平手友梨奈脱退が影響?欅坂46活動終了→改名に切望すること

こじらぶ ライター
更新日:2020-07-18 06:00
投稿日:2020-07-18 06:00

新たなスタートを切るメンバーたちの可能性

 平手抜きでも欅坂46は欅坂46であったし、大人や社会の反抗を欅坂46自身が大人になったらどうするのかという問いには、山﨑が継承する形で答えを出せるとも思った。だからこそ、平手のイメージを払拭するための欅坂46改名は必要ないと配信ライブで強く思った。

 今回の改名は当然、大人たち主導で進められたものだろう。平手と共に自分たちも欅坂46の一員としてグループを築き上げた1期生が改名を望むはずはないし、乃木坂46、欅坂46、けやき坂46(現・日向坂46)のメンバーを募集した「坂道グループ合同オーディション」に合格した中でも、“欅坂46”に憧れ、配属を希望し、加入した2期生もそのグループ名が変わることはショックだったに違いない。

 菅井が欅坂46の終わりと改名への経緯を、泣くのをこらえながら語っているその周りで、多くの1期生、2期生が涙していた。

 だが、メンバーたちはすでに前を向いているという。むしろ輝かしい未来を切り拓ける力があるメンバーたちだからこそ、真っ白なスタートラインから全く新しいグループとして大きく羽ばたける可能性は十分にある。

 筆者はTwitter上で欅坂46ファンを対象にアンケートで、グループ改名を受け入れられるか否かについて問うてみた。

改名は「受け入れられる」が4割

 総投票数743票の内訳をみると、「受け入れられる」(43%)が最も多かった。配信ライブを見てあらためて、グループ名がなんであろうと応援していくという声が多数あがっていた。

 一方で「受け入れられない」(26%)という声も少なくはない。あまりの突然の発表に現役メンバーのファンはもちろん、平手ファンも彼女が全力で守ろうとしてきた欅坂46の消滅に複雑な思いを寄せていた。「改名以後を見て決める」(31%)を合わせ、57%と過半数強の改名に戸惑うファンの心を動かせるか。これはメンバーたちの奮起だけでなく、これまでグループの停滞を招いたとして多くの批判を浴びてきた欅坂46運営の手腕にもかかっている。

 改名前にまずは欅坂46としてラストシングルとなる8月配信リリースの「誰がその鐘を鳴らすのか?」のパフォーマンスや、10月開催予定の「欅坂46ラストライブ」をできるだけ多くの人々に見て欲しい。もちろん、筆者も見たい。悔しさを飲み込んで、平手のいない新しいグループを創り上げる覚悟を決めたメンバーたちの力強い息吹きが必ずや感じ取れるはずだ。

 そのメンバーたちで新しい坂を全力で駆け上がり“未だかつて見たことがない”素晴らしいグループになることを期待したい。

こじらぶ
記事一覧
ライター
STARTO ENTERTAINMENT、秋元康系女性アイドル、ローカル、地下アイドル等数々の現場を経験。Xでもご意見を募集しております。

エンタメ 新着一覧


寅子版「自分会議」はユニークな演出だった! “ラスボス”百合さんに俄然注目
 結婚したら、自分か航一(岡田将生)のどちらかの名字が必ず変わることに、改めて気付いた寅子(伊藤沙莉)。  自分が...
桧山珠美 2024-08-20 15:30 エンタメ
【写真特集】ゆきぽよ、涙の水着謝罪&体重5キロ増の等身大パネル
【この写真の本文に戻る⇒】 ゆうちゃみの「オジサン転がし」を嫌悪するな。藤田ニコルも辿った一流ギャルタレントへの道
ゆうちゃみの「オジサン転がし」を嫌悪するな。藤田ニコルも辿った一流ギャルタレントへの道
 今をときめくギャルタレントである古川優奈こと「ゆうちゃみ」。『Popteen』モデルを経て『egg』の専属モデルを長年...
堺屋大地 2024-08-19 06:00 エンタメ
【写真特集】♥田辺誠一と大塚寧々の結婚発表会見♥(2005年撮影)
  【この写真の本文に戻る⇒】セレブとはなんぞや? 日本版「スカイキャッスル」の楽しみ方と“伸びしろだらけ”俳優
セレブとはなんぞや? 日本版「スカイキャッスル」の楽しみ方と“伸びしろだらけ”俳優
 本家韓国版「SKYキャッスル」に比べてチープ過ぎる、と酷評されている「スカイキャッスル」(テレビ朝日系)ですが、私は毎...
蠢く2組の恋模様。“台所公開プロポーズ”で攻める航一、漢・轟太一は堂々のカミングアウト
 直明(三山凌輝)と花江(森田望智)はそれぞれの同居に対する思いを語る。猪爪家を離れるのが寂しいと言う直明に対し、花江は...
桧山珠美 2024-08-17 06:00 エンタメ
論破王ひろゆき氏ばりに反論!直明の婚約者、放送終了間際でも爪痕を残す
 結婚しても同居を続けたいと主張する直明(三山凌輝)と、同居に反対する花江(森田望智)の対立は続いていた。どちらの気持ち...
桧山珠美 2024-08-15 16:20 エンタメ
再び東京編で“嫁姑”。花江はサザエさん、寅子はこんもりマダムヘアーに
 寅子(伊藤沙莉)と航一(岡田将生)は、互いの思いを確かめ合う。  そして昭和30年、東京に戻ることになった寅子は...
桧山珠美 2024-08-12 17:00 エンタメ
【写真特集】ぎらついていた時代のKAT-TUNメンバーたち
  【この写真の本文に戻る⇒】中丸雄一はいつまで地下に潜む? “アパ丸君のざわめく時間”を描く日は来るのか
中丸雄一はいつまで地下に潜む? “アパ丸君のざわめく時間”を描く日は来るのか
 いやあ、驚きました。人は見かけに寄らないというか。KUT-TUNの中丸雄一(40)のことです。  女子大生とのア...
朝ドラ史上に残るラブシーン。インテリはこれだからー!視聴者をやきもきさせた深夜の本庁トーク
 優未(竹澤咲子)から、思わぬところに優三(仲野太賀)の手紙が入っていたことを教えられた寅子(伊藤沙莉)。寅子のことばか...
桧山珠美 2024-08-10 08:58 エンタメ
寅子と航一どうなる? 花江訪問、涼子忠告、優三ラブレターの“一押し”3連チャン
 予想していなかった人物の突然の訪問に、喜びを爆発させる寅子(伊藤沙莉)。優未(竹澤咲子)と稲(田中真弓)も加わり、4人...
桧山珠美 2024-08-08 17:00 エンタメ
フワちゃん炎上で再評価? 竹内涼真ら「誤爆」で好感度が上がった芸能人
 タレントのフワちゃん(30)がお笑い芸人のやす子(25)に向けて放った暴言が大きな騒動を巻き起こしている。8月4日、X...
【写真特集】懐かしい!16年前の渡辺梓さん
  【この写真の本文に戻る⇒】「じゅん散歩」のロケに突然、朝ドラ女優が登場! しかも黒髪から“ファンキーヘア”になって...
「じゅん散歩」のロケに突然、朝ドラ女優が登場! しかも黒髪から“ファンキーヘア”になっていた
 リモートワークの日は、羽鳥さんのモーニングショーからそのまま「じゅん散歩」(月〜金曜9時55分、テレビ朝日系)を見るの...
「クソばばあ」に「クソ小僧」、涼子のリアクションにも注目
 寅子(伊藤沙莉)は、戦争によって航一(岡田将生)が背負った苦しみに寄り添いたいと思う。  一方、寅子から「よりど...
桧山珠美 2024-08-08 16:37 エンタメ