ホテルでの逢瀬
――続けてください
「指定された部屋に入るなり、『久しぶり、今日はありがとう』と笑顔で迎えてくれました。時刻は平日の十八時。窓の外はオフィスビルが林立し、せわしなく働いているビジネスマンの姿が見えました。室内の中央にはキングサイズのベッドがあり、窓際には高級感ある大きなソファーとガラスのテーブルが設えてあります。
ソファーに並んで座り、コーヒーを飲んでいると、ふいに肩を抱かれました。その後、彼の顔が迫ってきて、あっと思う間もなく唇が重ねられて……。最初こそ、小鳥がついばむような優しいキスでしたが、徐々に舌を絡めあう濃厚なものになっていきました。互いの吐息がぶつかり合い、彼の手が乳房に伸びてきて……。
私「ン、ンンッ」と甘い声であえぎました。
もちろん、拒絶の声じゃありません。乳房を揉みしめる力が次第に強くなってきて……ブラの中の乳首がキュッと硬くなるのを感じて――。
彼がスカートの中に手を入れようとしたとき、私『シャワーを浴びさせて』と言ったんです。出かける際、シャワーは浴びてきましたが、少しでも綺麗な体を愛されたくて。
で、彼に『わかった』と言われて、シャワー室に入りました。裸になり備え付けのボディーソープで念入りに体を洗い、歯も磨いて、その後ふかふかのバスローブをまといました。彼に脱がされると思ったランジェリーは、自分で脱いでしまいましたが(笑)」
生の乳房を揉みしだかれ…
――続けてください
「その後、彼もシャワーを浴びました。私はベッドの中でドキドキしながら背中を丸め、身を縮ませていましたね。やがて、シャワー音が消え、バスローブ姿の彼が近づいてきたんです。
ベッドに入った彼は、背中を向けた私を後ろから抱きしめ、うなじにキスしてきて……そのうち、彼の手が乳房を揉みしだいてきました。先ほどとは違う、生の乳房です。
やわやわと揉みこねられ、時おり乳首をキュッと摘ままれて……あまりの心地よさに「ああ、いい……」と、久ぶりに男性に触れられる悦びに耽溺したんです。
やがて、私は仰向けにされました。バスローブがはだけて露出した私の乳房を見るなり、彼は『キレイだ』と褒めてくれて、乳首を口に含んだんです。
チュッと吸われ、生温かな舌で乳首を転がされる心地よさに、私は肩を震わせました。性感が研ぎ澄まされた体の奥から、熱い蜜がじんわりとあふれてくるのが分かったんです。
気づけば、私は彼の頭を掻き抱いて、乳房を押しつけていました」
続きは次回。
エロコク 新着一覧