どういうつもり? 恋人に2年間も結婚を先延ばしされている女

並木まき ライター・エディター
更新日:2020-07-18 07:49
投稿日:2020-07-18 06:00

彼の気持ちが理解できない

 Rさんは、自分の友人たちが、RさんとTさんより後から付き合った恋人と続々と結婚していくのを見ているうちに、だんだんと焦りも強まってきたとのこと。

 けれど、尋ねても「NO」ではなく「YES」の返事が戻ってくるので、それ以上、話を進めるのが逆に難しいと感じているのだそうです。

「『結婚は、もう少しあとにしよう』とか『迷っている』とか言ってくれれば、なんで?って聞けるけど『する』って言っている人を問い詰めるのって、難しいんです。世間によくある結婚テクみたいなのも読み漁り、家に結婚情報誌を置いたり、うちの親が上京するときに『一緒に食事をしよう』って誘ったりしましたが、進展なし。

 彼の仕事が忙しい時期もあったので、そのときは『落ち着いてから結婚するつもりかな』って待っていましたが、最近はそこまで仕事も大変そうじゃないし、いったい、どんなつもりなのか……まったく理解できません」

進展が見込めないなら強硬手段も…

 そんななか、コロナ禍に突入し、いよいよ独身生活が心細くなってきたというRさん。ステイホーム中には「みんなは家族で過ごしているのに、なんで私は、ひとりで家にいるんだろう」と虚しくなったと口にします。

「2年も待たされた挙句、コロナ禍で心細いのに、まだ結婚に向けて前進しない彼にイライラしています。『さみしい』って言うと『ごめんね』とは言われるけれど、私が望んでいるのは、そういうことじゃないし。彼は優しいけれど、優柔不断なのでしょうか? 結婚に関しては、何を考えているのかまったくわからなくて、どうしたら私の想いが伝わるんだろうって感じです。なので、優柔不断な彼にはこっちからリードしないとダメかなって、もうちょっと私からも積極的になろうと考えています」

 このままではまだまだ進展が見込めないであろうことから、強硬手段も考えているというRさん。近いうちに、役所で婚姻届をもらい、記入したものをTさんに突きつける予定だそうです。

 ところが、恋人であるTさんの思惑はかなり異なるようで……。

 次回は、Tさんの心情をお届けします。

【並木まきオンラインサロン】スマホ時間を有意義なものに変えませんか?

 コクハク内の並木まき公式オンラインサロン「#まきコク」では、現在新規メンバーを募集中!

 在宅でも安定して稼げるプロライターになれる近道をメインコンテンツとして提供し、家にいながらライタースキルの資格が取得できる「オンラインライター講座」は、副業でライターをしたい人にも大人気。また、令和時代の嫁姑問題に悩める女性たちと解決策を模索する「令和の嫁姑問題相談所」は、気持ちを同じくするメンバーと共感・成長・学びや気づきが得られる場として大好評。

 単発で購入できるお悩み相談も充実。自身の経験に加え多くの人々の嫁姑問題に向き合ってきている並木まきだからこそアドバイスできる「“嫁姑問題”駆け込み寺」や、人には言いにくい恋愛相談にも多くのメディアでの恋愛連載から培ったアドバイスを贈る「パーソナル恋愛相談」、社)時短美容協会のトップであるプロ目線でビューティーアドバイスがもらえる「美容ワンポイントレッスン」など、並木まきのキャリアを活かした多彩なユニットで実益のあるコンテンツにあふれています。

↓詳細はこちら↓
https://salon.kokuhaku.love/namikimaki

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

ラブ 新着一覧


男性から突然告白された…彼に隠れた5つの心理&答え方
 男性から告白されるのは嬉しいことではありますが、異性として意識していなかった相手から突然告白されてしまったら戸惑ってし...
恋バナ調査隊 2021-10-15 06:00 ラブ
付き合うべき? プライドの低い男性のメリット&デメリット
 好きになった人がプライドの低い男性だと、なんとなく頼りがいがなさそうと感じて、少し不安を覚えてしまうことってありますよ...
恋バナ調査隊 2021-10-14 06:00 ラブ
彼をキュン死にさせる♡ 恋愛上級者の大胆LINEテク5つ
 モテるとモテないの違いって、実はとても些細なことだったりします。恋愛上級者たちは、その小さな違いをさりげなく言動に織り...
恋バナ調査隊 2021-10-14 06:00 ラブ
彼氏が優しいのは最初だけ…? 残念な理由2つと抜け出す方法
 せっかく付き合えた彼氏。なぜか毎回、最初は楽しいのに数カ月経つとデートや連絡が激減したり、奢ってくれなくなったり、「好...
若林杏樹 2021-10-13 06:00 ラブ
運命の出会いを果たし…夫の元から去った女性の意外な選択
 長引くコロナ禍では「コロナ離婚」と呼ばれる不測の離婚に至った夫婦も珍しくなくなっています。これまで水面下に問題を抱えて...
並木まき 2021-10-13 06:00 ラブ
おしゃべりor無口な彼女どっちがいい?男性の本音を紹介
 おしゃべりな彼女と無口な彼女、あなたはどちらですか?「無口だとつまらないと思われるかも……」「おしゃべりな女は嫌われる...
恋バナ調査隊 2021-10-12 06:00 ラブ
ぞぞっ!パートナーが“DV男”かどうかを見抜く質問と禁句の話
「何歳からでも夫婦になるのは遅くない」とお伝えする本連載。今回は番外編です。のべ3000人以上の離婚案件の相談に乗ってい...
内埜さくら 2021-10-12 06:00 ラブ
次のデートに♡カラオケデートの4つのメリット&成功の秘訣
 彼とのデートが決まったら、「どこに行こう?」と、盛り上がるプランを考える人も多いでしょう。デートといえば映画や遊園地と...
恋バナ調査隊 2021-10-11 06:00 ラブ
恋愛に見返りを求めてしまう人必見!デメリット&抜け出し方
 好きな人と付き合えただけで幸せを感じていたはずなのに、交際が進むにつれて「もっと愛されたい」と欲張りになる人は少なくあ...
恋バナ調査隊 2021-10-11 06:00 ラブ
LINEに隠された彼の本心は? 文章から分かる男性心理5つ
 男性の知り合いや友達とLINEのやりとりをしていると、「ん? これってどういう意味だろう?」と、相手の本心が気になるこ...
恋バナ調査隊 2021-10-10 06:00 ラブ
一緒に暮らしているのに“ホウレンソウ”を怠る彼に募る苛立ち
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2021-10-09 06:00 ラブ
最低限のマナーなのに…謝罪も感謝も言えない恋人に呆れる彼
「冷酷と激情のあいだvol.59〜女性編〜」では、恋人からの“ホウレンソウ”が不十分であることに、怒りを抱き続ける女性・...
並木まき 2021-10-10 05:34 ラブ
「もう、うんざりだ」夫から離婚を告げられる妻の6つの行動
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。離婚を切り出すのは女性からというイメージはもはやありません。ここ最近目立つの...
山崎世美子 2021-10-09 06:00 ラブ
シンデレラに学ぶ恋愛に効果的な心理学♡ 終電で帰るべき理由
 誰もが知っている「シンデレラ」の話。ガラスの靴を持って探しに来た王子様と結ばれるというファンタジーに、ときめいた女性も...
恋バナ調査隊 2021-10-08 06:00 ラブ
カップルの同棲はデメリットが多い?幸せに暮らすためのコツ
 カップルの同棲は、「家賃の負担が減る」「結婚前のシミュレーションができる」などのメリットがある一方、きちんとルールを決...
恋バナ調査隊 2021-10-08 06:00 ラブ
口下手彼氏の気持ちを探るポイント5つ&上手な付き合い方
 好きな男性から、言葉で愛情を表現されると安心する女性は多いでしょう。でも、男性の中には、言葉にしなくてもちゃんと愛情を...
恋バナ調査隊 2021-10-07 06:00 ラブ