夫と子供とどちらを助けるか?
「何かのトラブルがあって夫か子供かどちらかしか助けられない状況ならどちらを助けますか?」
講演やカウンセリングなどで私がよくする質問です。
ほぼ100%近くの女性が「子供です」と即座に答えています。迷う間もなく返答しているなんて男性からすれば寂しい話かもしれませんね。
夫婦円満の秘訣として「もし何かあった時は迷わずあなたを助けるわ」という小話をさりげなく伝えていると、男性はとても喜びます。
もちろん本心でなくてもかまいません!
妻と子供なら迷わず妻を助ける夫たち
「何かのトラブルがあって妻か子供しか助けられない状況ならどちらを助けますか?」
この同じ質問を男性にしてみると、女性の回答とは全く逆でほとんどの男性が“妻を助ける”と答えたのでした。
妻を助けないと言った男性たちは、総じて離婚を視野に入れて生活をしている超不仲なご夫婦のみだったのです。ここをベースに考えますと、結婚をして子供がいなくても仲良し夫婦は十分に成立すると言うことです。
夫にとって妻はかけがえのない存在なのです。
浮気常習犯の男たちも妻が大切
妻との間に子供がいない自営業のAさん(45)。
仕事が順調な男性が、正妻以外に愛人を作るというのはよくある話ですが、一軒家を購入し自分より10歳も若い彼女との間に子供まで生ませていました。
Aさんのスマホのフォルダには子供の写真しかないほどの子煩悩。
それなら妻と離婚して、子供を産んだ彼女と一緒になるという選択肢について聞いてみたところ「子供は確かに可愛いですが、ボクは妻が大好きなんで離婚はしません」という、女性には理解できない答えでした。
53歳の自営業のBさんのケースは、社会人になって独立したふたりの娘さんの父親です。
最近23歳の若い彼女ができて楽しそうな様子ですが、「嫁バレ」したくないのでデートは月に3回までと決めていると言います。
そのお二人にも、嫁さんと子供のどっちを助けるという究極の質問をしてみました。
3歳の子供さん持つAさん。成人した二人の娘さん持つBさん。揃って「嫁さんを助けます」と答えたのでした。
Aさんは「こんな言い方はひどいかもしれませんが、子供はまた作れるかもしれません。でも妻はこの世にひとりしかいません」
Bさんは「子供たちはもういい大人なんだから自力でなんとかしてもらう」と淡々と話してくれました。
お二人とも浮気をしているのに奥さんが大切なのです。
まとめ
女性の子供への愛情と男性の子供への思いには歴然と差があるということです。
離婚して子供と離れて会えない暮らしをしている父親は多いですが、そのことを悔やんで涙しながらお酒を飲んでいる男性を見たことがありません。
その逆に子供を手放してしまった母親は、どれほど年月が経っていても後悔を引きずっているものです。
それに引き換え、子供より妻が大事と言い切る男性たち。
妻とは女性が思う以上に大切な存在なのです。
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