風水で地位高し!心身を癒す神秘の花“シンピジューム”の威力

斑目茂美 開運花師
更新日:2020-11-25 06:00
投稿日:2020-11-25 06:00

シンピジュームの種類はさまざま

 お歳暮のシーズンの今頃から年末年始にかけて、色とりどり、たくさんの種類のシンピジュームの花鉢がお花屋さんの店頭に並び始めます。

 カトレアやパフィオ、デンドロなどの4大ランの一つであり、切花としては周年出回るシンピジュームは、冬の時期のお花屋さんにとって花鉢のエース級のお歳暮商材です。

 ピンクや黄色、グリーンなどの明るい色から、茶色やエンジ色などのシックなお色と種類も豊富。割とお求めやすい価格でありながら、シンプルで派手すぎず大きな花姿、育てやすく長持ちという良いことずくめのシンピジューム。

 お歳暮シーズンは、そりゃあもう爆売れでございます。

 花は1カ月をゆうに超える驚異の日持ち。見た目もお値段以上の見栄え。そして何より管理が簡単! 売れない理由が見当たりません。

 大事な方へのプレゼントはもちろんではございますが、「自分のために買う蘭の花」というイメージが強いのも、シンピジュームの人気の要因のように思われます。

風水の中でも位の高い花

 胡蝶蘭やカトレアに代表される「ラン」は、風水の中でも位の高い花だと言われているのでございます。

 中でも、白いシンピジュームはアナタのお家の北側に飾ると家族運や仕事運をアップしたり、北向きの玄関に飾ると「陰」の気を払い、落ち込んだ気分を吹き飛ばすと申します。

 確かに、店先に明るく快活なイメージのシンピジュームを置いておくと、目に触れるたびに疲れた体がなんとなく元気に。気分も新たに年末を頑張って乗り切れるのも、シンピジュームのおかげかしら?なんて思ったりもいたしますのよ。

シンピジュームの鉢はどうやって管理するの?

 シンピジュームは、冬の間は室内の暖かいところで管理をお願いいたします。

 といっても、暖房のないところの方が長持ちいたします。寒さには比較的強いので、お玄関なんていかがでしょうか?

 金運をはじめとする幸運の入り口である玄関には、明るい光と生きた正気を運ぶ運気の高いシンピジュームを置くこともオススメの一つ。これから迎える新しい年をラッキーにしてくれる年神様は、アナタのお家のお玄関からやってまいりますからね。お玄関の準備は抜かりなく。

 水やりは表面が乾いたらたっぷりと。長い葉の両端がなんとなく丸く縮んだように見えたら、水を欲しがっております。

 思いっきり、お水を飲ませてあげてくださいませ。水切れは、花枯れや蕾が開花せずに落下してしまう原因にもなります。くれぐれもお気をつけてくけてくださいませ。

最近のシンピジューム

和蘭(わらん)」という言葉をご存知でしょうか。「和蘭」をオランダと読んだアナタ。凄いですわ。

 あまり馴染みがない言葉とは思いますが、この「和蘭」というのは、アナタもおそらくご存知の馴染みのある華やかなシンピジュームと、日本国内に自生している春ランなどの渋〜いランと交配した「和」のテイストたっぷりの蘭のこと。近年、ボチボチ市場で出回ってまいりました。

 華やかさからはかけ離れた趣ではありますが、色も形も妙に渋く、花と花との間は少し離れていて花弁は楚々として上品。「侘び」を思いっきり感じる不思議なシンピジュームではございますが、どうやらガーデンシンピジュームとも呼ばれているようで……。ってことは「戸外で植え込みもOK! 越冬もOK!」ってことのようでございます。

 前述のビン底メガネのご婦人。彼女のお庭植えのシンピジュームは、来るべき時代の流行の最先端を察知していたのか……さすがでございます。

 どうです? シンピジュームのお話。水を切らしさえしなければ、長期間楽しめるお利口さんなお花でございます。

 花が終わった後どうするか……。

 そういえば、花が終わって葉だけになったので自宅のベランダに出したままのシンピジュームの鉢、たまに水しかあげてなかったのに健気にも花が咲いてましたわ!

 やっぱり凄いお花でございますよ。シンピジュームというお花は。

 神秘の花、シンピジュームの不思議な生命力がアナタにラッキーと元気を運んでくることを……遠いお空の向こうからお祈りしておりますよ〜。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


なんて経済的! タフでお得な花々5選。おしゃれ植物「ラックス」はゴミ捨て場でも美しく咲く
 本日も猫店長「さぶ」率いる我がお花屋に隣接している「ほっぽらかしラボ」(売れ残った二軍、三軍の花鉢商品の置き場)をボー...
もう嫌!「節約疲れ」する前に…ストレスなく試せる5つの貯金方法
「毎日毎日節約のために出費を抑えた生活をしていて、全然楽しくない」と感じているそこのあなた! それは、節約疲れが出てきて...
ツー“にゃんたま”撮影に成功!さらに茶色のイケ猫が…♡ 可愛いアクシデントあるある
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
お客は昔の恋人か? 傲慢な一言に「じゃあ、あんたがやってみろよ」と反論するか問題
 踊り子として全国各地の舞台に立つ新井見枝香さんの“こじらせ”エッセーです。いつでも、いついつまでも何かしら悩みは尽きな...
酔っ払い同士のLINEに爆笑! きのこたけのこ論争から記憶喪失コンビまで恥ずかしっ…
 人はお酒を飲むと日頃心に秘めている本音が出てきますよね。酔っ払い同士のLINEをのぞいてみると、本音同士の面白い会話が...
商店街で「縄張り荒らし」騒動が勃発! ムキムキお兄さんを近隣おじさまと奪い合う…顛末はいかに
 本コラムは、地元の“幽霊商店会”から「相談がある」と言われ、再始動の先導役を担う会長職を拝命することになったバツイチ女...
中年のニラが歯に挟まる問題。口内インフラも老朽化するのだ。治療は保険治療か、それとも自費か
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
ワーママも専業主婦も、みんな違ってみんないい。それでも女は“自分の収入”を持った方がいいと思う
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方をテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。
切ない…親の老いを実感したエピソード。ゴミ屋敷一歩手前、母の死から父の独り言が急増
 GWや年末年始など、長期休みに帰省する人は多いですよね。実家で過ごすと「懐かしい」「ホッとする」と感じ、心身ともに満た...
アラフィフ独女が『人事の人見』を見て思うこと。平成の働き方はもう通用しない…私たちはどう振る舞うべき?
 アラフィフ独女ライターのmiraeです。前回のコラムでもお伝えしたとおり、アラフィフである私は、氷河期世代として社会に...
夫のいびきがうるせえ! 約6割の人が悩んでいる睡眠問題、「対処法がわからない」は卒業しましょ
 眠い眠い眠すぎる! 「春眠暁を覚えず」昔の人はよく言ったもので、つい昼間でもうとうと…。  この眠気、我が家に関して...
2025-04-29 06:00 ライフスタイル
シッポがピン!「今日のご飯は鯛だニャン♪」ご機嫌“たまたま”たちが集結したよ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
脱「片づけられない女」宣言! この連休中こそ実行したい“断捨離”4つのコツ
 自宅の床には片方だけの靴下や、ぐちゃぐちゃのハンカチが転がり、デスク回りは書類と資料の山で作業するのも一苦労。そんなあ...
何気ない街の風景
 何気ない街の風景。  ここにいるよ…って呼ばれて振り返る。  心地良い風が吹いた。
【動物&飼い主ほっこり漫画】第95回「おーい! コテツ!」
【連載第95回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
夫よ「育休=自由」じゃないんだよ! 病む寸前まで追い詰められた女たちの叫び
 子供を出産してから、育休を取得する女性は多いですよね。また、出産後の妻を支えるために、育休を取得する夫は少なくありませ...