園芸入門“実践編”!新たな喜びの扉を開く植物生活のススメ#2

斑目茂美 開運花師
更新日:2020-04-29 06:00
投稿日:2020-04-29 06:00

「寄せ植え」編

 複数の植物を組み合わせて一つの小世界を演出する「寄せ植え」は、置くことでお庭のアクセントにもなり、お庭がなくてもベランダや窓辺に置くことで一気に華やいだ空間をつくりだせるのでございます。

 同じ環境で育つことや同じ花期の植物同士を合わせるなど、「寄せ鉢」に比べればちょいと気を配ることが必要ではございますが、そんなに難しく構えることはございませんのよ。

 ワンシーズンを楽しめれば良い、ぐらいの気持ちであれば、お好きなものをお好きなだけどうぞ。

 植物選びの際、まるで初心者のアナタが無理なくダーッと簡単にセンス良い「寄せ植え」に持ち上げるポイントは2つ。

1. 高低差のある植物を組み合わせること

2. 同系色でまとめること

 でございます。

 ご用意していただくものは以下の通り。

・植える植物……ビギナーは3種類ぐらいがオススメ。
・植木鉢……今回は通気性と水はけ良く、根に最も良い環境を作る素焼きポットを使用。
・シャベル……なければ500mlペットボトルを斜めにカットすれば即席シャベルになります。
・鉢底石……100円ショップでも入手可能。
・培養土……園芸コーナーで花の培養土という名前で入手可能。
・鉢底穴を塞ぐ網……鉢底に空いている穴を塞ぐネットのようなもの。土が穴から抜けるのを防いだり、底から侵入する虫を防ぐ目的。
・ジョウロ……なければ水の入ったペットボトルの口元近辺に小さな穴を5、6コ開けて蓋を閉めて逆さにすれば代用可能。

 鉢底の穴を網で塞いだあと、鉢底石を薄く一面に敷き詰め、培養土を器の3分の1ほどまで入れる。できればここで元肥を入れてあげればなお良し!

 花をカバーから取り出し、根をほぐしてイジメる。こうすることで根がよく張るのでございます。

 同時に、蒸れを防ぐために株元の葉を少し除去。

 花を配置後は、隙間に培養土を入れるのですが、器を少し持ち上げてトントンすると、土が下に下がります。

 ギリギリまで入れてしまうと、お水をあげたときに溢れてしまうので、器のふちから1~3センチ下まで土をいれウォータースペースを確保いたします。

 最後にジョウロで優しくお水をあげて土をなじませて完了でございます。

 どうです? トライしてみたくなっちゃいましたよね?(笑)

 難しいことを考えるのはヤメヤメ! ストレスは免疫力を下げますよ!

 気分転換に楽しんでやることが一番大事でございます。

 アナタがやればやるほど、そのスタイルは無限に広がり、面倒をみればみるほど、ちゃんとその答えが美しい姿で返ってまいります。

 アナタの心のままに、どうぞ存分に楽しんでくださいませ。

 ネットで注文するもよし。お花屋さんに配達をお願いするもよし。

 お花屋さんにご相談していただければ、きっと丁寧にお答えしてくださると思いますわよ。わざわざ外に出て行かなくてもいくらでも手段はございます。ご相談してみてくださいませ。

 アナタの「楽しいお家生活」が新しく見つけられますことを、遠いお空の向こうからお祈りしておりますよ~。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


会長報酬は月500円。スタバのソイラテ買ったらほぼ終わり…商店会活動は「ご奉仕」です
 勢いとその場の流れで商店会会⻑を拝命(←ぶん投げられた?)することになり、まず何から⼿を付けるべきか考えてみた。 ...
大ピンチ!よくある裏垢誤爆5選。悪口を投稿するだけならまだかわいい?
 ここ最近、アインシュタインの稲田さんやフワちゃんが「裏垢を持っているのでは?」と疑惑をかけられていましたよね。世間では...
指先をあざとく香らせるネイルオイル術【調香師がタイプ別に解説】乾燥対策におすすめのアロマは?
 乾燥が気になり始めるこの時期は、意外と異性にも見られている指先を意識してみましょう。きれいなネイルをしていても手がかさ...
城からは一歩も出ないにゃん! 窓際で鳥を眺める“たまたま”王子
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
可愛らしい姿と屋号に思うこと
 久しぶりの帰省でふと目に入った、懐かしい光景。  なにか可愛らしい姿と屋号に小さな幸せを感じて。 【読まれ...
「豆娘」って読める? ヒント:最近、空を飛んでるかも
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
『ルナルナ』の呪縛から早4年、そろそろ子どもも考えたい。もう一度入れたら“副産物”が…!
 生理管理アプリとして有名な『ルナルナ』ですが、さまざまな理由からアンインストールしていた筆者。そろそろ妊活も考えたいと...
2024-09-14 06:00 ライフスタイル
「コーヒー1杯も買えない!」キャッシュレス化に乗り切れない、現金派の叫び
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(64)。多忙な現役時代を経て、56歳...
滝川クリステルに「好きになれない」の声多数。バリキャリだけど同性ウケしないのはなぜ?
 フリーアナウンサーの滝川クリステル(46)の所属事務所が9日、夫の小泉進次郎元環境相(43)が自民党総裁選に出馬表明し...
ペッ!!他人の人脈を勝手に使うな~!「距離感バグってる人」がやりがちな5つの行動
 率直に聞きますが、みなさんの周りで「この人、なんか距離感バグってるな」って人いません?  今回はスナックのママ、...
暑すぎる夏…クール系入浴剤が気持ちいい~!疲れをお湯に流せる3選
 今年の夏は特に暑かった。本当…驚くほど暑すぎました。  毎日かき氷やアイスコーヒーを摂取していたので、身体の中は...
親不孝じゃないよ! 実家に帰省しない時の冴えた言い訳6選
 シルバーウィークが終わったら、もう年末年始はすぐそこ。長期休暇に帰省をする人は多いですよね。「実家でのびのびすごそ〜♡...
頭重感とは?MRIは異常なし、頭痛の“震源地”は肩こりだった!【薬剤師監修】今すぐできる改善法
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
懐かしの「アジャパー」ポーズを激写! お茶目な“たまたま”にほっこり
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
仏様のお供えは「花」とは限らない! もうすぐお彼岸、仏花にまつわるケンミンSHOW的な話
 ねこ店長「さぶ」率いる我がお花屋は、神奈川の仏事に手厚い土地柄の片田舎にあります。とりわけ、夏のお盆からお彼岸月の9月...
ロボット掃除機より優秀!? “激落ちくん”のお掃除スリッパが突き付けた我が家の床の現実
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...