「テラスハウス」の超新星 “社長”に見る肉食IT起業家の性質

しめサバ子 マルチポテンシャライトライター
更新日:2020-03-29 06:00
投稿日:2020-03-29 06:00
なかなか進まない展開にモヤモヤ(写真:iStock)
なかなか進まない展開にモヤモヤ (写真:iStock)

 最近、周りで非常にざわざわするトピックがあります。その感染力は、新型コロナウィルスに引けを取らぬ勢いで、出会う人、出会う人が話題にする今一番旬な男、「テラスハウス」で超新星のように現れた「社長」こと新野俊幸(にいのとしゆき)さん、30歳です。

 今シーズンのテラハは男性陣に草食系が多かったため、恋愛の展開がひじょーにスローペース。そのせいもあり、視聴者から「モヤモヤする~」という声があがっており、男性メンバーのテコ入れが急務な状況にありました。

 そんな中、33話目で現れた社長新野は、まさに肉食系男子の星! 気になる子がいれば、速攻でデートの約束をし、距離感の詰め方のグイグイ感も素晴らしき肉食感! 彼は、EXITという退職代行の会社を経営するIT起業家ですが、女性を「EXIT」させない(逃がさない)その手腕は、男気をビンビン感じさせてくれます。

 今回の記事では、そんな「男」新野社長の魅力と、肉食IT起業家の性質に迫りたいと思います。

肉食男子はビンに吸いつく?肉食エピソード紹介!

グラビアアイドルが口をつけたビール瓶を…(写真:iStock)
グラビアアイドルが口をつけたビール瓶を… (写真:iStock)

 まずは「社長」の代名詞ともなった「ビンスイ」についてご紹介いたしましょう!

 彼がまずロックオンしたのは、24歳の会社員兼グラビアアイドルの吉田夢さん。彼女の帰りを1人リビングで待っていた社長は、「ビール飲む?」と勧めると、彼女が一口飲んだ後に「俺も一口飲もうかな~」と、その瓶を手に取ります。

 そして、

 きゅぽん……

 と音がしそうな勢いで、瓶の口をすっぽり加え、グラビアアイドルのエキスは一滴たりとも無駄にしねえぜ!とばかりに吸い込んだのです。

 そのすっぽんを彷彿させるストロングスタイルに心しびれた女性も少なくないはず。彼には登場初日でMC陣から「ビンスイ新野」の異名がつくほどで、これからの期待値を爆アゲする抜群のパフォーマンスでした。

リップを塗る→キスのコンボの流れるような動き

頭の中は妄想でいっぱいなのかも(写真:iStock)
頭の中は妄想でいっぱいなのかも (写真:iStock)

 そして、瓶を吸い尽くすやいなや、その数日後にはグラビアアイドル夢とクリスマスドライブデートの約束を取り付けます。さすが仕事が早い! そして、ドライブデートの終盤、社長はジョー・マローンのリップバームをクリスマスプレゼントとして渡しました。

 さて、ここで肉食男子がとるべき行動は何かというと、ずばり「相手にリップを塗ってあげる」なんですよ!

 これこれ、期待を裏切らない社長の提案力! 予想通り、唇に収まり切らない量のバームを手に取り、夢の唇に塗りたくる社長! さあ、この余ったバームをどうするかと言えば、その流れでキスをしておすそ分けしてもらうのが肉食男子の流儀です。

 きっと社長はこのシチュエーションがしたいがために、ジョー・マローンでリップバームを買ってるわけです。店員さんに「贈り物用ですか?」と聞かれると「はい(キス用です)」と、絶対頭の中で妄想しまくっていたことでしょう。

肉食系IT起業家はどんな人種?攻略法を教えます

常に褒めてあげて上手に転がしてみる?(写真:iStock)
常に褒めてあげて上手に転がしてみる? (写真:iStock)

 番組内では、そのキモさがいじりの対象となっている社長ですが、実際のところ社長には意外と好印象な方も多いようですね。これくらい分かりやすくグイグイ来られる方がいい、ってご意見もよーくわかります。

 さて、この種の肉食系の起業家のみなさんは、実際にはどういう性質の方が多いんでしょうか? 直接こちらの「社長」とは面識はございませんが、実際の知り合いの起業家の中には、彼に雰囲気や行動がそっくりなタイプが多くいて、みな非常によく似ているので分析対象には事欠きません。

 まず、彼らの大部分は昔はモテなくて大学デビュー、または社会人デビュー組が多いのが特徴です。昔モテなかったという飢餓感が、モテキを取り戻そうともがくかのごとく、イケそうな女子に対して全方位的なアグレッシブさを発揮します。

 ここで重要なのは、「好きな女子」ではなく「イケそうな女子」がターゲットであること。イケそうであれば、経験値を増やすためにどんな女子でも口説こうとするその姿勢は、夜のオールラウンダーであるといえるでしょう。

 そんな、全方位的に誰でも口説く肉食系起業家ですが、本命にする女性は「俺と同レベルで思考ができる頭が良い女性」で、かつ「俺のことを認めてくれる」タイプが多いようです。

 基本的に仕事の話が好きなので、プライベートでも仕事の話は大歓迎。結婚願望が強い専業主婦志望の女性よりは、仕事が大好きでいろんなことに挑戦する好奇心旺盛な社交的な女性がこうした肉食系起業家に刺さりやすいかも!?

 また、承認欲求も非常に高いため、常に褒めてあげたり、認めてあげたりといったケアも欠かせません。

 女癖が悪く、ケアまで必要と手がかかるタイプではありますが、面白い恋愛をしたい方にとっては、刺激的な体験をすることができるでしょう。

しめサバ子
記事一覧
マルチポテンシャライトライター
主に恋愛・性に絡むネタを執筆。ライター業以外にも法務や税務、イベント企画、プログラミング、起業、ひいては寿司を握るなど、興味を持ったことに手当たり次第に挑む。休日はシメサバ作りをこよなく愛する。
Twitter

ラブ 新着一覧


夫の神対応に涙…更年期こそお互いの理解と歩み寄りが必須
 40代から50代になると現れる更年期障害。症状の強さや時期は人によって差がありますが、中には日常生活に支障をきたすほど...
恋バナ調査隊 2023-10-01 06:00 ラブ
恋人の“避妊しないで”に演技で応じる男 好きだけれど結婚はしたくない訳
「冷酷と激情のあいだvol.162〜女性編〜」では、3年間にわたって交際している恋人・リョウタさん(36歳・仮名)にプロ...
並木まき 2023-09-30 06:00 ラブ
結婚は躊躇し、避妊具ナシには応じてくれる彼…37歳女が目論む受胎計画
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-09-30 06:00 ラブ
夫が「ひきこもり」になったらどうする? 慌てず冷静な対応がマストです
 ある日突然、夫がひきこもりになったらあなたはどうしますか? 仕事にもいかず、ずっと家にいる夫にどう接したらよいのか戸惑...
彼氏にママ活疑惑…クロかどうかチェックする方法3つ、未遂はチョー厄介
「ママ活」といった言葉が広まるにつれて、とある問題が出てきています。それは「彼氏がママ活しているかも!?」なんて疑惑です...
内藤みか 2023-09-28 06:00 ラブ
マジかよ…夫の隠れ借金が発覚!大切な財産とメンタルを守る8つの対処法
 ある日突然、夫の借金が発覚したら、あなたはどうしますか。「これって、私も返済しなくちゃいけないの?」「これから先、我が...
恋バナ調査隊 2023-09-28 06:00 ラブ
結婚したくない若者が増加中!? 蛙化現象もあるらしい、理由を聞いてみた
 今、若い世代で「結婚したくない」という女性が増えているのだそう。いったい結婚のどこにデメリットを感じているのでしょうか...
恋バナ調査隊 2023-09-28 06:00 ラブ
初デートでキョドりたくない!話題が続かない人のモテ会話術
 初デートって緊張しますよね。年齢が上がるにつれて、失敗したくない思いから何を話していいのかわからなくて、口が重くなる時...
若林杏樹 2023-09-27 06:00 ラブ
籍入れたとたんに豹変…よく見極めたい「結婚後に変わる男」特徴7つ
 交際中は優しくて愛溢れる彼氏だったにも関わらず、結婚したとたんに態度が変わる男性がいます。結婚後「こんな人だと思わなか...
恋バナ調査隊 2023-09-27 06:00 ラブ
彼氏のドタキャンから始まるイイ女道 いらっとしたら飲み込むのが得策
 楽しみにしていたデートをドタキャンされたら、誰だって悲しいものです。でも文句を言ったら、それが別れの原因になってしまう...
恋バナ調査隊 2023-09-26 06:00 ラブ
39歳、赤ちゃんを見ると母乳が出るような気に…出産のリミットを考える
 最近、お母さんの腕に抱かれている小さな赤ちゃんを見るとなんだかおっぱいがうずきます。  見てるだけで母乳が出るん...
まめ 2023-09-26 06:00 ラブ
外見が大事ですか? 見た目のことを言う男性の心理&3つの対処法
 どうせ恋愛をするなら、自分の中身をまるごと愛してほしいもの。でも、彼氏がやたらと見た目のことを言う男だと、がっかりしま...
恋バナ調査隊 2023-09-25 06:00 ラブ
「不倫の慰謝料」気になる使い道、サレ妻たちは何を思い、どう使った?
 夫に不倫された場合、相手の女性に慰謝料を請求できます。その相場は数十万円から数百万円ほど。時には1000万円以上になる...
恋バナ調査隊 2023-09-24 06:00 ラブ
当てはまりすぎて自分が怖い!? 恋愛ご無沙汰女性5つの特徴と脱出方法
 気が付いたら「数年、彼氏がいない……」なんて人はいませんか。あまりにもご無沙汰だと、恋愛の仕方すら忘れてしまいますよね...
恋バナ調査隊 2023-09-23 06:00 ラブ
「結婚6年でメシマズは致命傷」妻に抱かない宣言を突き付けた夫の決断
「冷酷と激情のあいだvol.161〜女性編〜」では、結婚6年目にして完全にセックスレスになり、夫婦で話し合うたびに状況が...
並木まき 2023-09-23 06:00 ラブ
夫の「2度と抱かない」宣言にタガが外れた43歳レス妻、潮目が変わった
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-09-23 06:00 ラブ