嵐・櫻井翔は「30歳、まだ何でもできる」
24歳の生田が後輩メンバーと共に、妹グループに見守られながら自身の卒業ソングを披露した「ベストアーティスト2021」では、Creepy NutsのR-指定(30)とDJ松永(31)が、30歳の節目だからこそ書けたという楽曲「のびしろ」で、「俺らまだのびしろしかないわ」と軽快に連呼して見せた。同番組総合司会の嵐・櫻井翔(39)は彼らの曲紹介で「私が30歳になった時、ドラマでワインのきちんとした開け方を覚えました。30歳、まだまだ何でもできると思います」と実感を込めて語った。
10年在籍したし……と区切りをつける女性アイドルは多いが、SMAP以降のジャニーズ90年代デビュー組はすべて20年以上活動を続けている。
坂本昌行はV6在籍時からミュージカルを両立
卒業してミュージカルに本腰を入れると思われる生田だが、先日解散したV6のリーダー・坂本昌行(50)は長らくアイドル活動と並行し、ミュージカル俳優としても認められる存在になった。彼の高らかな生歌は伸びやかで、とてもアイドルとは思えない。V6としての歌唱時とは別人で、「アイドルがミュージカルに片足つっこんでる」などとは誰もいえないだろう。
坂本、長野博(49)、井ノ原快彦(45)の3人からなる20th Centuryは解散せず、これからもそれぞれアイドル活動と自身の極めた道を両立させるのではないか。
AKB48柏木由紀とSKE48須田亜香里が最後の砦
今月デビューしたキラキラ王道ジャニーズのなにわ男子も、メンバー7人中3人が24~25歳だ。それでも全身真っピンクな衣装に身を包み、あざと可愛くフレッシュさ満開だ。デビュー2年足らずでまだ新人の部類に入る超売れっ子Snow Manも、メンバー9人中7人が27~29歳でこれから長く活動することが予想される。
“女性メジャーアイドルグループ”で30代の現役はAKB48の柏木由紀(30)やSKE48の須田亜香里(30)などごくわずか。彼女たちはみんなが知っている全盛期のメンバーでもあり、「老害」だの「平均年齢押し上げてる」だのいわれながら、音楽番組で見る“女の子の集団”がどのグループであるか判別できる最後の砦となっている。
坂道メンバーにも、そんなしぶとさを今後見せて欲しい。
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