フルーツ&フラワーのグリーンカーテンで酷暑を乗り切ろう!

斑目茂美 開運花師
更新日:2020-07-01 16:37
投稿日:2020-07-01 06:00

夏に大収穫、越冬も可能なブラックベリー

 そして、ブラックベリー。こちらも本当に強くて、大きくなればなるほど大収穫が見込めるのでございます。

 今、ブラックベリーは、ちょうど来たるべき大収穫に備えて色づき始めました。お花屋さんや園芸屋さんでは、塀や行灯型に仕立てたブラックベリーがたわわに実を付けて売られております。

 ブラックベリーは寒さにも強く、冬の間は屋外でも問題なく越冬可能。春には白い可愛らしい花が咲き、夏には大収穫、秋には葉が紅葉と一年を通して楽しめるという、なんともファンタスティックな奴。やはりこちらも虫が付きづらく、葉が大きく肉厚で丈夫。来年の大収穫に向けて今から準備しても、今年の夏はグリーンカーテンとして役立ちます。

 ブラックベリーは完熟したものを収穫すればジャムやジュースに、あるいは凍らせてヨーグルトやバニラアイスと一緒に食べても超美味! 肥料さえ与えれば、旺盛な生命力で勝手にどんどん大きくなってまいりますので、収穫時期は本当に感激致しますわよ。

 また、完熟前にフラワーアレンジメントやブライダルブーケに使う花材としても大人気。一気に可愛らしい作品に仕上がるのでございます。アナタのお部屋で手折った一枝を飾るだけでも、なんだかウキウキして参ります。

 以前、知人のお庭に地植えをしたブラックベリーがお庭を占領した……という事件がございます。一度実が付いた枝はもう実を付けないので、その年に切り落とすのがベスト。挿し木でもどんどん増える、邪魔と思った部分は躊躇なくバンバン切り落とす。ビギナーさんでも抵抗なく育てられるというのがブラックベリーなのでございます。

 いかがです?「ぜひ我が家にも!」って、アナタ思っちゃいましたね。

 美味しい食べ物が収穫できる植物であれば、毎日見ていても飽きないのはなんなんでしょうかね。心の平穏とでも言うのでしょうか? なぜか安心・幸せになって参ります。アナタのお家の窓の外に、そんな幸せの種があるといいですわね。

 今年の夏は、我がお店の西側にもパッションフルーツのグリーンカーテンを作る予定でございます。お花も見たいから、朝顔も一緒にしちゃおうかな~

 そして、ブラックベリーはたいしたお世話をしていなくても、今年もやっぱりたわわに実が付いております。ワクワクするような心躍るグリーンカーテンで、暑さからアナタの身が守れますことを……。遠いお空の向こうからお祈りしておりますよ~。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


あの人気観葉植物が地震を予知!? 植物の異変から事前兆候を察知する話
 テレビ画面に映し出される南海トラフの「巨大地震注意」の文字…。不安で心が押しつぶされそうになりますな。ワタクシが生...
アプローチ中のおんにゃの子は塩対応? “たまたま”の恋の行方にドキドキ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
盆地を見下ろす丘で
 盆地を見下ろす丘で。  くるくると回る風に吹かれ、空に風の交差点を観た。
ほっこり癒し漫画/第79回「来るかな? ニャー」
【連載第79回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
「女郎花と男郎花」読める? ヒント:ジョロウは間違い。初秋に愛でたい
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
ミルクに難色、昭和育児の「母乳信仰」って何なん? 押しつけがましい上から目線LINEにイラッ
 初めての育児や、何人もの育児をしているお母さんは、とりわけ、毎日大変! そんなお母さんを追い詰める身内、どうにかならな...
セレブ妻が赤羽のサイゼリヤに落ちるまで 上流階級との「品格の差」に絶望
 悠々自適なセレブ生活を送っている医師の妻・大宮由香。ある日、お嬢様学校に通う娘のクラスメイト・愛舞(らぶ)とその母親・...
勝ち組ママ友が放った屈辱的な一言。私を「一般人」と一緒にしないで!
 四ツ谷・番町エリアに暮らす医師の妻である大宮由香は、娘・葵を名門お嬢様学校に通わせている。小学校に入った葵から友人がで...
嘘でしょ…娘の友達が「キラキラネーム」? 玉の輿セレブの大きな誤算
 都会の中心でありながらも、ハイグレードな住宅街として知られる四ツ谷・番町エリア。  大宮由香は、小学校に入ったば...
スメハラ? 90年代の出版社は“異臭”がプ~ン…男と香水と時代の変化
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(64)。多忙な現役時代を経て、56歳...
移住の思わぬ落とし穴。収入激減で大後悔!こんなはずじゃなかった…
 コロナ禍でリモートワークに対応する会社が多くなり、地方への移住を一つの選択肢として捉える人は増えました。でも、あまり調...
直木賞作家・荻原浩氏インタビュー 世にはびこる誹謗中傷「耳の痛い意見が人を成長させるとは言い切れない」
 パリ五輪でも選手や審判などに対する誹謗中傷は深刻な問題となっている。誹謗中傷は、他人への悪口(誹謗)と根拠のない出鱈目...
まるで最高級の餡子玉! 黒猫のプリプリ“たまたま”がキュートすぎる
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
江角マキコ芸能界引退から7年、初めてデビュー作を語る(後編)父を亡くした喪失感を「ゆみ子」に重ね合わせた
 芸能界から引退している江角マキコさんが、7年ぶりとなるインタビュー取材に応じた。目的は、石川県輪島市を支援するために特...
2024-08-07 07:00 ライフスタイル
江角マキコ芸能界引退から7年、初めてデビュー作を語る(前編)伴走してくれた能登の人たちに「感謝と恩返し」を
 芸能界から引退している江角マキコさんが、7年ぶりとなるインタビュー取材に応じた。目的は、石川県輪島市を支援するために特...
2024-08-07 07:00 ライフスタイル