でも、そんな方にこそおすすめしたいのが、「涙活」です。そこで今回は、涙で得られる効果について詳しくお伝えしていきます。
涙を流すことで得られるおもなメリット
まずは、涙を流すとどんな効果が得られるのかを見ていきましょう。
ストレス解消効果
涙を流すと、ストレスホルモンのACTHやコルチゾールなどのストレス物質が一緒に流れ出ます。
緊張を促す交感神経の働きが弱まり、リラックスを感じた時に優位に働く副交感神経の働きがアップするため、ストレス解消効果を得ることができます。
安眠効果
思い切り泣くと、どっと疲れますよね。これは、泣くことでセロトニンというホルモンの分泌が多くなり、体を強制的にリラックスさせてくれるからなのです。
質の良い睡眠にも繋がり、美容面や健康面にもプラスの効果を与えてくれますよ。
涙の種類がポイント!ポジティブな感情で流す涙が1番良い
涙活といっても、ただ涙を流せば良いということではありません。そこで、涙活のポイントを詳しく見ていきましょう。
涙の種類によっては意味がない
玉ねぎを切った時や目にゴミが入った時にも涙は流れますが、このような反射的に流れる涙や目を保護するための涙にストレス物質は含まれていないそうです。
肝心なリラックス効果を得られないので、これこそただの無駄泣きです。
ポジティブな涙が心のデトックスになる
では、どんな涙が良いのかというと、「嬉しい」「悲しい」「悔しい」など、感情が動くことで出てくる涙が最適なんです。
特に、他人の体験で感動を覚えた時、共感した時に出るポジティブな涙が一番良いです。なんと、涙1滴で1週間分のストレスを解消させる効果を得られるそうですよ。
少しでも涙が流れた瞬間、副交感神経が優位に立ったことを意味します。嗚咽するほど号泣しなくても良いので、あまり考えすぎずに気楽に涙活を始めてみましょう。
涙活におすすめのシチュエーション例!
涙活パーティーまで登場するほど盛り上がりを見せる涙活市場ですが、「とてもじゃないけど人前なんかで泣けない!」と思う女性は多いはず。
そんな女性におすすめできるシチュエーション例を用意しました。
次の日が休日の夜
涙活をするなら、次の日が休日の夜がおすすめです。ストレスや疲れが溜まりがちな金曜日の夜が最適かもしれませんね。
また、リラックスしやすくなるのは夕方〜夜にかけての時間帯ですので、この時間が狙い目ですよ。
1人の時
涙活パーティーを楽しむのも良いですが、入浴時など、1人の時に涙活を行うとよりリラックスできるでしょう。
部屋を暗くして好みのアロマを焚き、泣けるDVDを用意するなど、快適な「涙活環境」を作るようにするのも良いですね。
泣けない大人になっていませんか?
「あれ、最近いつ泣いたっけ?涙腺枯れたかな?」なんて思いながら、この記事を書いています。涙活にチャレンジしてみたい気持ちはあるものの、気恥ずかしさが先に立ちますね。
そんな私のようなタイプは、タスクにするのが一番かもしれません!
「涙活」を自分だけの密かなミッションにして、試しに次の休みの前日に取り組んでみてはいかがでしょうか?意外とハマってしまうかもしれませんよ。
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