花好きな霊能者
とある著名な女性霊能者にお会いしたときのお話でございます。
散歩しているだけで地縛霊に取り憑かれる、いわゆる憑依体質の方の「浄霊」の現場に、どういうわけかワタクシひょんな流れで同席し、目の前にいろんな霊?が現れて、彼らの身の上話を伺う……という、なんとも面白い体験をしたことがございます。
少なくともワタクシとはまったく関係ない「浄霊LIVE」が終わり、ひと仕事終わった霊能者の先生との雑談の際、「あんたさぁ~、知ってる?」と、いきなり質問をされたのでございます。
先生 「あんた、花の中で一番位の高い花って知ってる?」
ワタクシ 「えーなんですか?」
先生 「そりゃぁ、あんた蘭って決まってんのよ~」
ワタクシ 「そうなんですね。やっぱり胡蝶蘭ですか?」
先生 「それもそうなんだけど、ちょっと違うんだな~。あのね、オンナっていうのは暮らしの中に絶対花を切らしちゃダメなのよ。切花だって根つきだってなんだっていいわよ。花の生気をもらってなきゃダメ。オンナが枯れるわよ。花を飾らないオンナっていうのは、ある意味いろんな運とか良運を取りこぼしてるって思った方がいいわよ」
ワタクシ 「先生、実はワタクシ花屋でございます」
先生 「あんたその割に、なんでそんな真っ黒な服着てんのよ」
ワタクシ 「黒は花屋のユニフォームみたいなもんですよ」
先生 「その色の服、すぐやめろ。そういえばあんたのクローゼット、引き出しを開けるとほとんど黒じゃない。やめな」
どうやらワタクシの何かが見える、初めましての霊能者の先生。ご祈祷が終わって美しい藤色の花柄のお衣装に着替えていらっしゃいました。
そういえば、以前にも「黒い服は喪服と一緒だからやめなさい」と言われたこともございましたわ。
ワタクシ 「で、先生、一番位の高い花ってなんですか?」
先生 「それはね、もちろん蘭の女王よ、あんた~! 昔、私が出したどれかの本の中にも書いた気がするわね~」
じらしますね!先生!……ということで今週は「ランの女王 カトレア」の解説でございます。
ライフスタイル 新着一覧