キスの場所には意味がある♡ パーツ別に隠れた14の男性心理

リタ・トーコ ライター
更新日:2021-05-07 06:00
投稿日:2021-05-07 06:00
 恋人同士が愛情を伝えるために交わす、「キス」。実は、キスには場所ごとに意味があるのをご存知でしょうか? 今回は、厳選したパーツごとのキスの意味をご紹介。男性からのキスには、どんな心理が隠れているのでしょうか?

歴史的な「キスの格言」からはじまった? キスの意味

「キスをする場所には意味がある」と考えられるようになったのは、なんと1800年代。オーストリアの劇詩人フランツ・グリルパルツァーの「接吻」という作品の中で、「手・額・頬・唇・目・手のひら・腕&首」、7つの場所へのキスの意味を述べているところがあり、現代ではそれが発展して、さらに多くの意味が考えられているようです。

【基本編】キスの場所でわかる男性心理♡ パーツごとキスの意味

 まずは基本編! 彼氏はもちろん、家族や友達同士でもしやすいパーツへのキスの意味から見ていきましょう。

髪へのキス「愛おしい」

 髪へのキスは、相手に対して「愛おしい」という気持ちが込められています。性的な意味のキスではなく、日常的な愛情表現の一環でしている場合がほとんどでしょう。親子間でも、よく見られるキスですね。

 また、身長差があるカップルの場合、男性の唇が女性の髪に近いため、キスしやすいパーツでもあります。

おでこへのキス「友情」

 おでこへのキスには、「友情」を表す意味があるそう。とはいえ、日本では友達同士でキスする習慣はありませんから、やはり近い存在でなければ行いません。「信頼」を表すキスとも言えるので、相手が“良い関係”だと思っていなければしない場所です。

頬へのキス「親愛」

 海外では挨拶がわりに行われる頬へのキスは、「親愛」という意味があります。比較的ライトにできますし、女性から男性にもしやすいキスでもあるため、スキンシップの一環として常日頃行いたいですね。

手の甲へのキス「敬愛」

 洋画などでもよく見られる「王子様がひざまずき、お姫様の手の甲にキスをする」というシーン。このように、手の甲へのキスは「敬愛」を意味します。

 ただ単純に愛情を伝えるというよりは、「相手を尊敬している」という気持ちが含まれたキス。ただ、日本人で女性の手の甲にキスをする男性は、かなりキザな男性だと思いますが。

【恋愛編】キスの場所でわかる男性心理♡ パーツごとキスの意味

 次に、恋愛編! 何気なくキスしてくる彼の心の中は、誘惑したい気持ちや、深い愛情、独占欲など、さまざまな男性心理が隠れているのかも?

唇へのキス「愛情」

 定番の唇へのキスは、「愛情」という意味があります。唇は粘膜が触れ合う場所でもありますから、基本的に好意を持っている相手にしかしない場所です。

「キスをするだけで相性がわかる」とも言われますが、行程、長さ、深さなど、キスの仕方でストレートに相手の気持ちを知ることができます。ちなみに、唇にキスをすると幸福ホルモンの分泌が増えて寿命が伸びるという説もありますので、普段から積極的に行いたいですね。

耳へのキス「誘惑」

 耳へのキスの意味は、ずばり「誘惑」。耳は女性にとって感じやすい場所のひとつでもあるため、男性からされたらドキッとしてしまうパーツでもあります。

 彼氏から耳にキスをしてくる場合、「先に進みたい」「したい」という気持ちがあるので、ご準備を。出会って間もない男性からの場合、下心満載ですので注意しましょう。

首へのキス「欲望」「執着」

 キスマークがつけやすい首へのキスは、「欲望」「執着」の意味があります。“自分のもの”という心の表れですので、支配欲が強い男性がしたがるパーツかもしれません。

 また、うなじは女性らしさを感じさせるパーツ。男性がうなじにキスをするのは、「守りたい」というサインでもあるそう。ポニーテールなど、うなじが見えるヘアスタイルを男性が好むのもわかる気がしますね。

胸へのキス「所有」

 胸へのキスが表す意味は、「所有」です。胸にキスができる関係性であるということは、かなり親しい間柄なはず。首と同じく“自分のもの”という独占欲だけでなく、一途な愛情表現のひとつでもあります。

 逆に考えると、胸へのキスが少なくなっている場合、愛情不足で少しマンネリしているかもしれません。

背中へのキス「愛情の再確認」

 背中へのキスは、「愛情の再確認」という意味があります。体の中で一番無防備な背中へのキスを許してもらえるということは、相手が自分を信頼してくれている証拠。

 男性が不安や心配な気持ちがある時にキスをしてくるパーツでもあるので、たっぷりの愛情を見せてあげましょう。

腰へのキス「独占欲」

 腰へのキスは、「独占欲」の意味があります。男性が女性の腰を引き寄せる時を想像するとわかりますが、“自分のもの”だとアピールしたい気持ちが隠れているのです。

 また、腰にキスをするということは、服を脱いでいないとできない状態。自分しか見ることができない彼女の姿に、優越感を感じているかもしれません。

お腹へのキス「癒されたい」

 お腹に男性がキスしてくる時は、「癒されたい」という気持ちの表れ。女性のお腹の膨らみ、柔らかさは、まさに母性の象徴。本能的にお腹を触ることで、落ち着きを取り戻したいと思っているのかもしれません。彼がお腹にキスをする時には、思いっきり癒してあげましょう。

お尻へのキス「愛おしさ」「性的な欲求」

 お尻へのキスは、「愛おしさ」からくるキス。丸みを帯びたお尻は、女性らしさを感じさせるパーツのひとつ。お尻フェチじゃなくても、多くの男性が好んで触れたがる場所でもあります。

 単純に性的な欲求からということもありますが、どちらにせよ、愛情が興奮につながってキスをしている可能性大。

太ももへのキスは「支配」

 胸、お尻に続いて、男性が女性を感じるパーツが太ももでしょう。太ももへのキスは、ずばり「支配」。「あなたより上にいたい」という、プライドの高い男性の気持ちゆえ。

 キスだけではなく、さらにキスマークや歯形をつけるようであれば、“マーキング”のような感覚かもしれません。

足の甲

 足の甲へのキスは、「隷属(れいぞく)」、わかりやすくいうと、「言いなりになる」という意味があります。ちなみに、爪先へのキスは「崇拝」。ここまでくると、心も体も女性に尽くしたいという男性の気持ちがフルに出ちゃっている感じでしょうか。S気質の女性であれば、ピッタリかもしれません。

キスの場所で男性の気持ちがわかるかも♡

 愛情表現のひとつである「キス」。場所ごとにさまざまな心理が隠れていて、興味深いですね。いつもとは違う部分にキスをされた時、彼がどんな気持ちでいるのか、こっそり想像してみるのも面白いかもしれません。

 ちなみにキスの意味は、男女共通の部分も多くあります。彼にキスをする時、自分の隠れた深層心理にも気づくことができますね。ぜひ、彼とのラブラブな時間に確かめてみてください。

リタ・トーコ
記事一覧
ライター
引きこもり既婚ライター。夫とのゆるい幸せを楽しみつつ、つい浮つく。類は友を呼ぶのか、周りに似た友人が多い。人生1回きり。興味に負け続ける女。好きな言葉は「自己責任」。

ラブ 新着一覧


恋してないけど…結婚アリ?「恋愛感情ナシ婚」を選んだ人たちのリアルな本音と意外なメリット
 近年、「結婚に恋愛感情はいらない」といった考え方が広まりつつあります。特に婚活中の女性からすると、紹介された男性に短い...
恋バナ調査隊 2025-09-18 08:00 ラブ
ヒカルの“オープンマリッジ”宣言、結婚する意味ある?「自由が欲しい」に抱く違和感。妻の発言も本心なのか
 人気YouTuberのヒカルが、新婚わずか数ヶ月で「オープンマリッジ」にすると発表し、話題になっています。  オ...
豆木メイ 2025-09-17 11:45 ラブ
「俺抜きで楽しく過ごすの?」“君のため”は愛情か支配か。号泣と怒りを繰り返す30歳男のワナ
 最初は誠実で気遣いにあふれていた彼が、気づけば行動を制限し、自由を奪っていく——。「愛情」と「支配」の境界線とは?
おがわん 2025-09-17 11:45 ラブ
恋愛でメンタル崩壊→「ゴムに穴開けた」って何考えてんの? 女たちの“ヤバいLINE”エピソード
 恋愛は、人の心や感情を大きく揺さぶります。恋愛がきっかけでメンタルのバランスが乱れてしまう人も…。  今回は、「...
恋バナ調査隊 2025-09-17 08:00 ラブ
彼女が推しに大金、許せる? 恋人の“理解できない”お金の使い方を調査!「男が奢って当たり前」にイラッ
 恋人がなににお金を使おうと自由。ですが、結婚を考えたとき、金銭感覚の不一致は大きな問題になるでしょう。
恋バナ調査隊 2025-09-16 08:00 ラブ
妻の「専業主夫になれ」にウンザリ。罵倒にメンタル崩壊寸前の47歳夫、家事は手抜きのくせに…とため息
「冷酷と激情のあいだvol.263〜女性編〜」では、15年ほど前に子育てのためにキャリアを捨てた紀江さん(仮名)の憤りを...
並木まき 2025-09-13 11:45 ラブ
「節約なんて楽しくない!」専業主婦になった元バリキャリ妻の大きな後悔。23年の結婚生活で失ったもの
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-09-13 11:45 ラブ
どうせ疑われるなら――友人3人の絆が崩壊。束縛女、浮気男、略奪女…本当に悪いのは誰?
本当に悪いのは誰? 同期の絆を壊した“束縛妻”の暴言…くたびれ果てた男は「不倫」に逃げた
蒼井凜花 2025-09-12 11:45 ラブ
「裏アカに盗撮写真が…」彼氏がストーカー化。重すぎる愛がこじれた恐怖体験談
 彼女のことが大好きな一途な彼氏って最高ですよね。ところが、ある日を境にストーカー化したという怖い体験談が寄せられました...
恋バナ調査隊 2025-09-12 08:00 ラブ
ブームの“学び直し”は「恋のリスキリング」の絶好チャンス? 講座での出会いで陥りがちな落とし穴
「学び直し」をする人が増えています。これまでならカルチャースクールに通う程度だった熟年層の学びは、大学院に入り直したり、...
内藤みか 2025-09-11 11:45 ラブ
「私はペット代わりじゃない!」“犬ファースト”男が求める伴侶の条件。28歳女性が別れを決意した瞬間
 ペットは家族同然、大切にする気持ちは素晴らしい。けれど、その愛情が恋人関係をも上回るとすれば…? 
おがわん 2025-09-10 11:45 ラブ
許せない! 既婚男性が狙う女性の特徴「自信がない子は落としやすい」要注意の危険サイン6つ
 既婚男性が不倫相手に選ぶ女性には、いくつか特徴があるようです。「なぜか既婚者にばかり好かれる」「今まさにアプローチされ...
恋バナ調査隊 2025-09-10 08:00 ラブ
恋愛対象外です! 男が避ける“NG女”6つの特徴「あの人、キモくない?」は即アウト
 一般的に、男性は女性よりストライクゾーンが広いといわれています。ですが、そんな男性にも“許せない言動”があるようです。...
恋バナ調査隊 2025-09-09 08:00 ラブ
再婚希望の51歳男「アプリの女はレベルが低い」美女と会えない理由を“離婚成立前だから”と考える能天気さ
「冷酷と激情のあいだvol.262〜女性編〜」では、結婚22年目にして夫婦ともに離婚を決断したものの、手続きの面倒さ故、...
並木まき 2025-09-06 11:45 ラブ
48歳妻が1年以上“仮面夫婦”でいるワケ。結婚22年目「もっと若い頃に離婚していれば」と後悔する夏
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-09-06 11:45 ラブ
「小遣い月5万じゃ足りません」玉の輿婚を遂げた32歳妻、“メルカリ”バイトで見つけた嬉しい誤算
 世の中、不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-09-05 11:45 ラブ