30代シングルファザーがコロナ再婚に踏み切ったワケとは?

田中絵音 日本合コン協会会長
更新日:2020-07-14 06:00
投稿日:2020-07-14 06:00

自粛期間にシングルファザーとして限界を感じて

子どもは可愛いが限界が…(写真:iStock)
子どもは可愛いが限界が… (写真:iStock)

「離婚した当初は、子どもを保育園に入れて送迎だけは祖母にやってもらうという生活スタイルで、十分シングルファザーとしてやっていけると思っていたんですよ」

 そう話すのは、半年前に離婚して、4歳の息子を引き取ったというシングルファザーの太郎さん(仮名・37歳)。

 ところが、この半年間ひとりで子育てしながら仕事をする中で、だんだんと将来に不安を感じるようになったといいます。サービス業でフルタイム勤務している太郎さんは、必ずしも土日休みというわけでなく、子どもが休みの日の育児や家事に手が回らないことも。次第に「やっぱりママが必要かもしれない」と思ったそうです。

 そんな時に訪れたのが、コロナ禍による自粛期間。

 子どもは保育園に登園できなくなりましたが、太郎さんは出勤日数こそ減ったものの基本的には仕事に行かなくてはならず、子どもの預け先はもっぱら実家に。

「仕事に行ってもお客さん自体は普段よりも少なくて、仕事の合間や休憩中にどことなく“持て余す時間”を感じるようになったんです。そこで婚活アプリをはじめるようになって、すぐに10人くらいの女性とマッチングしました。

 20代の独身女性、年上のバリキャリ、バツイチ、子持ちなど、とりあえず色んな女性とやり取りしてみましたね」

 自粛中のスキマ時間に婚活アプリを始めて、太郎さんは一気に婚活モードに入ったといいます。色んな女性とやり取りするなかで、やはりシングルマザーが一番しっくりくると感じたのだそう。

「子育て経験がない女性が、突然ママになるのってやっぱり難しいんじゃないかと思って……」と太郎さん。

田中絵音
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日本合コン協会会長
一般社団法人日本合コン協会会長、恋愛アドバイザー。2000回以上の合コンイベントに携わり、男女の恋愛心理に精通する。また一児の母であり、ママ向けイベントを行う「東京ママパーティー」の主宰も務める。著書に「こじらせ男子の取扱説明書(トリセツ)」
(双葉社)など。
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