尽くす女性は重い?特徴や男性の本音&尽くし上手になる方法

孔井嘉乃 作詞作曲家・ライター
更新日:2020-07-13 22:49
投稿日:2020-07-13 06:00
「尽くす女性」は、一昔前までは「いい女」の象徴のような言葉だったと思います。しかし、現在では「重そう」「恋愛が下手そう」そんなイメージを持つ人の方が多いかもしれませんね。
 好きな人を思って尽くすことは決して悪いことではありませんが、なぜ、重いと感じられてしまうのでしょうか? そこで今回は、尽くす女性の特徴や、尽くし上手になる方法をご紹介します。

尽くす女性をどう思う? 男性の本音をリサーチ

 尽くす女性は、男性からはどのように捉えられているのでしょうか? まずは、本音をリサーチしてみました。

大事にされていると思う

 単純に、「尽くされると大事にされていると思う」「愛情を感じる」と答える男性も多いです。

 人間は、誰かに愛されたい、認められたいという願望を少なからず持っているため、一直線に愛情を尽くしてくれる彼女に惹かれてしまう男性は多いのでしょう。

安心感がある

 振り回される恋愛ばかりしていた男性や、以前彼女に浮気をされたことがある男性の場合には、自分に尽くしてくれる女性を見ると安心感を感じるよう。

 尽くすことを重いと思わず、愛情表現の1つだと思ってくれる男性とは、利害関係が一致して相性が良いようです。

甘えすぎたり、利用してしまいそうで嫌

 男性の中には、なんでもしてくれる、なんでも許してくれる彼女に、甘えすぎたり、時に利用してしまいそうになるのが嫌、という声もありました。

 至れり尽くせりされている状況は楽である反面、男性にとっては自分が成長できなくなるようで、「このままでいいのかな?」と思ってしまうのかもしれません。

正直言って「重い……」

 尽くされることが苦手な男性も多いです。愛情を返さなければならないと感じてしまうため、正直言って「重い……」という声も。

 始めは尽くされることが嬉しかったものの、慣れてくるとだんだんと面倒になってしまうケースも多いようです。

尽くす女性の特徴5選! あなたはどう?

 女性の中には、「好きな人にとことん尽くしたい」という尽くし体質の方がいるでしょう。次に、そんな女性の特徴をご紹介します。

1. 彼氏に意見したり怒ったりしない

 尽くす女性は、彼氏の言うことが絶対なため、意見したり怒ったりしません。たとえ彼氏が間違ったことをしても、「嫌われたくない」という心理が働き、容認してしまうのです。

 男性からしたら、居心地の良さを感じる反面、物足りなく感じることもあるでしょう。「自分を持っていない」と、思われてしまうこともあるかもしれません。

2. 尽くすことが幸せ

「誰かに尽くして生きていきたい」と、そんなことを本気で言いのけるのが尽くす女性。人によっては、母親が子どもを思うような無償の愛に近い感情を持っているかもしれません。

 彼氏に尽くすこと=自分が幸せにもなれることでもあるため、“やってあげている”という感情はゼロ。でも、中には「こんなにしてあげてるんだからあなたにもしてほしい」など、見返りを求めてしまう女性もいます。

3. 彼氏のひどい行為を許しがち

 たとえば、彼氏の浮気や借金などのひどい行為でも許してしまうのも、尽くす女性の特徴かもしれません。こういったタイプの女性は、自分に自信がないことで尽くしてしまい、認めてもらいたいと思っている場合が多いです。

 男性に「都合の良い女性」として利用されてしまう可能性もありますが、相手に非があったとしても彼氏を失いたくないため、堪えてしまうのです。

4. 束縛をする

 尽くす女性の中には、尽くしたいあまりに彼氏を束縛してしまう方もいます。彼氏の家の近くへと引越しをしたり、自分の予定を入れる時、まずは彼氏のスケジュールをチェックしてからにしたりと、「なんでも一緒」の状況を作ろうとしたりします。

 しかし、その結果彼氏の時間を奪ってしまい、重たいと思われてしまうこともあるでしょう。

5. 彼氏の好みに合わせる

 尽くす女性は、とことん彼氏の好みに合わせます。ファッションや髪型など見た目に関することだけではなく、「こんな女性が好き」という彼氏の好みの女性になりたがります。全てにおいて彼氏の意見が優先されるため、本来の自分がなくなってしまうことも。

 彼氏からすると、全て予想の範囲内の女性におさまってしまうため、良い意味でのギャップがなくなってしまうでしょう。

重いと思われるのは嫌! 尽くし上手になるには?

 心から「尽くす」というのは、なかなか難しいことです。相手を思ってだけの感情ではなく、自分の願望を少なからず含めてしまうと、それは「重い」に変化して、面倒に思われてしまいますから。

 では、尽くし体質を活かして上手に尽くすには、どうすれば良いのでしょうか?

束縛と自由の塩梅を大切にする

 束縛は、相手のことが好きだからこそ起こる感情です。恋愛においてはスパイスにもなり得るものですが、過度な束縛はやはり相手の負担になってしまうでしょう。

 尽くし上手になるには、相手の自由を尊重することも大切。ひとりになりたい時間を作ってあげるのも1つの尽くし方だと思ってみると良いのかもしれません。

本当に困っている時だけサポートする

「尽くす女性はダメ男を生む」、と言われますが、これにも一理あります。1から10までなんでもしてあげると男性は女性に甘え切ってしまい、能動的に動いてくれなくなるでしょう。

 最初はありがたがられたことが、そのうち「当たり前」になってしまう可能性も。そうなれば、もしも尽くせない事態が起こった時、男性は少なからず不便を感じ、不満が起こる場合もあります。

 そんなかっこ悪い男性にしてしまうのは、尽くしすぎる女性のせいでもあるのです。かっこよくいてもらうためにも、彼氏が本当に困っている時だけサポートするのも一案かもしれません。

恋愛に振り回されずに自分の時間を持つ

 尽くし体質の女性は、彼氏が一番! という恋愛体質であることが多いです。しかし、これだと、重い女性へとまっしぐら。

 月並みですが、恋愛に振り回されずに自分の時間を持つことが大切です。友人と遊んだり、趣味や習い事を始めてみるのも良いかもしれません。

 あなたが新しい世界を持つことで話題も増えますし、彼氏の刺激にもなるでしょう。万が一、別れてしまっても、時間を上手に使えるようになったあなたには、一人を楽しむことができる余裕ができているはずです。

「尽くし上手は愛され上手」を♪ ギブ&ギブの関係を目指して

「私は尽くし体質!」と、思っている女性は多いでしょう。しかし、「見返りを求めない」と思いつつも、そこに感謝の気持ちや嬉しそうな笑顔がないと寂しくなってしまっていませんか?

 恋愛はやはり、ギブ&ギブが良いのかと。「尽くしたい」と思う気持ちに、どこかしらで疲れを感じるのであれば、尽くし方を見直す時期なのかもしれません。

「尽くし上手は愛され上手」、そんな女性を目指したいものですね♪

孔井嘉乃
記事一覧
作詞作曲家・ライター
3歳からピアノを始め、現在は作詞作曲家&シンガーソングライターとして活動中。2014年からウェブライターとしての活動を開始。得意ジャンルは美容、恋愛、ライフスタイル。コスメコンシェルジュ、日本化粧品検定1級、ベビーマッサージ資格、乳児心理+児童心理資格取得。
2016年、ママユニット「mamakanon」を結成。活動5年目にして、YouTube再生回数1,200万回達成。2020年、フレンチシンガーバイオリニストソングライターとのDuo「ellipsis」を結成。両者の絶対音感を活かしてカバー演奏などを行う。
1児のママ。特技は早起き。ウィスキーが好き。

◇孔井嘉乃公式サイトmamakanon公式 YouTubeチャンネルellipsis公式 YouTubeチャンネル

ラブ 新着一覧


「あの無理目な男と付き合いたい」実現させるための恋愛テク
「あの人は自分と住む世界が違う」。そう感じる男性を好きになった経験はありませんか? 無理目な男性に恋をしたとき、なにもせ...
恋バナ調査隊 2022-11-09 06:00 ラブ
長~く愛され続けたい!「居心地の良い彼女」に必要な心構え
 いかなる恋愛においても、お互いにとって「居心地がいい存在」になるのはとても重要です。  どれだけ愛していてもどちらか...
若林杏樹 2022-11-09 06:00 ラブ
恋愛中はいい人でも…“クズ夫”の兆候は結婚前に見抜かないと
 大好きだったはずの彼と結婚したにも関わらず、結婚後「実は、クズ夫だった……」と後悔する女性は意外に多いです。「私は大丈...
恋バナ調査隊 2022-11-08 06:00 ラブ
「離婚しない不倫男の勝手な理由」夢見てるのは貴女だけかも
「ダメな恋」とわかっていながらも、不倫を続けている女性もいるのではないでしょうか? 彼から「妻とは別れる」と言われたら、...
恋バナ調査隊 2022-11-08 06:00 ラブ
モテる極意!「男性経験が少ない女性」彼はどこで判断する?
「男性経験は豊富なほうが、大人の女性としてモテるはず♡」と思っていませんか? 意外なことに男性は、夜の経験が少ない女性...
恋バナ調査隊 2022-11-05 06:00 ラブ
「性欲は普通でも最後が30代なんて」レス解消に躍起な40歳妻
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2022-11-05 06:00 ラブ
「夜這いしてくる妻が怖い」レス解消無関心夫の“秘密裏”計画
「冷酷と激情のあいだvol.115〜女性編〜」では、40歳で夫婦間レスが4年以上続いていることに悩む久美さん(仮名)の切...
並木まき 2022-11-05 06:00 ラブ
「家族より友達優先」夫にブチ切れる前に“オトナ”で試すこと
 生涯のパートナーである夫には、家族を最優先してもらいたいものですよね。しかし「いつも夫が友達を優先して困る」と、悩ん...
恋バナ調査隊 2022-11-03 06:00 ラブ
“年の差10歳”でも劣等感ナシ!年下彼と仲が深まるアプリとは
 かなり年齢が下の男性を好きになった時に「年が離れているので、どんなことを話せばいいのかわからない!」と悩む女性がいます...
内藤みか 2022-11-03 06:00 ラブ
逆効果ですよ!男が仕掛けてくる“めんどくさい”恋の駆け引き
 恋の駆け引きといえば、女性から男性にするイメージがありますが、男性の中にも恋の駆け引きをしてくる人は多いようです。今回...
恋バナ調査隊 2022-11-02 10:12 ラブ
沈黙さらば!デートで盛り上がる&キュンとさせる“鉄板ネタ”
 好きな人とのデートは嬉しいですが、「沈黙が続いて、話すことがない……」と困る時ってありますよね。  付き合う前や、交...
若林杏樹 2022-11-02 06:00 ラブ
夫に「イライラする」と言われた!不満ぶつけた男の本音は?
 夫から「イライラする」と言われたら、危機感を持つべきかもしれません。特に普段多くを語らない夫が言い出したら、要注意です...
恋バナ調査隊 2022-11-02 06:00 ラブ
「離婚を決意した言葉」妻たちが語る、うちの場合の決定打
「結婚したからには」「子どもたちのために」そう思いながら、離婚せずに耐えている女性もいるでしょう。ただ、我慢の限界は突然...
恋バナ調査隊 2022-11-01 06:00 ラブ
「彼氏のSNSは見ない方がいい」後悔する未来が待っています
 彼氏のSNSって気になりますよね。SNSでしか見られない一面もあるので、「彼のSNSを見たら新たな発見ができるかも♡」...
恋バナ調査隊 2022-10-31 06:00 ラブ
付き合う前に“4つ”を確認 既婚男でも好き好きと言ってきます
 大人になればなるほど、「次こそは結婚に繋がる幸せな恋愛がしたい」と思いますよね。ですが、じわじわと焦りも出てくるもの。...
恋バナ調査隊 2022-10-30 06:00 ラブ
マジで?カップルの謎ルール集…社内恋愛の合言葉は1番~3番
 あなたと彼氏の間にルールはありますか? 「おやすみのメールをする」「記念日は一緒にお祝いする」などの、オーソドックスな...
恋バナ調査隊 2022-10-30 06:00 ラブ