自粛のストレスが性欲として爆発!
セックスという行為そのものは濃厚接触ですが、ラブホテルという場所が三密的かと言われると微妙なところ。二人で会い、窓を開けて換気しながらだとすれば、大人数が収容できるカフェなどよりも三密環境にはなりづらいですね。
例えば外出自粛でなかなか会えないカップルが、中間の場所にあるホテルで擬似おうちデート、という使い方もできます。カップルでなくても、自粛中はカラオケもやっておらず、飲食店を探すことすら困難な状況でしたから、デートするならもはやラブホ……という人もいたのかもしれません。
さらにSNSやマッチングアプリではコロナのストレスからくる「出会い垢」が増加しました。基本的にネットでは、出会いを求めるアカウントは男性過多になりがちですが、コロナ期には女性のアカウントも増えたようです。
筆者の身の回りにも、コロナがきっかけでネットに出会いを求め、ラブホを使うに至ったという女性が数人いました。
「私は既婚者ですが、コロナそのものというより、それにより始まったテレワークのせいで、旦那と家にいる時間があまりにも長くなりすぎたことがストレスのきっかけでした。今まではお互い働きに出ていて、一緒に住んでいてもそれなりの距離感を保てていたのに、毎日一緒だとそれまでは気にならなかったことが気になってしまって。友達にもなかなか会えないし、と思ってマッチングアプリで近所で会える人を探しました。相手も同棲していたので、ホテルに行きましたね」(30歳・化学メーカー)
既婚者や同棲しているカップルなどで、今は別れるわけにもいかないものの、毎日のストレスに耐えかねて、という人も多いようです。Tinderなど近い場所で出会えるアプリは、アクティブユーザーが増えたように感じます。
「コロナでなかなか会えなくなったことが原因で、付き合っていた彼氏と別れました。フリーになったのに健全な出会いを求められずにムラムラが爆発し、SNSで裏垢を作りました。すると、裏垢で出会う人たちはコロナ中でもガンガン濃厚接触して、ハメ撮りなどを投稿している人も多くて……自分も触発されて、思わず裏垢男子とエッチしに行ってしまいました」(27歳・保育士)
SNSで「裏垢」を名乗る出会いアカウントたちは、コロナ中でもホテルで濃厚接触する様子を投稿しているのが散見されました。
自粛が明けてさらに混み合っている
……といった具合に、自粛中でも人々のストレス発散のために利用されていたラブホテル。今はどうなっているのでしょうか。
「自粛緩和してからは、さらに混み合っているみたいですよ。平日の昼間でも満室なことが多いようですね。もうそろそろ風俗利用も”まあいいか”と思う人が増えそうだし、東京は外に出ればどの街にも人がいますもんね。デートついでに利用する人も多そう」
気候的にもこれから蒸し暑く、かつ雨の日も増えていく中、屋内でのデートが三密を作りやすいことを考えると、ラブホは今後もデートスポットとしても重宝されていきそうです。利用する時は予約サイトで混雑状況を確認してからが無難かもしれませんね。
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