浮気、音信不通…恋愛のトラウマによる影響&克服する方法

リタ・トーコ ライター
更新日:2021-02-26 06:00
投稿日:2021-02-26 06:00
「恋愛はただただ甘くて楽しいもの」そんなふうに思えるあなたは、とても幸せな人かもしれません。実は、元カレの浮気や突然の自然消滅、モラハラ……などが原因で、恋愛に対するトラウマを持ってしまう人はたくさんいます。そこで今回は、トラウマによる影響や、克服する方法をご紹介します。ぜひ、この機会に元カレの無駄な置き土産を、取っ払ってしまいましょう!

恋愛にトラウマを抱えるとどうなる? おもな影響

「誰でも1つや2つ、辛い恋はあるでしょ?」そんなふうに思う人は多いでしょう。しかし、恋愛でトラウマを抱えると、その後の恋愛観がガラッと変わってしまう可能性があるんです。

男性を心から信用できず、疑ってしまう

 浮気や二股をされたなど、元カレに裏切られた経験がある女性は、男性を心から信用できなくなってしまいがちです。

 現在の恋愛がうまくいっていたとしても、「いつかまた浮気されるかも」と彼を疑い、不安な気持ちが募ってしまいます。中には、こっそり彼のスマホをチェックしたり、過度に束縛をしてしまう人も。そして、こういった行動が原因となって関係がうまくいかなくなり、「ほら、やっぱり裏切る」と思い、さらに男性不振に……と、負のスパイラルに陥ってしまうこともあります。

自分に自信が持てなくなる

 恋愛をするうえで、ある程度の自信は大切なものです。しかし、過去の辛い恋愛経験はすべて自分のせいだと思い込んでしまい、自分に自信が持てなくなってしまう人もいます。

 特に、元カレに心ない言葉を言われた経験がある方は、その言葉がフラッシュバックして「こんな自分だからダメなんだ」など、自己否定をしてしまいがちです。

恋愛自体に拒否反応が出てしまう

 過去の恋愛でトラウマを抱えてしまうと、「もう、あんな思いはしたくない」と恋愛に対して拒否反応が起こってしまう場合もあります。中には「異性と接することが怖い」「気持ち悪い」と、男性そのものを拒否してしまう人もいるようです。

恋愛のトラウマを克服する4つの方法

 恋愛のトラウマを克服するのは、なかなか難しいことです。どんなことが起こったのか、どのくらい傷ついたのかは人によって違うため、「確実に克服できる」という方法は、きっとありません。でも、どうにかしたいと思うこと自体が、克服への第一歩! 以下の方法を試してみましょう。きっと、なんらかのヒントになるはずです。

1. 心の中を紙に書き出してみる

 恋愛にトラウマを抱えてしまうと、原因となった恋愛自体を封印してしまいがち。だからこそ、「あの時、自分がどんな気持ちでいたのか」「どんなことが嫌だったのか」「どうしたら解決できたのか」など、心の中を紙に書き出してみましょう。

 客観的に見ることで、たとえば「彼も若気の至りだったのかな」「私もこんなところが悪かったのかな」ということに気づけたりして、頭の中が意外とクリアになるものです。

 それに続いて、「今度はこんな相手と付き合いたい」「こんなデートをしてみたい」など、恋愛へのポジティブな感情についても書いてみましょう。将来の恋愛への希望が、湧いてくるはずです。

2. 恋愛に急がず、自分磨きを行う

「◯才までに結婚したい」という人生設計があったり、友達に彼氏ができたりすると、つい焦ってしまいがちですが、恋愛に気持ちが向いていないのであれば、無理に急ぐ必要はありません。

 そんな時は、たくさんの人と出会い、毎日を楽しく過ごすことに重きをおきましょう。一歩引いた視点で男性を見ると、性格や価値観が合うかどうかを見極めやすくなりますし、恋愛対象ではない男性に対しては自分の意見を伝えやすいため、トラウマを克服するリハビリになるはずです。

 また、その間、自分のために自分磨きをするのもおすすめ。特に過去の恋愛で自信がなくなってしまった人にとっては、そんなトラウマを解消する手立てになるかもしれません。

3. 好きな人を信じる努力をしてみる

 過去のトラウマのせいで、好きな人を疑ってしまう……と悩む人は多いです。でも、そんな人こそ、今、好きな人を信じる努力をしてみましょう。

 当たり前のことですが、今、目の前にいる彼は過去の彼とは別の人です。そして、過去の自分も、今の自分とは違います。些細なことで疑ってしまったり、不安に思う時には、できるだけ客観的に今の自分を見てみましょう。そうすることで、「この場合は、疑う必要なんてない」と理性的に考えられて、苦しい気持ちを鎮めることができますよ。

4. カウンセリングなどプロの手を借りるのもあり

 人によっては、過去の恋愛のトラウマによって長年苦しめられてしまう人もいます。「異性が怖い」など深刻な状態に陥っているのであれば、カウンセリングなどプロの手を借りて克服を目指してみるのもおすすめです。

 当然、カウンセラーをしてくれる人は他人であり、その道のプロですから、冷静に話を聞いて解決案を提案してくれたり、良い方向へと導いてもらうことができるでしょう。

トラウマで傷ついた過去は変わらない! 一歩踏み出してみて

 恋愛によるトラウマはとても辛いものですが、逆を返せば、相手を本気で好きだったからこそ起こるものでしょう。しかし、過去の恋愛にその後の人生まで振り回されるのは、なんだか悔しいですよね。

 だからこそ、トラウマのせいで男性を信用できなくなったなら、今の彼を思い切り信用する努力をしてみる。自信が持てなくなったなら、頑張って自信を持てる自分になる、など、逆のことをしてみてはいかがでしょうか? そうすることで、過去の自分の辛い経験を消化することができ、いつの間にかトラウマを克服できるようになると思います。

 ぜひ、一歩踏み出して幸せな恋愛をしてくださいね!

リタ・トーコ
記事一覧
ライター
引きこもり既婚ライター。夫とのゆるい幸せを楽しみつつ、つい浮つく。類は友を呼ぶのか、周りに似た友人が多い。人生1回きり。興味に負け続ける女。好きな言葉は「自己責任」。

関連キーワード

ラブ 新着一覧


「無駄が多すぎる!」だらしない妻に限界寸前の38歳夫。つけっぱなし、出しっぱなし…貯まらないお金にため息
「冷酷と激情のあいだvol.276〜女性編〜」では、日々の出費に細かく指示を出す夫が、その裏では自分だけマッサージやサプ...
並木まき 2025-12-13 11:45 ラブ
「夫の節約は間違ってる!」“おつとめ品”は買いたくない39歳パート妻の不満。働いているのは何のため?
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-12-13 11:45 ラブ
「ホテル集合で」って舐めてんの? クリぼっち女の心をエグるLINE3つ。父の優しさが逆にツラい!
 恋人がほしいシングル女子にとってのクリスマスは、独り身を強く実感する日ではないでしょうか? そうした中こんなLINEが...
恋バナ調査隊 2025-12-13 08:00 ラブ
「女の“賞味期限”が気になって…」幸せな一夜が地獄へ。37歳女性を襲った“残酷すぎる”言葉
 世の中、不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-12-12 13:21 ラブ
不安なのはわかるけど!恋愛でやっちまう悪い癖4つ。ネトストでプチ探偵化、スマホチェックは止められない
 悪気はないけど、後で思い返して自己嫌悪になるような“恋愛の悪い癖”。今回はそんな「無意識にやってしまう恋愛のこじらせ行...
恋バナ調査隊 2025-12-12 08:00 ラブ
妹が原因で“2回連続”破談に…。もう結婚は諦めるべき?(34歳、会社員)
 私は最近、彼氏と別れました。理由は私の家族です。私の妹は身体が不自由で病院にもかかっています。しかし、障害者雇用をして...
植草美幸 2025-12-11 11:45 ラブ
「お母さんに会いたい」イブの夜、SNSでの切ない願い。ぼっち女性の“自虐”投稿が生んだ小さな奇跡
 今年もクリスマスが近づいてきました。一緒に過ごす人がいない、と寂しく思っている人のために、ギリギリセーフで素敵な聖夜を...
内藤みか 2025-12-11 11:45 ラブ
なんであの子が!? 高収入男性が「最後に選ぶ女性」意外な4つの共通点。女子力はもう古い?
「絶世の美人というわけでもないのに、なぜ彼女が玉の輿に?」と思ったことはありませんか? 周囲でリサーチを行ったところ、“...
恋バナ調査隊 2025-12-11 08:00 ラブ
トホホ…全部ハズレ!喜ばれなかったプレゼント6選。ブレスレットで夫婦の危機、食料品は“オカンみたい”って!?
 男性に刺さるプレゼントを贈るのって難しいですよね。相手の好みを外してしまうだけならまだしも、場合によっては「もらっても...
恋バナ調査隊 2025-12-10 08:00 ラブ
「とりあえず付き合う」は古い? 恋愛経験ゼロの20代が増えた現代、私たちが見直すべき“たった一つ”のこと
 恋愛未経験の若者が増えているのに、社会だけが“古い常識”のまま止まってはいないだろうか。「まだ?」という何気ない一言が...
おがわん 2025-12-09 11:45 ラブ
プレゼントは自作ラブソング!? 心底がっかりした「クリスマス」事件簿5つ。元カノとLINEはやめてくれ…
 彼氏との素敵な思い出として、クリスマスを思い浮かべる女性もいるでしょう。しかし、その逆パターンもあるもの。「がっかりし...
恋バナ調査隊 2025-12-09 08:00 ラブ
あれ? 10歳上の彼が“おじいちゃん”に見えてきた…私が年上男を苦手になった4つの瞬間
 昔は「年上の男性って頼りがいがあって素敵♡」と思っていたのに、気づけば“苦手”になっていた…。恋愛経験を重ねるうちに、...
恋バナ調査隊 2025-12-08 08:00 ラブ
10年支えた彼と35歳で破局…女たちが燃え尽きた3つのエピソード。立ち直るにはどうする?
 仕事や恋愛に対して、ある日突然プツンと心の糸が切れてしまう「燃え尽き症候群」をご存知ですか? 今回は、恋愛で燃え尽きて...
恋バナ調査隊 2025-12-07 08:00 ラブ
45歳夫「月9万も出してるんですよ」生活費折半が不満。結婚のメリットは“家事の負担が減る”ことでしょ?
「冷酷と激情のあいだvol.275〜女性編〜」では、結婚5年目で家庭内において損得勘定の強い行動をする夫・マコトさん(仮...
並木まき 2025-12-06 11:45 ラブ
夫がセコすぎる! “家事代行代”は片方が負担するべき?「搾取され続ける関係はもう嫌」と呆れる42歳妻
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-12-06 11:45 ラブ
自分勝手すぎる!既婚者を「婚活アプリ」で見抜くポイント。自称“ペットを飼ってる”男性が怪しい理由
 先日、独身だと嘘をついて婚活アプリに登録して女性を騙した既婚男性に対し、裁判所が賠償金の支払い命令を出しました。 ...
内藤みか 2025-12-05 11:45 ラブ