彼が浮気を…これは悪夢か正夢か!?
さて本題にはいりましょう。
勤務明けに自宅のソファーでお昼寝モードにはいったA子さんは汗だくで目覚めました。そのあまりにもリアルな夢を回想すると、ざわざわ、もやもや。とても嫌な気持ちになったそうです。
「山崎さん、彼が浮気している夢を見ました。私より若い27才ぐらいの女と楽しそうに笑っていました」
ふむふむとカウンセリングシートに<夢見た。若い女と浮気?>と記入する筆者。
「あの、その夢の中ではどこで何をしていたか覚えていますか?」
当然、まじめに向き合います。
「はい。ラーメン屋で食事をして腕を組みながら店を出て……それからは意識のイメージですがラブホテルに行ってました」
きっぱりと言い切るA子さん。要約すると、収入格差のあるバツイチの彼氏が再婚の約束をしているにもかかわらず、若い女とラーメンを食べた後ラブホテルに行き浮気していたそうです。しかも夢の中で……。
こうした不思議な相談は、勘のいい女性たちが時々お話しされております。
「で、A子さん。その夢を見てどうされたいのでしょう?」
「はい。浮気について追及したいと思っております」
A子さんはきっぱりと言い切りました。根拠も証拠も何もない夢から出た話で、浮気を追及すると決めていたA子さんとの作戦会議が始まります。
正当な方法で働きかけることはできないので“ゲリラ的”に攻める方向で意見が一致しました。
浮気している男がボロを出す瞬間
戦闘態勢に入ったA子さんは、子供を延長保育に行かせて早番の彼の帰宅を待ちました。
「ただいま~」
何も知らない彼は平和な顔でご帰宅。
A子さんが購入した洒落たマンションのリビングのドアを開けると、ただならぬ形相のA子さんがソファーに座っています。
その気配を察してか、神妙な顔つきになった彼は息をのみながら話しかけました。
「どうしたの? 何かあった?」
すかさずA子さんは落ち着いた大きな声で言い放ちます。
「あんた、浮気してるでしょ!!」
彼の顔が凍り付いたように見えた、とA子さんはのちに語りました。
無言の彼氏に緊張感が走ります。A子さんはさらに「私、知ってるよ!!」と畳み掛けました。
ただごとではない気迫に彼氏は負けてしまいます。
「ごめん! そんなつもりじゃなかった。ごめん」
全てを知られていると思い込んだのでしょう。ついに彼氏は自白しました。
山崎のワンポイントアドバイス
これは浮気がばれたと思った時の心の動きですが、全てを知られていると感じた時に、嘘をつかず即座に許しを請うか、知らぬと言い切り最後にやられるか。
前者に傾かせたい時は、最初の気迫が必要です。
まとめ
ゲリラ作戦に出たA子さんは、夢からざわつくメッセージを受け取り、再婚するはずだった彼氏の浮気を暴き、即座に自宅から追い出したそうです。
もちろん再婚に反対していた母親は大賛成。
ただ、子供には父親のような人がまたいなくなるという寂しい思いをさせたのではないか、と心配されていましたが、子供には母親がいれば大丈夫!とシンママ歴の長かった筆者は断言します。子供はママが大好きです。
そして直感や第六感と呼ばれるものがありますが、鈍いほうが幸せなのか? 鋭いほうがいいのかは未だ答えは出ておりません。
しかし心がざわつくときは何かのメッセージがあるのかもしれませんね。
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