊)は改めて後継ぎはいらないと告げる。そして、何をしながら生き...
桧山珠美 2025-04-23 17:51 エンタメ
こうでなくちゃ! 志尊淳の正解を「恋は闇」で見た。いい人よりも“妖しい姿”に妄想が駆り立てられる
 新ドラマ「恋は闇」(日本テレビ系)の志尊淳が良きです。  前クールの「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった...
「あんぱん」なんて贅沢!今が旬、河合優実の“目で語る”表現力と色気に驚く。俳優・ソニンのEE JUMP感を消した演技も見事
 なりたい夢を見つけたのぶ(今田美桜)は、女子師範学校合格に向けて猛勉強をし始めるが、成績が思わしくなく頭を抱える。同じ...
桧山珠美 2025-04-21 14:23 エンタメ
怪演・市原隼人に「ヤバい超大物」2人が熱烈ラブコール。迫真すぎる“ガンギマリ”の演技がモテる理由か
 大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(NHK)にて、盲目の大富豪にしてゾクッとする異様な雰囲気を放つ鳥山検校を怪演...
堺屋大地 2025-04-21 06:00 エンタメ
ラランド・サーヤは「名誉男性」なのか? お笑い界の“女すぎる”という悪口に思うこと
 ラランド・サーヤが参加するバンド「礼賛」が大阪で行ったライブで、痴漢行為が発生。被害女性がSNSで被害を訴えたことで発...
帽子田 2025-04-20 06:00 エンタメ
「あんぱん」松嶋菜々子の“毒”さえチャーミングにする厄介な美しさ。ドキンちゃんにも見えてしまった
 8年間音沙汰のなかった登美子(松嶋菜々子)が突然帰ってくる。登美子に対してわだかまりが残ってはいるものの、自分の漫画を...
桧山珠美 2025-04-19 06:00 エンタメ
「あんぱん」登美子(松嶋菜々子)の登場が不穏…色っぽいけど。貴島中尉(市川知宏)は“あのキャラ”を意識?
 新聞社に出した漫画で賞金をもらい、ご機嫌の嵩(北村匠海)。一方のぶ(今田美桜)は、パン食い競走で転びそうになったところ...
桧山珠美 2025-04-17 16:02 エンタメ
カトパンへの嫌味に物議…新井恵理那は承認欲求のカタマリか、悪役を演じる聖人か?
 昨年3月、8年間出演して総合司会も務めていたテレビ朝日系の朝の情報番組『グッド!モーニング』を降板したフリーアナウンサ...
堺屋大地 2025-04-17 06:00 エンタメ
【募集】春ドラマ何見る? 面白かった&ガッカリを教えて!『最後から二番目の恋』『あんぱん』etc
 コクハクでは2025年春ドラマを対象としたアンケートを実施します。4月よりスタートした春ドラマ、「期待している」「面白...