LINEでいきなりの別れ話
「まだ緊急事態宣言が出される少し前だったと思いますが、彼とデートをしていたら、いつもと様子が違って。こちらが話しかけてもうわの空だし、その日はエッチもしないで、食事だけして帰るって言い出したんです。その前の週までは、いつもどおりの彼だったので、どうしたんだろう……とは思いましたけど。こんなご時世だから、仕事に不安でもあるのかな、くらいにしか捉えておらず、そっとしておこうと思い、私からは何も言いませんでした」
その日は、彼から別れ話が出るわけでもなく、食事だけ済ませて帰宅したのだそう。しかし、家について1時間ほどしたときに、彼から別れ話を告げるLINEが届きました。
「もうね、本当にいきなり! でした。LINEがきたので『あ、家に着いたのかな?』って開いたら『ごめん、もう終わりにしよう。これまで本当にありがとう。楽しかったし幸せでした』って書かれているんですよ。理由も何も書いてなくて、本当にそれだけ。1年以上付き合っていて、別れ話が出たことは一度もないので、本当に驚きましたね。
その後、私から『なぜ?』『どうしたの?』とLINEをしましたが『コロナが終息しない以上、不倫なんてできないでしょ』って返事がきました。これまで、彼の家庭を邪魔しないようにしてきたし、確かにコロナは怖いし今までみたいにはデートもできないけれど、だからといって、いきなりの別れ話はないんじゃないですかね…!?
コロナで頭が混乱しているであろう今は、何を言っても無駄かなと思うので、コロナが落ち着いた頃に、また彼と会って話し合いたいと思っています。それ以来、彼には普通に世間話をLINEすれば返事は返ってくるので、元サヤに戻ると思っています」
不倫相手の真意は?
コロナ禍において、別れを決めている不倫カップルは少なくないと聞きます。しかしその別れ話を「一時的なもの」と認識しているRさん。しかし交際相手である男性のホンネを聞くと、認識には大きな開きがあったのです。
ひとつの出来事、事象をとっても、その捉え方や考えが異なるのは男女の常。恋人同士であれ、夫婦であれ100%同じ価値観を有する男女は稀です。これこそが男女関係における醍醐味にもなれば致命傷にもなる“冷酷と激情”のはざまなのかもしれません。
さて、交際相手である不倫男性の本心は……?
「コロナを機に目が覚めた」元不倫男の身勝手すぎる心変わり
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