ポジティブになるには? 前向き思考のメリット&簡単な方法

コクハク編集部
更新日:2020-10-11 06:00
投稿日:2020-10-11 06:00
 たとえ同じ環境で育ってきたとしても、人はそれぞれ性格が異なります。中には、ポジティブな友達を見るたびに、「羨ましい」と思っている人も多いのではないでしょうか。しかし、「あんなふうになりたい」と思っても、性格を変えるというのはなかなか難しいものですよね。そこで今回は、ポジティブになるメリットや、簡単にできる方法をご紹介します。

前向き思考って大事! ポジティブになる3つのメリット

ポジティブに行こう!(写真:iStock)
ポジティブに行こう! (写真:iStock)

 ポジティブな人に憧れを抱きながらも、今まで培ってきた考えや価値観を変えるというのは簡単なことではありません。しかし、ポジティブになれれば、大きなメリットを得ることができるんです。

1. 落ち込むことが少なくなり、楽になる

 ネガティブ思考の人は、何をするにも悪い方向に考えてしまうもの。「どうせ、頑張ったってうまくいかない」と考えれば、気持ちはどんどん下がってしまいます。そうなれば、自然と落ち込むことも増え、何事も心から楽しめなくなってしまうでしょう。

 しかし、「頑張ったらうまくいく」と、ポジティブに考えられるようになれば、自滅するようなことはなくなります。常に明るい気持ちをキープすることができ、なんにでも精力的に取り組むことができます。

2. 良いことが舞い込みやすくなる

 物事は、不思議と思った方向へと向かうもの。「失敗しそうだな」と思うと、「本当に失敗してしまった」なんて経験がある人も多いでしょう。ネガティブな人は悪いことを考えることで、悪いことを招いてしまう部分があるのかもしれません。

 逆に、ポジティブな人は良い方向に考えることができるため、自然と良いことが舞い込んできます。仕事も恋愛も、「うまくいくはず!」と思って行動することで、気がつけば願った通りの結果が手に入っていたということもあるでしょう。

3. 人間関係がスムーズになる

 ネガティブな人の中には、「人間関係がうまくいかない」と悩んでいる人が少なくありません。なぜなら、ネガティブな人は常に暗く近寄りがたい雰囲気を漂わせていて、周りに人が集まりづらいのです。

 その点、ポジティブな人はいつも楽しそうにしているため、人間関係がスムーズになります。誰だって、暗い場所よりも楽しそうにしている場所に「行きたい」と思うもの。仕事で困った時には、サポートしてくれる仲間も多いでしょう。

ポジティブになるにはどうしたらいい? 簡単な5つの方法

ネガティブな気持ちは書き出して整理(写真:iStock)
ネガティブな気持ちは書き出して整理 (写真:iStock)

「ポジティブになりたい」と思っても、多くの人は「性格だから仕方がない」と諦めてしまいます。しかし、本気で「自分を変えたい!」と思うのであれば、心向きや意識を変えることで、誰だってポジティブになることができます!ぜひ、これからご紹介する5つの方法を試してみてください。

1. 規則正しい生活を送る

 ポジティブになることと、規則正しい生活は関係のなさそうなことに見えます。しかし、どんなにポジティブな人でも食事をせず、睡眠不足の状態が続けば、精神が不安定な状態になってしまうでしょう。ちゃんと食べて、寝て、運動をして、心を健康な状態にしておくことは大切なことです。

2. ネガティブになったら紙に書き出して心を整理する

 どんなにポジティブな人でも、「嫌だな」と思うことは起こるもの。そんな時、それをどう受け止め、整理するかが重要。

 ポジティブになるためには、まずは嫌なことをきちんと受け入れることが必要です。ネガティブな気持ちになったら、まずは紙に書き出してみましょう。どんなことが起こり、どう嫌だったのかを書くことで、自分の気持ちと向き合うことができ、気持ちを吐き出すことができるはずです。

3. ポジティブな人と付き合う

 ネガティブな人の周りには、不思議と同じタイプの人間が集まります。そんな人たちが集まった時には、ネガティブな話で盛り上がっているのではないでしょうか?

「自分を変えたい」と思うのであれば、ネガティブな人たちとは距離を置き、ポジティブな人と付き合うことも大事。そうすることで前向きな考えや価値観に影響され、少しずつ意識が変わってくるはずです。

笑顔が一番!(写真:iStock)
笑顔が一番! (写真:iStock)

4. 小さな目標を立てて成功体験を増やす

 何をやっても「うまくいかない」と感じている人の中には、そもそもの目標設定が高すぎる人がいます。高い設定は悪いことではありませんが、叶わなければ「また、ダメだった」と、落ち込むことになるでしょう。

 ポジティブになるには、まずは小さな目標を立てて成功体験を増やしていくことがおすすめ。「今日中に、このデータを入力する」「今週中に◯本のアポを取る」といった、必ず叶えられる目標を立てて成功体験を増やすことで、モチベーションを高めることができるでしょう。

5. 笑顔を意識する

 いつも笑顔でいる人のところには、自然と人が集まって良いことが舞い込んできます。辛い時、苦しい時には、ついつい厳しい顔をしがちですが、そんな時こそ笑顔を意識してみましょう。

 笑顔は、ポジティブに切り替えるスイッチになります。辛い時にも笑顔で口角を上げることで、「あれ、意外と平気かも」と、気持ちが切り替えやすくなります。

ポジティブになれば、仕事も恋愛ももっと楽しめる♪

きっと毎日が変わるはず(写真:iStock)
きっと毎日が変わるはず (写真:iStock)

 人それぞれ、生まれ持った性格があります。しかし、性格や考え方、価値観というのは意識次第でいつだって変えることができるんです。「自分を変えたい」と思っている人は、こちらを参考にポジティブ思考に切り替え、自分を変えていきませんか? きっと、仕事にも恋愛にも良い影響が出てくるはずですよ♪

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

ライフスタイル 新着一覧


朝立ち、オマン湖、チンチン!普通の会話なのに下ネタかました的なLINE
 普通に会話しているだけなのに、相手からしたらどう考えても下ネタにしか聞こえない言葉ってありますよね。引きつった相手の表...
大谷の“一平ちゃん騒動”で不安 友人との金銭トラブルQ&A~弁護士解説
 ドジャースの大谷翔平(29)の専属通訳を務めていた水原一平氏(39)が、違法賭博に関与したとして球団から今月20日、電...
【スナック超入門編】どんな場所?若葉印のホステスが実感する5大特徴
 みなさんは、そもそも「スナック」がどんなところかご存知でしょうか?  キャバクラやガールズバーとは何が違うの?...
高級クラブのホステス→ギャラ飲み嬢に 面識なしで突然10万円ギフトが…
 経営者や著名人、人気のインフルエンサーも利用する「ギャラ飲み」なるサービスって知っていますか? 東京都内のみならず、全...
「正しくないこと」が「美しくない」とは限らないと知った
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
松田聖子まさかの中大法学部を卒業! 通信制の学び直しで成功する人は?
 先日、歌手の松田聖子さん(62)が中央大学法学部の通信教育過程を卒業したことが話題になりました。近頃、通信制大学で学び...
瞬き厳禁! 春到来の歓びを表現する黒“たまたま”を見逃すな
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
スタレビの名曲が聞きたい!仏教と深い関係のある「木蓮」とその仲間たち
 猫店長「さぶ」率いる我が愛すべきお花屋は、ただいま卒業式や送別など春特有のイベント仕事で、いつにも増して花まみれの毎日...
“炎上常連”麻生さん級の「ルッキズム失言」していませんか?
 最近、よく耳にするのが「ルッキズム」という言葉です。政治家や芸能人が、何気なく言った一言で「ルッキズム発言だ」と叩かれ...
女の敵は女だから?忘れた頃にぼっ発する「専業主婦論争」をガチで考える
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方などをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。  X(旧Twi...
職場の同僚ランチが苦痛すぎる…一人の時間を確保する4つの冴えた処世術
 業務内容へのストレスより、職場でのランチタイムが苦痛という人は多いですよね。正直、仕事で疲れているのに、休憩時間まで同...
離婚→シンママになり、心底よかったこと4つ 我慢は美徳っていつの話?
 世間では、離婚してシンママになった女性に対して「かわいそう」「大変そう」といったイメージがあるかもしれません。  で...
春まであと少し?
 残雪の甲斐駒ヶ岳を背にすっかり葉も落ちた葡萄畑  春まであと少しが意外と長い
春のお花と記念撮影にゃ! ウサギみたいなしっぽの“たまたま”
 きょうは、ウサギ君みたい! しっぽの短いにゃんたま君に出逢いました。  しっぽが短い猫は長い猫と比べると、臆病で...
ほっこり癒し漫画/第70回「すぷりんぐファミリー」
【連載第70回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
男と女の物語、だからこそ「娚」の当て字が使われた
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...