“お前”と呼ぶ男性の隠れた心理6選! 彼はどんな気持ちなの?

孔井嘉乃 作詞作曲家・ライター
更新日:2020-09-22 06:00
投稿日:2020-09-22 06:00
 彼氏に限らず、男友達や上司から「お前」と呼ばれた経験がある女性は多いはず。「不快だな」と感じる女性も多い、この「お前」という言葉ですが、実は男性の隠れた心理が込められているようなんです。

「お前」と呼ぶ男性をどう思う?女性の意見

そんな男性の深層心理は?(写真:iStock)
そんな男性の深層心理は? (写真:iStock)

 あなたは「お前」と呼ばれた時、どんな気持ちになりますか? 顔には出さなくても、女性の心の中では複雑な感情が生まれることもありますよね。まずは、女性の意見を見ていきましょう。

下に見られているようで不快

「お前」と呼ばれるのを、不快だと感じる女性は多くいます。彼氏であればまだしも、あまり親しくない間柄の男性から「お前」と呼ばれると、「なんでそんなに偉そうなの!?」と、ついイラっとしてしまうことも。今や廃れた文化とも言える「男尊女卑」を、どこかしらで感じてしまうのかもしれませんね。

特になんとも思わない

 男性との関係性とは関係なく「お前」と呼ばれることを、特に何とも思わないという女性もいます。その多くは自分の父親や男兄弟などから「お前」と呼ばれてきた経験があったり、もしくは「呼び方うんぬんはどうでも良い」と思っているおおらかでざっくばらんな女性が多いです。

男っぽくて嬉しい

 多くの女性が少なからず不快感を感じるのに対して、逆に「男っぽくて嬉しい」という意見も。ただしこれは、彼氏や気になる男性から言われた時限定。やはり、親しくない男性からの「お前」という言葉は、ちょっと馴れ馴れしいと感じてしまう女性が多いのではないでしょうか。

「お前」と呼ぶ男性の隠れた心理6選

ポジティブな理由ならいいけれど…(写真:iStock)
ポジティブな理由ならいいけれど… (写真:iStock)

 男性との会話の中で「お前」と呼ばれると、良くも悪くもなんらかの感情が生まれます。でも、「お前」と呼ぶ男性の感情も、実はさまざま。隠れた心理を見ていきましょう。

1. 独占欲の現れ

 お付き合いを始めてから、彼が急に「お前」と呼ぶようになったのであれば、その多くは独占欲の表れから、そう呼んでいる可能性が高いです。男性は彼女のことを「自分の所有物」だと思いたい傾向にあります。その気持ちが、「お前」という言葉で表に出てしまうのです。

2. 怒りなどの感情の高ぶりから

 普段はきちんと名前で呼んでくれるのに、喧嘩をした時など怒りに任せて「お前」と呼んでしまう男性もいます。

 その瞬間、不快に思ってしまう気持ちはわかりますが、感情をコントロールできなかっただけのこと。つい呼んでしまった男性側も「しまった!」と、心の中では思っているかもしれません。あえて受け流して、喧嘩の原因となったことを解決させた方が良い場合が多いですね。

3. 恥ずかしさから名前やあだ名で呼べない

「お前」と呼ぶ男性は、恥ずかしさや照れから名前やあだ名で呼べない可能性もあります。長年連れ添った夫が、妻のことを「おい」とか「母ちゃん」と呼ぶのと同じ感じです。

 この場合、本当は名前で呼びたいと思っている男性も多いです。女性が自分から「こうやって呼んで欲しい」「なんて呼びたい?」など促してあげることで、スムーズに「お前」から脱出できると思います。

4. 女性を下に見ている

 男性の中には女性を下に見ているがゆえ、「お前」と呼ぶ方もいます。これは、たとえば年上の上司であったり、立場が明らかに上の男性に見られることが多いです。

 こう言った物言いをする男性は、プライドが高い場合がほとんど。明らかに見下されている場合もあるかもしれませんが、中には愛着を持って「仕方がないな」「放っておけない」というような感覚で「お前」と呼ぶ場合もあるみたいです。

5. 親しい間柄だと思っている

 男友達から、「お前」と呼ばれた経験がある人も多いでしょう。でも、どんな状況であっても、初対面の人に「お前」と呼ぶ人はほとんどいません。つまり、「お前」と呼ぶのは、あなたのことを親しい間柄だと思っている心理の表れでもあるのです。

 しかし、相手があなたに対して感じている距離感と、自分が感じる距離感は違うもの。不快だと感じるのであれば、勘違いされないように一線を引いたほうが良いかもしれませんね。

6. 男らしさをアピールしたい

 多くの男性は、女性よりも優位に立ち、男らしく強くありたいと思います。この感情が、「お前」と言う言葉に集約されているのかもしれません。

 知り合いなど、ほかの男性の前だけでそういった言い方をする場合には、「俺の彼女だ!」と牽制したい気持ちもあるのかもしれませんね。比較的、嫉妬深い男性によく見られる態度です。

 ついムッとしてしまう人もいるかもしれませんが、そこは一歩引いて男性を立ててあげると、心の中で感謝されるはずですよ。

男性がどんな気持ちで「お前」と呼ぶのか想像してみて♪

言いたいことは早めに伝える(写真:iStock)
言いたいことは早めに伝える (写真:iStock)

 アメリカの心理学者の研究によると、お互いに名前を呼び合うカップルはそうでないカップルに比べて関係が長続きするという結果が出ているそう。

 彼氏が「お前」というタイプの男性だったとしても、もしも「名前で呼んで欲しい」と気持ちがあるのであれば、できるだけ早いうちにしっかり伝えることも大切です。

 でも、その前に「どんな気持ちで彼は『お前』って言うのかな?」と想像してみると、彼の気持ちにもっと寄り添えるかもしれません。ぜひ、お互いを思いやって、大切な呼び方を決めてくださいね。

孔井嘉乃
記事一覧
作詞作曲家・ライター
3歳からピアノを始め、現在は作詞作曲家&シンガーソングライターとして活動中。2014年からウェブライターとしての活動を開始。得意ジャンルは美容、恋愛、ライフスタイル。コスメコンシェルジュ、日本化粧品検定1級、ベビーマッサージ資格、乳児心理+児童心理資格取得。
2016年、ママユニット「mamakanon」を結成。活動5年目にして、YouTube再生回数1,200万回達成。2020年、フレンチシンガーバイオリニストソングライターとのDuo「ellipsis」を結成。両者の絶対音感を活かしてカバー演奏などを行う。
1児のママ。特技は早起き。ウィスキーが好き。

◇孔井嘉乃公式サイトmamakanon公式 YouTubeチャンネルellipsis公式 YouTubeチャンネル

ラブ 新着一覧


犬系男子が増加中?「ワンコになりたい」理由を聞いてみた
 昨年「犬系女子」という言葉とともに、ワンコのように懐っこくてヨシヨシしたくなる系の女性が話題になりましたが、実は犬系男...
内藤みか 2024-01-25 06:00 ラブ
40代の実家暮らしは婚活に不利? 敬遠される納得の理由&3つの対処法
 婚活中は、相手にどう自分をアピールできるかが勝負です。できるだけメリットを増やし、デメリットを減らしておきたいところ。...
恋バナ調査隊 2024-01-25 06:00 ラブ
浮気を根に持ってない? あなたが彼氏に大事にされない理由
「彼氏にもっと大事にして欲しいのに、どうして私は大切にされないの?」  こんな風に感じた経験はありませんか? ...
若林杏樹 2024-01-24 06:00 ラブ
出た!既婚者男性の「離婚するから」は信じて大丈夫? 隠された本音は…
 既婚者である彼に「離婚するから」と言われて、不倫関係を続けている女性もいるでしょう。  でも、彼のその言葉を素直に信...
恋バナ調査隊 2024-01-24 06:00 ラブ
レス妻の後悔…マミートラックに直面し独身が羨ましくなる時
 セックスレスや婚外恋愛、セルフプレジャーをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。  結婚して子育てに奮闘...
まめ 2024-01-23 06:00 ラブ
オス殿は「女の健康状態」を嗅ぎ分ける!あなた自身を癒す香りとケアは?
 年始の賑やかさが落ち着くこの時期、胃腸に疲れを感じている人も多いのでは?  体の内側(内臓)が疲れていると、いく...
太田奈月 2024-01-23 06:00 ラブ
40女のパートナー探し 信頼できる男性と結婚するために大事な3つのこと
 40代で婚活中の女性は、結婚相手には見た目だけでなく「信頼できる男性」を探しているでしょう。  信頼できる相手なら生...
恋バナ調査隊 2024-01-23 06:00 ラブ
こいつは俺から離れない…男性が自信を手にする、なめられやすい女の特徴
 男性に「こいつは俺から離れない」と絶対的な自信を与えるべきではありません。男性が油断して、浮気したり雑な扱いをしたりす...
恋バナ調査隊 2024-01-23 06:00 ラブ
安心して…「結婚してから夫を好きになった妻たち」に共通パターン3つ
 世間では、結婚した途端に夫に対して愛がなくなってしまう妻たちが溢れています。恋人に求める魅力と、夫に求める魅力は違うと...
恋バナ調査隊 2024-01-22 06:00 ラブ
ラガーマンとの恋愛、あっちもこっちも心配!でも恋人にすべき3つの理由
 体格がよくて、見るからにいかつい体格のラグビー選手は、男らしく見えますよね! でも、強そうな見た目から恋愛は荒くて、怖...
恋バナ調査隊 2024-01-22 06:00 ラブ
「女性の裸ってそんなに美しいか?」着衣のまま行為に及ぶ40男の言い分
「冷酷と激情のあいだvol.178〜女性編〜」では、半同棲状態にある恋人のシュンさん(44歳・仮名)が、夜の営みの際に服...
並木まき 2024-01-20 06:00 ラブ
「着衣のままコトに及ぶなんて…」愛の営みが機械的すぎると不満炸裂な女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-01-20 06:00 ラブ
占い好きな女性がモテないって本当? びくびくしながら本音を聞いてみた
 女性が恋愛や結婚に悩んだ時、占いに頼る人は結構いるはず。でも実は、「占い好きな女性は男性にモテない」という噂が…。 ...
恋バナ調査隊 2024-01-20 06:00 ラブ
「A型の女=めんどくさい」に涙…男性が敬遠するポイントと対処法を解説
 血液型によって、ある程度の性格の傾向があると考える人は多いですよね。特に恋愛においては、A型の女性は「めんどくさい」と...
恋バナ調査隊 2024-01-20 06:00 ラブ
黒島結菜と宮沢氷魚の発表に賛否…「非入籍」のデメリットと続ける意義
“朝ドラカップル”がこのたび公表した「事実婚」が世間の注目を集めている。  女優の黒島結菜(26)が16日、俳優の...
アイドルオタク夫は許せるor許せない? 妻たちがブチ切れる境界線は…
 アイドルオタクの男性は多いですが、もしも自分の夫がアイドルオタクだった場合、とても微妙な気持ちになりますよね。本来、一...
恋バナ調査隊 2024-01-19 06:00 ラブ