ゲームから恋愛に発展?「あつ森」で出会ったカップルに聞く

ミクニシオリ フリーライター
更新日:2020-05-20 11:32
投稿日:2020-05-13 06:00

バトル系ゲームで守られてキュン!

ーーゲームとSNSだけでも、交際したいと思うほど相手を魅力的に感じたということですよね。特にお互いのどんなところに惹かれたんですか?

♀:私はやっぱり、彼の「あつ森」のセンスがよかったことと、他のゲームを一緒にやってみても彼がすごくゲームが上手かったことが大きなきっかけかも。「あつ森」は部屋や島の開拓に本人のセンスがバッチリ出るんですけど、島の雰囲気がおしゃれで、かつウィットに富んでる感じだったのが、最初すごく好印象でした。

 それに、仲良くなってみたら他にやっているゲームも被っていたので、そういうのを一緒にやってみてもすごく上手で。やっぱり自分よりなにかが上手な人って、尊敬しちゃうというか……バトルロワイヤル系のゲームで守られた時とかも、すごくキュンとしましたね。

♂:僕は「あつ森」含め、他のゲームでも交流できると思った時にすごくいいなと思いました。自分はけっこうゲーマーな方だと思うのですが、それを否定せずむしろ喜んで付き合ってくれる彼女とのゲームの時間がすごく楽しくて。そのうち、どうしても一緒にゲームがしたくなって、車で迎えに行って車でゲームを楽しんだりもしました。趣味の時間を共有できることがすごいよかったかな。

ーー出会いが「あつ森」だったからこそ付き合ったとは言えそうですか?

♀:私はそうだったと思います。ほかにオンラインでするゲームもあるけど、リアルの友人意外に仲良くしている人とかいなかったし、ちょっと怖いイメージもありました。「あつ森」ってそれ自体がすごいほんわかしたゲームだから、なんとなく知らない人とでも「悪い人はいなそう」と思って交流できたんですよね。

♂:僕もそうかも。というか、やっぱりゲームって男の方が人数が多いので、女性と仲良くなれる機会ってあんまりなくて。「あつ森」はそんなゲーム界では相当女性ユーザーが多いゲームだと思うんですよね。たまたま声をかけた人が女性でラッキーだったな(笑)。

 ゲームでの出会いは運なので、無差別なマッチングや声掛けで仲良くなることがほとんどなんですよ。そんな中で年齢や住所が偶然近かったこともすごく大きかったですね。

合コンやデートを楽しむ人たちも

 二人の周りでも、ゲームを通して知り合った人と恋愛に発展している人、結婚したという人たちも数人いるそうです。中には遠距離でもゲームを通して交流している人もいれば、結婚のために東京から関西に引っ越したという人もいるんだとか。

「あつ森」はたしかに女性ユーザーも多く、SNSでよく画面キャプチャの共有もされるので、とても人と交流しやすいゲームです。「あつ森」は基本的に「島での生活」を楽しむゲームなので、他のゲームよりも人間性が出やすいのかもしれません。

 SNSでは「あつ森」を使って合コンをする人たちがいたり、今はなかなか会えない恋人とデートを楽しんでいるという人もいます。stayhomeの今だからこそ、「あつ森」の恋愛的なポテンシャルはとても高まっていると言えそうです。

 もちろん、こうした出会いが必ずしも安全とは限りませんし、お子さんがゲームやSNSを利用されている場合は、大人が十分に気をつけてあげてくださいね。

ミクニシオリ
記事一覧
フリーライター
フリーランスの取材ライター・コラムニスト。ファッション誌や週刊誌、WEBSITEメディアなどで幅広く活動。女性向けのインタビュー取材や、等身大なコラム執筆を積極的に行う。いくつになってもキュンとしたい、恋愛ドラマと恋バナ大好き人間。
XInstagram

ラブ 新着一覧


罪悪感なく元妻を抱く男性「ソッチは嫌いじゃないですから」
「冷酷と激情のあいだvol.87〜女性編〜」では、元夫であるマサカズさん(仮名)と将来的な話が何もないままセフレ関係が続...
並木まき 2022-06-01 12:30 ラブ
夜の営みも“女優”であれ!離婚回避のために思考を切り替える
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。約8割のご夫婦が恋愛結婚ですが、離婚理由の男女とも第1位は「性格の不一致」。...
山崎世美子 2022-04-23 06:00 ラブ
男ウケのいい顔の特徴って?色気やフェロモンを感じる部位も
「男ウケのいい顔になりたい」と、思っている女性は多いはず。でも実際には、男性が感じる女性の「モテ顔」は女性が感じる感覚と...
恋バナ調査隊 2022-04-22 06:00 ラブ
「本命の女にはしないよ」一流男性が明かすシビアな検査項目
 涼香(リョウカ)と言います。銀座で長らくお仕事をさせていただいています。といって、接客型のクラブではなく、カウンター越...
涼香 2022-04-29 15:00 ラブ
急増する“貝男子”の生態 激戦を制しアプリでやり取りすると…
 コロナ禍以降、マッチングアプリで女性に話しかけられない、貝のように口を閉ざしている男性が増えています。  プロフィー...
内藤みか 2022-04-21 06:00 ラブ
性欲が強い男は“テカ顔”!?「夜の営み」改善は人相学にあり
 統計学のひとつに「人相学」というものがあります。顔立ちから“人となり”を判断するものですが、中には性欲の強い人に共通す...
恋バナ調査隊 2022-04-21 06:00 ラブ
ほっとけないよ! 男性が「何かやってあげたい」女子の特徴
 よく男性に食事を奢ってもらえたり、仕事を手伝ってもらったり、助けてもらえる女性っていますよね。自分自身も男性に、「やっ...
若林杏樹 2022-04-20 06:00 ラブ
30代40代独女の鬱憤 “結婚願望ゼロ彼氏”でも嫌いになれない
 これ以上婚期を逃したくない30代、40代の女性にとって、彼氏が「結婚する気がない」と知った時ほどつらいものはないでしょ...
恋バナ調査隊 2022-04-20 06:00 ラブ
不倫サレ離婚した男の告白「深い傷は7年経っても消えない」
 ステップファミリー5年目になる会社員ライターひでまるです。大学卒業と同時に、当時付き合っていた彼女と結婚→当時の妻に2...
仏人形のオルゴール!彼からの嬉しくないプレゼント爆笑エピ
「彼氏からもらうプレゼントなら、どんなものでも嬉しい!」と思っていたはずなのに……。愛ではカバーできないほど、センスを疑...
恋バナ調査隊 2022-04-18 13:09 ラブ
年下彼氏との結婚ってどうなの?年齢差の不安は解消できます
 アラサー&アラフォー世代の中には、だんだん結婚を焦る気持ちが出てくる人も多いでしょう。でも、そんな“待ったなし”のタイ...
恋バナ調査隊 2022-04-17 06:00 ラブ
交際4カ月でセックスレスに悩む女 彼は草食系じゃないはずよ
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2022-04-16 06:00 ラブ
Hな気分にならない…アプリで出会った彼女に疑問を持つ男
「冷酷と激情のあいだvol.86〜女性編〜」では、2歳年上の恋人・タカヒロさん(仮名)と交際4カ月でセックスレスに陥り悩...
並木まき 2022-04-16 06:00 ラブ
ダサくても我慢「婚活コーデ」気合い入れすぎは引かれるもと
 婚活中の女性は、第一印象を良く見せることに全力を注いでいるでしょう。でも、頑張るがあまり「気合い入れすぎじゃね?」と、...
恋バナ調査隊 2022-04-16 06:00 ラブ
末期ですか?恋愛したいけど「めんどくさい」と思うワケは…
 恋愛はしたいけど、付き合った後にめんどくさいのが嫌でそれ以上進めない……。こんな悩みを持っている女性は意外と多いようで...
恋バナ調査隊 2022-04-15 06:00 ラブ
40代妻がハマる“セカンドパートナー”の世界 その女性心理は
 お互いに既婚者でありながら、プラトニックな関係を築く「セカンドパートナー」を知っていますか? 体の関係はないため、本人...
恋バナ調査隊 2022-04-15 06:00 ラブ