アナタにチャンスをもたらす!極楽の花「蓮」は幸運最強の花

斑目茂美 開運花師
更新日:2020-07-29 06:00
投稿日:2020-07-29 06:00

華道のはじまりはアノ人から

「蓮の花」といえば、まずアノ人の存在を思い出します。

 子供の頃、日本史で習った聖徳太子のくだりで、今でいう外交官として「隋」の文化を日本に持ち帰るために、初めて「遣隋使」として日出ずる処の天子の勅命を持ち、命懸けで海を渡ったアノお方。

 それは華道の始祖、「池坊」の道祖と呼ばれる「小野妹子」でございます。

 ワタクシの日本史の知識である「まんが日本の歴史」をはじめ、あらゆる漫画によるものではございますが、「聖徳太子」についての記述には「えーっ!!」と驚くことばかり。

 その中でも、「隋」にわたり、中国の大乗仏教やさまざまな文化を持ち帰った「小野妹子」が、とりわけ興味を持ったのが、仏前に供えられた美しい供花である「蓮」を模した作り花であったと言われていることには、「妹子なんて変な名前だけど神」と感心。

 幾度かの遣隋使としての役目を終えた後、出家して聖徳太子が沐浴した池のほとりに建立した「六角堂」の初代住職となって「池坊専務」と名乗り、歴代の住職たちが仏前に供える花を工夫していき、現在の華道「池坊」に至る……というくだりには、本当にワタクシびっくりいたしました。

「聖徳太子も小野妹子もほんとに実在してたんだね!」という驚き。

 1400年ですよ~日本の文化、大切にせねばなりませんよ。

8月のお盆は購入のチャンス

 どうです?「蓮の花」のお話。

 花言葉はズバリ、「清らかな心」。

 夏のこの時期、関東ではたくさんのお寺の池で蓮の花が美しく咲いております。間近で浴びる「ハスシャワー」のラッキーパワーは、見ているだけでも元気が湧いてまいります。

 もちろん、お花屋さんでも購入可能。特に、8月お盆は購入のチャンスでございます。

 蓮の花はとても縁起がよく、“蓮の花が咲くと幸運をもたらす”、とも言われております。花の命は短いのですが、花弁が散った後に残るシャワーヘッドのような蓮の実は、そのままドライフラワーとしても長く楽しめます。

 ぜひお試しあれ。

 幸運最強の花「蓮の花」が、清らかで平和な心をアナタにもたらしてくれることを……遠いお空の向こうからお祈りしておりますよ~。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


ハンカチ貸しただけで?いちいち細かいお礼LINEが面倒くさい
 誰かにお礼をされて嫌な気持ちになる人は、あまりいないですよね。  でも、お礼を大切にする人の中には、些細なことで...
既婚の女友達「37のおばさん」マウント&失礼の破壊力…少し気遣って。
 天然で言っているのか、それとも意味を持たせて言っているのか分からない“失礼なLINE”が送られてきた経験はありませんか...
うるさーい! 兄弟喧嘩にキレる前にママにできる対処法3つ
 子育て中に親を悩ませるのが「兄弟喧嘩」です。仲良い時があると思ったら、数分後には取っ組み合いの喧嘩をしている…。ただで...
同棲する男の熱愛報道 週刊誌へのタレ込みを画策する裏切られたワタシ
 34歳の真弓は若手映画監督のマサキ(34)と交際している派遣社員。交際は10年以上、マサキとの結婚を夢見ている真弓だが...
玄関に女性ものの靴…交際12年、男に尽くし続けた34歳派遣社員の悲劇
 34歳の真弓は若手映画監督のマサキ(34)と交際している派遣社員。交際は10年以上、マサキとの結婚を夢見ている真弓だが...
有名人と同棲する“一般女性”の打算。彼を支える健気なワタシの結婚は?
 久我真弓はひとりベッドに潜り、寝室で恋人を待っていた。  空気も冷たい午前0時。惰性で続けていたスマホゲームのレ...
地味に増加中?メンズカット女子に見る、トレンドなき時代のファッション
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(63)。多忙な現役時代を経て、56歳...
あなただけじゃない!40代女性フルタイム会社員がきつい訳&対処法3つ
 40代女性は、仕事や家事、育児など人生でとても忙しい時期を迎えていると言えます。また、家や車の購入など、大きな出費も多...
「みんな好き」と言っていた子が突然「順位」を付け始めた
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
まるで産毛みたい!ほわほわなプリティ“たまたま”が愛おしい
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
スマホゲーム、やめたい!お金と時間の無駄遣いに決別するために試すこと
 スマホゲームって、ちょっとした待ちや、トイレの間など隙あらばついつい触ってしまいますよね。  しかも、やり出して気が...
青色の花が流行中!「#卒業式サプライズ」を彩る花束の話
 3月しょっぱなから全国的に卒業式シーズンに突入。テレビの情報番組ではSNSなどで「#卒業サプライズ」と称して卒業生や恋...
女友達「睡眠2時間、起きっぱなし」ってやっぱり仕事やってるアピかな?
 本当に仕事ができる人は効率よく仕事をし、遊びも睡眠もきちんと時間を確保する余裕のある人が多いですよね。  一方、...
アラフォーになっても親と喧嘩…実は根が深い? 4大原因とトラブル回避術
 思春期にありがちな親との喧嘩。実は、思春期だけでなく、アラフォーになってもまた別の原因で親と喧嘩する人が増えてきます。...
つらい花粉症をマシにする香りは?調香師厳選、4つのフェロモンタイプ別
 春が近づくこの時期は、花粉のアレルギー症状に悩まされる人も多いのでは? お出かけしたくても気分がのらず、フェロモンも女...