嫁は頭を抱える日々…やりたい放題でも開き直る姑たちの生態

並木まき ライター・エディター
更新日:2020-07-06 06:00
投稿日:2020-07-06 06:00
 義母とお嫁さんの関係になると、いつの時代も、トラブルはつきものなのかもしれません。しかし問題が起き、完全に義母側に非がある場合、驚くことに開き直ってしまう人もいる模様。こうなると、嫁の立場からは、頭を抱えるしかないようで……。
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、問題が起きるたびに開き直る義母の実態をお届けします。

1:妻の実家に暴言を吐いても平然

「うちの義母は、とにかく口が悪いし言葉がキツい!結婚した当初は、いちいちそんな義母の態度に傷ついていたのですが、最近では『またか』と流せるくらい、私も強くなりました(笑)。

 だけど、たまに私の実家に対して、とんでもなく非常識な発言をすることがあって、そうなると私が間に入らざるをえないので、義母と対立。そんなとき、義母は必ず開き直ってしまい『私は口が悪いので有名なんだから、アンタが自分の親をなだめろ』と言われます。

 ついこの前は、私の母の過去の離婚に対してめちゃくちゃ失礼なことを言い、母が激怒。誰が聞いても、義母が母親に謝るべき発言だったのですが、何度謝るように諭してもダメでした。ひとこと謝ればおさまるのに、結局半年以上尾を引いてしまい、その間に息子の七五三があったのですが、両家が集まることも叶わず、面倒くさかったです」(36歳女性/パート)

2:妻の元夫に愚痴を言うトンデモ義母

「私はバツイチで、今の夫とは再婚。以前の結婚も今の結婚も地元の人とだったので、義母は私の元夫のことも知っているんです。みんな地元で商売をしているので、地域の会合で顔を合わせることもあります。

 あるときに義母が、私の元夫に、私の悪口を言いまくっていたと判明。見るに見かねた元夫から私にLINEが届き、教えてくれたんです。

 これには今の夫が激怒し、義母に抗議をしたんですが……。『地元で結婚と離婚を繰り返す嫁が悪い』『みんな地域でつながりがあるんだから、お互いが知っている人の悪口を言って何が悪い』と開き直られました。

 息子である夫も唖然としていましたし、私も呆然。それ以来、義母には地域の会合に出ないように夫が言っていますが、黙って参加しているものも多いようで、私の悪口をいろんなところで言いふらすのもやめていないみたいです」(34歳女性/自営業)

3:孫の面倒を見ないで自分を正当化する義母

「娘が体調を崩してしまって、でもどうしても私が出張しなくてはならなかったときに、義母に家にきてもらって娘の面倒をみてもらいました。

 ところが、義母が帰った後に娘から聞いた話だと、義母は遊びに出かけてしまって何時間も留守にしたり、娘が何かをお願いしてもやってくれなかったりと、看病してくれたとはとてもじゃないけれど言い難い状況だったとのこと。

 さすがにそれはないんじゃないかと義母に抗議をしたら『私は男の子しか育てたことがないから、女の子の扱いはまったくわからない』と開き直られました。そういう問題ではないと思うのですが……」(35歳女性/貿易)

開き直る義母は変わらない

 トラブルが起きたとき、自分の非を認められない義母は、おそらく何を言っても、変わらないパターンがほとんどかと思われます。そんな義母に何かを期待してしまうと、期待を裏切られ続けることがストレス源に。

「義母はトラブルメーカー」と、ある意味で諦めた前提で、義母を含む対人関係を構築したほうが、無用なストレスを招かないのは間違いありません。

 特に、息子である夫が介入して義母を諭しても、変化が見られない場合にはかなり厄介。そっと距離を置いて、付き合いを段階的に浅くしていくことが、唯一の自己防衛策につながるでしょう。

【並木まきオンラインサロン】あなたもライターになりませんか?

 コクハク内の並木まき公式オンラインサロン「#まきコク」では、現在新規メンバーを募集中!

 在宅でも安定して稼げるプロライターになれる近道を、メインコンテンツとして提供しています。また、サロンを通じて紹介する仕事は、新人にも最低文字単価1円を保証。学びと実践を両立しながらスキルアップできます。

 業界人を招いたオンラインオフ会も開催。地方や海外在住でも、不自由なく仲間づくり・人脈づくりに役立てられます。

↓詳細はこちら↓
https://salon.kokuhaku.love/namikimaki

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


二人暮らしで生活費月10万円は可能? とっておきの節約術4つ
 恋人と二人暮らしをはじめて実感するのが、「なかなか貯金が貯まらない」ということ。これから結婚や出産など、大きな出費に備...
お触りしたい!陽だまりで手入れ中の“たまたま”にロックオン
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
コロナ禍で対応分かれた子どもの「付き添い入院」、骨身に沁みたのは…
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
見上げたら、ガラスの谷間の底にいて… 2023.5.15(月)
 深くて暗い地下からやっと地上に上がった頃には、じんわり汗をかいていた。 「ずいぶん来たな」と思って空を見上げたら...
テレビの音量は8、トイレ掃除は素手…理解不能な夫の実家の謎ルール!
 どんな家庭にも「我が家独自のルール」があるものですよね! 中には、他人には理解できない謎ルールもあるでしょう。でも、嫁...
すいかばかのレシピ~'23年<1>生産量ワーストの地で昆虫性のすいか作り
 4月の山梨県北杜市白州町。この地でひとり、こだわりのすいかを作る男がいる。通称「すいかばか」こと寿風土(ことぶきふうど...
心の中に「気が強い美女」を飼う効果 2023.5.14(日)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
自分を「幸せじゃない」と思う人に62歳の童貞が伝えたいこと
 キミは「プロ童貞」を知っているか──。コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん...
62歳の童貞・山口明が語る二刀流時代「大谷君より早かった」
 キミは「プロ童貞」を知っているか──。コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん...
ひとり旅のメリットとデメリット 正しく天秤にかけて楽しい時を!
 家族や友人、恋人など誰かと一緒に旅行をするというのは、経験したことがありますよね。でも、ひとり旅って経験したことありま...
子アリ夫婦のつかの間デートに“夜パフェ” 2023.5.13(土)
 GWはみなさん、どこかにお出かけしましたか? 我が家は遠方から義母が飛行機に乗って遊びに来てくれたんですが、連休前日に...
親切の押し売り問題どう乗り切る? しても・されても凹む人への処方箋
 相手の親切心を受け取らないって、すごく苦しいですよね。たとえそれが自分にとってありがたくないものだとしても、受け取らな...
誰も歩かない小道、誰もいない海 2023.5.12(金)
 誰も歩かない小道を進んで、誰もいない海を眺める。  プライベートビーチっていうとちょっと違う気もするけど、このひ...
千葉で震度5強 3.11から12年「まだ終わっていない地震」と専門家指摘
 東京近郊の人は11日早朝の「緊急地震速報」にヒヤリとしただろう。同日午前4時16分、千葉県南部を震源とした最大震度5強...
花咲く庭で発見! モテランキング1位“たまたま”をパチリ☆
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「友達の夫が正直嫌い」女の友情を壊さない付き合い方のコツ
 大好きな女友達の結婚を喜んでお祝いしたのも束の間、「どうしても友達の夫が好きになれない」と悩んでいる女性は意外と多いよ...