バチェロレッテに学ぶ!「運命の男」を選ぶためのポイント

内藤みか 作家
更新日:2020-10-15 06:00
投稿日:2020-10-15 06:00
 依然人気の恋愛リアリティーショー。近頃は、女性が大勢の男性のなかから1人を選ぶという逆バチェラー形式も出ています。こうした番組ではどの男性を残し、どの男性とサヨナラするか、選択に迷うシーンが多々出てきます。セレブ美女の選択から、運命の男性を選ぶコツを学んでみました。

女性はセレブ級の美しさ

 大勢の男性の中から最愛のひとりを選ぶ、という恋愛リアリティーショーの「かぐや姫と7人の王子たち」(AbemaTV)。7人の男性たちと共同生活を送り、視線を独り占めするという、まるで乙女ゲームのような素敵な設定でした。そして10月9日より、いよいよ「バチェラー」の逆版である「バチェロレッテ」(amazonプライム)が満を持してスタート! こちらはなんと、17人の男性に囲まれています。

「かぐや姫……」ではモデルなお嬢様が、「バチェロレッテ」ではモデルでスポーツトラベラーのお嬢様がご出演。どちらも大変お美しいかたで、実家がホテルを所有されていたり大地主だったりと、生まれながらのセレブさを備えていて、世界のあちこちに足を運んだ経験を持ち、しかも優しく賢いのだから、非の打ちどころがありません。

本音で話をしているか

 そんな彼女たちと結ばれることを夢見て、集まってきた男性たち。社長もいれば役者やシンガーもと職業はさまざまです。番組では、セレブな彼女たちが果たしてどの男性を落としていくかが見どころとなっていて、そこには実際の恋愛にも応用できそうなチェックポイントがたくさんあります。

 まず、彼女たちは「男性たちが本音で話しているか」を見ています。男性のなかには、彼女に好かれようと嘘をついてごまかしたり、うわべだけのお世辞でその場を盛り上げようとする人も。番組を見ていると、本音で話をする男性とそうでない男性の差は明らかで、かっこつけずに自然に会話ができる男性が優先的に選ばれていました。

自分に好意を持っているか

 そして忘れてはいけないポイントは、「自分に恋愛感情を持ってくれているか」です。どんなに素敵な男性であっても、愛がなければ何も始まりません。目の前の女性そのものではなく、その向こうにあるセレブな生活だけに憧れているような男性を彼女たちは必要としません。

 番組でも、自分のアピールばかりに精を出して女性を思いやることを忘れる男性が続出していましたが、見事に落とされていきます。ほかの男性たちと火花を散らしながらも、女性を大切にし、守ることやエスコートすることを優先できる男性こそがセレブ女性に愛されるのです。

人生に真剣か

 そして大切なのは人生観。恋人や婚約者になったら長く一緒に過ごすわけですから、彼の「人生計画」も知っておきたいところ。番組でも、自分の人生の目的や将来の仕事の目標などを尋ねられたときに言葉に詰まる男性がいましたが、そこを彼女たちは見逃しません。

 人生に本気で挑んでいたら、目的や目標を常に自問自答しているはずなので、即答できるはずなのです。ただ毎日を流して過ごしていると、深い質問にはなかなか答えられません。自分のどういう力をどのように世の中に役立てていくかを考えられる社会的意識の高い男性が、セレブ女性に高く評価されるのです。

最もチェックしたいのは真心

 番組の中では、女性を喜ばせようと男性たちがあの手この手でアタックしてきますが、豪華な品よりも効果があったのは、「素朴であってもその男性の想いがしっかり伝わるプレゼント」でした。お金よりも時間をかけてくれた手作りの品に、深い想いを感じるのです。

 女性の心を動かす贈り物には、必ずと言っていいほど愛情もたっぷり詰まっています。その女性にぴったり似合うプレゼントを渡すことができる男性は、その人のことをしっかり理解できているということになります。なので、女性も「そんなに私のことをわかってくれているなんて」と、感動できるのです。

 自分を愛してくれるたったひとりの大切な人を間違えずに選ぶためにも、その男性の生きざまや愛情深さ、そして正直さは外せないポイントなのです。複数の男性の間で心が揺れた時には、彼女らの選択眼を参考にしながら、間違えずに選択していきたいものです。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

関連キーワード

ラブ 新着一覧


貴女の度数は? フェロモンジャッジに挑戦! 相性抜群のメンズ香水も♪
 素敵な女性はいい香りがする――。  そう感じるのは、肌から放たれるフェロモンの効果。フェロモンが高まると色気だけ...
太田奈月 2023-09-19 06:00 ラブ
結婚指輪の支払い、どっち!? 左薬指を見るたびにモヤっとするのは嫌…
 結婚指輪は、夫婦の証としてお互いが指にはめる大切なジュエリー。でも、疑問に感じるのが「結婚指輪の支払いをどっちがするの...
恋バナ調査隊 2023-09-19 06:00 ラブ
イチャイチャ希望! あくまでも自然に「彼氏をムラムラさせる」大作戦
 いくら付き合っているとはいえ、女性から彼氏に「セックスしよ!」とは言いづらいですよね。そんな会話ができるのは、カンチと...
恋バナ調査隊 2023-09-18 06:00 ラブ
「人の彼氏を好きになっていた…」後悔しないための行動と失うもの
 人を好きになる気持ちは、自分ではコントロールできないですよね。でも、もしも好きになった相手が人の彼氏だった場合、コント...
恋バナ調査隊 2023-09-18 06:00 ラブ
「妊娠も嘘なんでしょう」虚言癖の恋人を蔑みながら付き合う男の計画
「冷酷と激情のあいだvol.160〜女性編〜」では、恋人・トシさん(仮名)に対して、年齢のみならず、さまざまな嘘をついて...
並木まき 2023-09-16 06:00 ラブ
「38と偽って」妊娠捏造、処置代カンパ…息を吐くように嘘をつく40女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-09-16 06:00 ラブ
察してちゃん、ずるくない!? 既婚者の彼が「別れたいサイン」で濁すワケ
 現在、既婚者の彼と不倫中の女性もいるでしょう。ただ既婚者の中は、関係を終わりにしたくてもハッキリ「別れよう」と言えない...
恋バナ調査隊 2023-09-16 06:00 ラブ
金持ちと結婚=幸せとは限らない? 意外と高い離婚率のワケ
 女性なら、多くの人が憧れる「玉の輿婚」。一見、経済的にゆとりがある結婚生活は、幸せでいっぱいのように思いますよね。でも...
恋バナ調査隊 2023-09-15 06:00 ラブ
チェリーな童貞男子ついに4割に…! あえて付き合うメリットとデメリット
 童貞男性は、私たちの想像以上に大勢います。出会った男性が童貞だったケースも実は結構あるものなのです。  童貞男性と付...
内藤みか 2023-09-14 06:00 ラブ
他人様に相談しにくい性事情、彼氏の“性欲”がつらい場合はどうする?
 いくら仲が良くても、彼氏との性事情は友達に相談しづらいですよね。 「つらい」と感じていても、1人で抱え込んでいる女性...
恋バナ調査隊 2023-09-14 06:00 ラブ
「どんな人がタイプなの?」紹介で“好みの男性”に巡り合うベスト返答
 年齢が上がってくると出会いの数も減ってきてしまいますよね。 「いいな」と思った人にはすでにパートナーがいたり、そ...
若林杏樹 2023-09-13 06:00 ラブ
元々彼も元彼も今彼も気がつけば…「モラハラされやすい女性」特徴5つ
 モラハラ男とは恋愛も結婚もしたくありませんよね。でも、元彼からも今彼からもモラハラを受けるのであれば、あなた自身になに...
恋バナ調査隊 2023-09-13 06:00 ラブ
恋愛めんどくさい!? モテるがゆえに逃げたくなる5つの瞬間があるらしい
 きっと誰もが1度は「モテモテの人生を味わいたい!」と思った経験があるでしょう。でも、モテたらモテたで悩みが尽きないみた...
恋バナ調査隊 2023-09-12 06:00 ラブ
夫に「他の男性としていい?」と聞いたら…レス9年目夫婦の現状は玉虫色
 以前からこのコラムでお伝えしていますように、筆者の夫婦はセックスレス状態がかれこれ8年間ほど続いています。  女...
豆木メイ 2023-09-12 06:00 ラブ
たとえ“出会いの主流”でも「マッチングアプリを使わない」納得の理由6選
 異性との出会いにマッチングアプリが欠かせなくなった時代ですが、世の中にはまだまだ「マッチングアプリは使わない」と言う女...
恋バナ調査隊 2023-09-11 06:00 ラブ
墓場まで持っていく覚悟で…不倫カップル「密会デート」スポット5選
 既婚者の男性の70%、女性の30%が経験済みといわれているのが、不倫。読者の女性の中にも、もしかして不倫をしている方が...
恋バナ調査隊 2023-09-11 06:00 ラブ