婚活女性が「誰かいい人紹介して」と頼むべき人物像3タイプ

田中絵音 日本合コン協会会長
更新日:2020-09-08 06:00
投稿日:2020-09-08 06:00
「彼氏がほしい」「そろそろ結婚したい」と思っている女性なら、マッチングアプリや合コンに精を出しつつも、願わくば「誰かいい人紹介してくれないかな〜」と思っていることでしょう。
 自分がどんな人間かを知ってくれている人が、自分のことを思って相性の良さそうな男性を連れて来てくれるのですから、こんなにありがたい話はありませんよね。いわば、タダで結婚相談所に登録しているような恩恵を受けられるのですから……!
 でも、誰もが「いい人紹介して!」と言われて、本当にホイホイ紹介してくれるわけではありません。みんな自分のことで忙しいですから、まあ当然ですよね。

 そこで今回は、本当に“いい人を紹介してくれる人”の3タイプをご紹介していきます。

「いい人を紹介して」と頼むべき3つの人物像

 知人を通じて男性との出会いをお願いしたい場合、どんな人に紹介を頼めば良いのでしょうか?

 間違っても、同じく彼氏ナシの婚活女子に頼んではいけません。そんな暇があったら自分の出会いに時間を費やすでしょう。頼むべきはこの3タイプです。

1. 学級委員タイプの友人

 合コンでよく幹事をするような、面倒見のいい学級委員タイプの友人に頼みましょう。

 彼らはとにかく人に何かをしてあげるのが好きで、喜ばれることが大好き。だからこそ、顔が広くて人脈も豊富です。

 人を紹介するって、意外と時間と労力がかかるもの。

 知り合いの中から合いそうな人をピックアップして、その人に連絡を取り、了承が取れたらスケジュールの調整をして、対面場所のセッティングをして、やっと紹介する当日を迎えられるわけです。そして、当日も両者に気を遣いながら会話を進めるという……。

 こんな大変な作業を、善意でやってくれるんですよ。もう神?仏?と言っても過言ではありませんよね。それが、学級委員タイプの友人です。

2. 今、幸せそうな既婚女性

 結婚をして、今、とても幸せな奥様になった既婚の友人。

 彼女たち自身はもう結婚して満たされており、現状では「今後、自分が新しい恋をすることはない」と考えているため、人の恋愛を応援したい傾向にあります。

 結婚式でよくあるブーケトスなんかは、“友達の幸せを後押ししたい”という象徴的な表れですよね。

 そんな時に、独身の友人から「誰かいい人いない?」と聞かれたら、喜んでいい人探しに奔走してくれるはずです。 

 その中で最も紹介されやすいのが、“旦那さんの友人”です。

 想像してみてください。新婚夫婦の会話で……

妻「A子ちゃんが彼氏いないみたいなんだけど、誰かいい人いないかしら?」
夫「じゃあ、B男はどうかな? アイツ最近彼女と別れたみたいでさ」
妻「いいじゃん! 二人がくっついてくれたら、私たちも嬉しいよね♡」

 と、こんな具合で、友人はきっと旦那様と一緒に、素敵な男性を喜んで紹介してくれるでしょう。新婚カップルの会話を盛り上げる一ネタにもなりますね。

 そして、紹介される日の食事の席では、自分・紹介される男性・既婚の友人と旦那様の4人でWデートのような形になるので、さぞかし奥様方も楽しめるはず。

「女子会するなら既婚女性と」これが結婚への近道です。独身女子同士で婚活の傷を舐め合う女子会をしたところで、誰も紹介してくれませんから。

 それから間違っても、夫婦仲がうまくいってなかったり、仕事と子育てに追われて疲弊している既婚友達には、紹介を頼んではいけません。そんな余裕ないですからね。

3. 管理職以上の男友達

 経営者や管理職など、職場に自分の部下が多くいる男性もオススメです。

 彼らは自分の部下に対して「結婚して身を固めたら、もっと仕事に邁進するだろう」という期待があったり、もし自分の紹介した女性と結婚したら「自分に一生頭が上がらないだろう」というちょっとコワい思惑もあり(笑)、意外と積極的に紹介しようとしてくれます。

 もし、結婚相手に求める職種や勤め先の企業などが具体的にあるのなら、そこに属する男友達にターゲットを絞り、紹介をお願いしていくと早いです。実際にそうやって、自分が憧れている会社に勤務する男性に絞って紹介してもらうことを繰り返し、見事結婚した女性がいます。その彼女は今、セレブな奥様生活を送っていますよ。

 以上、この3タイプの人たちに「いい人を紹介して」とお願いすると、実際に動いてくれやすいです。

感謝を伝えよう

 紹介してもらったら、たとえその相手男性とうまくいかなくても「ありがとう」と感謝の気持ちを必ず伝えましょう。先述した通り、紹介してもらうまでに多大な労力をかけさせてしまっていますからね!

 くれぐれも、相手男性の悪口なんか言わないように。そんなことを言ったら、二度と誰も紹介されないでしょう。

 そして、もし紹介してもらった相手男性と結婚することになったら、結婚式には必ず招待し、なるべく前の方の席に座ってもらって、できれば祝辞を述べていただく……それこそが「愛のキューピッド冥利」に尽きると思います。

 そこからまた、一生のお付き合いが続いていくことでしょう。

田中絵音
記事一覧
日本合コン協会会長
一般社団法人日本合コン協会会長、恋愛アドバイザー。2000回以上の合コンイベントに携わり、男女の恋愛心理に精通する。また一児の母であり、ママ向けイベントを行う「東京ママパーティー」の主宰も務める。著書に「こじらせ男子の取扱説明書(トリセツ)」
(双葉社)など。
ブログXInstagram

関連キーワード

ラブ 新着一覧


初めての“女風”。セラピスト100人を熟考、相手の決め手となった一文は…
 パートナーなしの50歳独女ライター、mirae.(みれ)です。48歳で男性経験がないながらも、性的関心だけは人並み以上...
mirae.(みれ) 2024-09-15 13:53 ラブ
彼氏宅“おうちデート”で見るべき場所5選。「トイレが汚いのはダメ男」と納得できるワケ
 今回は、イイ感じの関係になっている男性からおうちデートに誘われたときに見るべき場所・ポイントを紹介します。部屋を見れば...
恋バナ調査隊 2024-08-25 06:00 ラブ
「ウチのは、過剰なルッキズム信仰」美に固執する妻からの“加齢臭いじり”に疲れ果てる54歳男性
「冷酷と激情のあいだvol.210〜女性編〜」では、結婚11年目を迎え、年齢に伴って見た目がどんどん老いていく夫に切実な...
並木まき 2024-08-24 06:00 ラブ
加齢臭も漂う夫は「ザ・おじいさん予備軍」。生理的に厳しいと訴える46歳女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-08-24 06:00 ラブ
夫の疲れたアピールあるある4選「はあ~疲れた~」って喧嘩売ってるの?
 夫の「疲れた〜」という口癖、無性にイライラしますよね。仕事後や家事の後に「はあ〜、疲れた〜」と言われると、「いちいち疲...
恋バナ調査隊 2024-08-24 06:00 ラブ
昭和脳の恋愛観プレイバック6選。アップデートしてますか?
 時代とともに移り変わっていく、恋愛観。令和の今では「はあ?」と思うような恋愛観が、昭和の時代には「そうそう」だったケー...
恋バナ調査隊 2024-08-24 06:00 ラブ
女優の早見あかり《幸せ》《感謝》を並べた離婚報告に違和感。“言葉どおり”になぜ受け取れないのか
 元ももいろクローバーメンバーで女優の早見あかり(29)が20日、自身のインスタグラムを更新し、離婚を報告した。 ...
『虎に翼』に共感。40歳の私が“夫婦のようなもの”を選択した理由
 8月22日に放送されたNHK連続テレビ小説『虎に翼』は、寅子(伊藤沙莉)と航一(岡田将生)が結婚を止め、“夫婦のような...
アラフォー夫婦が抱える不満の種。旦那のイラッ、妻のイライラッ6選
 幸せそうに見えるアラフォー夫婦にも、少なからず互いに不満はあるもの。しかし、大人であるゆえ「喧嘩にならないように」と我...
恋バナ調査隊 2024-08-23 06:00 ラブ
女風の指名に異変? 20代イケメンより30代セラピスト推しの人妻が増えるワケ【経験者談】
 今や女風(女性用風俗)は都内だけで100以上のサイトがあり、需要も定着しつつあります。  最初のうちは20代のイ...
内藤みか 2024-08-22 06:00 ラブ
不倫疑惑の夫を揺さぶるカマかけフレーズ6選。キョドったらクロ確定!?
「もしかしてうちの夫、不倫してる?」と疑いを持っても、スマホをチェックしたり尾行したりするのはハードルが高いですよね。 ...
恋バナ調査隊 2024-08-22 06:00 ラブ
不倫やらかして幸せになれると思うなよっ! サレ妻たちによる決死の制裁LINE10選
 夫に不倫されてしまった「サレ妻」の女性は、毎日悲しくて涙に暮れる日々を送っているかもしれません…。でも、中には、男性た...
恋バナ調査隊 2024-08-21 06:00 ラブ
40代でもマッチングアプリでモテる方法。“テッパン4つ”を試してから止めても遅くはない!
 平成中盤までは、「若者が出会いを求めて使うもの」という印象だったマッチングアプリですが、令和の今では、大人の世代もマッ...
恋バナ調査隊 2024-08-21 06:00 ラブ
彼氏の恋愛温度が低いワケ&3つの改善点 好きな感情は私だけですか?
 彼の恋愛温度が低くて、「自分だけが好きなんじゃないか」と不満や不安を抱いていませんか? そんな場合でも彼が悪いのではな...
恋バナ調査隊 2024-08-20 06:00 ラブ
経験人数、手をにぎにぎ、下ネタ炸裂…タカが外れたのか? 勘違い男たちの“婚活セクハラ”5選
 婚活をしている女性なら、1度はセクハラのような言動を受けた経験があるのではないでしょうか? 結婚を視野に入れた出会いだ...
恋バナ調査隊 2024-08-18 06:00 ラブ
旦那が突然家出!不倫、たびたび追い込まれる、夜のアレ…非常事態下で繰り広げられた夫婦のLINE
 ある日突然、旦那が家出したらどうしますか? 大喧嘩をしたなど、家出したきっかけが明確であれば別ですが、それ以外であれば...
恋バナ調査隊 2024-08-17 06:00 ラブ